FC2ブログ

    「朝鮮民主主義人民共和国金ソンギョン外務省欧州担当副相の談話」:実は北朝鮮の国内問題、「一心団結」と継承、「第1副部長同志」と女の弱み、党創建75周年は (2020年6月17日 「朝鮮中央通信」)

    17日、「朝鮮中央通信」に以下。

    *********
    朝鮮民主主義人民共和国金ソンギョン外務省欧州担当副相の談話
    조선민주주의인민공화국 김선경 외무성 유럽담당 부상의 담화

    16日、EU外交及び安保政策担当行為代表スポークスマンは、我々の北南共同連絡事務所完全爆破措置を不当に非難しながら、緊張を激化させている全ての行動を慎めだの、誤解と誤判を避けるために通信線を開いておくことが必須的だの、朝鮮半島非核化のための対話再開を要求するだの、早い時期に核兵器のない朝鮮半島での信頼構築と恒久的平和確立のための持続可能な外交過程を再び始めなければならないだのつべこべと分不相応なことをほざいた。
    16일 EU외교 및 안보정책담당 고위대표 대변인은 우리의 북남공동련락사무소 완전파괴조치를 부당하게 걸고들면서 긴장을 격화시키는 모든 행동을 삼가하라느니, 오해와 오판을 피하기 위해 통신선을 열어두는것이 필수적이라느니, 조선반도비핵화를 위한 대화재개를 요구한다느니, 빠른 시일내에 핵무기없는 조선반도에서의 신뢰구축과 항구적평화확립을 위한 지속가능한 외교과정을 다시 시작해야 한다느니 횡설수설하며 주제넘게 놀아댔다.

    EUのこうした寝言のような言葉にはもうすっかり慣れているが、それでもEUの判別能力がこれほどだとは思わなかった。
    EU의 이런 잠꼬대같은 소리에 이제는 어지간히 익숙되였지만 그래도 EU의 판별능력이 이 정도일줄은 몰랐다.

    だからなのか、世界的版図で様々なことが全て起こっている時には口を少しも動かさず、我々につべこべ言うことができると、逃さず悪態を吐いているEU行いは憤激するよりも気の毒に思えてしまう。
    그래서인지 세계적판도에서 별의별 일이 다 터졌을 때에는 입도 벙긋 안하다가 우리를 걸고들 일감만 생기면 놓치지 않고 악청을 돋구어대고있는 EU의 행태에 분격하기보다는 안스러운 생각만 든다.

    現北南関係断絶の根源がどこにあるのかも分からず、自分の身から離れている朝鮮半島の「信頼構築」と「恒久的平和」太鼓ばかり陳腐に叩いているのが嘆かわしいだけだ。
    현 북남관계단절의 근원이 어디에 있는지도 모르면서 동에 닿지 않는 조선반도의 《신뢰구축》과 《항구적평화》타령만 진부하게 늘어놓고있는것이 개탄스러울뿐이다.

    我々人民の精神的核に触れたことに対する憤怒がどれほどなのか分かってむやみやたらと言葉は吐いているのか。
    우리 인민의 정신적핵을 건드린데 대한 분노가 어느 정도인지 알기나 하고 함부로 말을 내뱉는가.

    EUがこの場で一言言いたいのなら、我々人民が最も神聖視している最高尊厳をこともあろうに冒涜し、全ての人民を愚弄した人間の屑共を厳しく処分しろと南朝鮮当局に向かって注文しなければならない。
    EU가 이 마당에서 한마디 하고싶다면 우리 인민이 가장 신성시하는 최고존엄을 감히 모독하며 전체 인민을 우롱한 인간쓰레기들을 엄정처벌하라고 남조선당국을 되게 신칙해야 할것이다.

    過ぎた世紀、EUは我が国の自主権と生存権、発展権が重大に侵害されていることについては知らんぷりをしておき、我々が取っている自衛的な国防力強化措置については競って一件一件文句を言いながら、我々に対する誹謗を日常化してきた。
    지난 시기 EU는 우리 국가의 자주권과 생존권, 발전권이 엄중히 침해당하는데 대해서는 모르쇠하다가도 우리가 취하는 자위적인 국방력강화조치들에 대해서는 승벽내기로 사사건건 걸고들면서 우리에 대한 비방을 일삼아왔다.

    私はそれでも昨年末になって、EUの新指導部が国際問題で米国の対朝鮮圧迫政策に全的に便乗してきた前任者達とは異なり、公正性と客観性にある程度準ずるものという期待も持っていたことを隠さない。
    나는 그래도 지난해말 들어선 EU의 새 지도부가 국제문제에서 미국의 대조선압박정책에 무턱대고 편승해온 선임자들과는 달리 공정성과 객관성에 어느 정도 준할것이라는 기대도 가지고있었다는것을 숨기지 않는다.

    しかし、時間が流れるほどそうした期待はだんだんと消えている。
    그러나 시간이 흐를수록 이러한 기대는 점점 사라져가고있다.

    私は、公正性と客観性の普遍的原則に基づき、国際関係問題を正確に判別して取り扱うのがEUが国際舞台で一つの独自的な極になろうという構想を実現できる先決条件だと思っている。
    나는 공정성과 객관성의 보편적원칙에 기초하여 국제관계문제들을 정확히 판별하고 다루어나가는것이 EU가 국제무대에서 하나의 독자적인 극으로 되려는 구상을 실현할수 있는 선결조건이라고 생각한다.

    忠告しておくが、前後の分別もできず、やたらに我々に対して非難することにだけ熱を上げずに、EUの対朝鮮政策を至急、再定立することを要求している欧州の対朝鮮問題専門家の声に耳を傾けるべきである。
    충고하건대 앞뒤분별도 못하고 무턱대고 우리를 걸고들면서 비난하는데만 열을 올리지 말고 EU의 대조선정책을 시급히 재정립할것을 요구하는 유럽의 대조선문제전문가들의 목소리에 귀를 기울이는것이 좋을것이다.

    そのようにするのが、27個の国々で構成された地域的統合機構としてのEUの体を守る道だと思う。
    그렇게 하는것이 27개 나라들로 구성된 지역적통합기구로서의 EU의 체통을 지키는 길이라고 본다.

    主体108(2020)年6月17日
    주체109(2020)년 6월 17일
    平壌
    평양(끝)
    *********************

    トランプ、爆破に関して口を閉じているが、何か言えば、この種のコメントが出ると思うのだが、国内問題が忙しすぎて朝鮮半島には触れたくないのだろうか。核実験とICBMをやらなければ、トランプの大統領選に向けた実績は維持できるはずだし、下手に北朝鮮を刺激して、こうした行動に出られるよりも黙っているのが得策と考えている可能性がある。

    一方、北朝鮮も大統領選ではトランプに勝ってもらえば、一応、まだ「手を握っている」、「首脳同士の友人関係」を活かしながら朝米関係改善を進めていけると考えているのであろう。韓国は朝米関係に従属していると考えており、文在寅の「運転者論」突っつきながらも、現時点では何も期待をしていないようだ。

    「屑共のビラ飛ばし問題」で、米国の国内政治により朝米関係が停滞する中、韓国を動かそうとするのではと過去記事に書いたが、韓国側もついに怒りだしたので、それもできなくなった。文在寅演説に「第1副部長同志」がケチを付けたのもそうだが、大統領特使派遣の内幕を晒されたのは、青瓦台にとって許し難かったのであろう。

    韓国を怒らせれば、それを口実にさらに国内を団結させられる。この国民(人民)の目を外に向けさせて国内問題から目をそらさせる手法は、韓国が日韓関係を利用してやってきた。日本とて、とりわけ現執権者は、同じようなことをやっている為体だ。韓国や日本は、「一心団結」「一片丹心」の国ではないので、執権者がそのような手法を使うことはあるにしても、「一心団結」の国で「最高尊厳冒涜」で「一心団結」させる必要が出ているということは注意しておく必要がある。そもそも、たかが「屑共のビラ飛ばし」である。「北南合意第14条第2項に書いてある」と「第1副部長同志」は言っているが、そうだとしても昨日今日始まったことではないし、今回「屑共」が飛ばしたビラの内容が以前と比べて酷くなったわけでもない。「屑共」が飛ばしているビラは、卒業生が時々拾ってきて私にくれるのだが、見れば「最高尊厳冒涜」のオンパレードである。

    北南関係悪化の状況をこれほど早く、これほど正確に(北朝鮮の立場からではあるが)人民に伝えているというのは、やはり国内、人民と軍隊の「最高尊厳」に対する「一心団結」「一片丹心」を強化し、その過程で「第1副部長同志」の地位も向上させておくところにその目的があるものと思われる。

    「元帥様」が化学工場の竣工式に出てくるまでの期間、CNNが流した「体調悪化説」がまことしやかに拡散したが、どの程度であったのかは別とし、何らかの体調不良が「元帥様」にあった可能性は、その後の「第1副部長同志」を持ち上げる動きを見ているとあったのではないかと思われる。つまり、「元帥様」に何かがあった場合、その継承であれ代行であれする「白頭の血統」を人民に示しておく必要がある。今、「第1副部長同志」がやっていることは、「元帥様」を擁護する形を取りつつも、人民の目からすれば、「元帥様と同じ」に移るであろう。「元帥様」が登場した時も「将軍様と全く同じであられる」が枕詞だったので、「第1副部長同志」をその状態に近づけておく必要はあろう。

    特に、女である「第1副部長同志」には「弱さ」というハンディーがあるので、それを払拭するために「強さ」を演出し、人民軍にも「指示」を出すような人物像を作り上げているのであろう。

    党創建75周年は「経済建設で輝かせよう」がスローガンであるが、もしかすると「第1副部長同志」の大躍進で「輝かせる」ことも考えているのかもしれない。

    韓国は、その材料に使われいるわけであるが、適度に反発しながら、過度に刺激しすぎないという微妙なコントロールが必要になる。「元帥様」と微笑みながら悪手をする時よりも、文在寅の能力が試されているともいえる。米国選挙でトランプが勝てば、「春」は比較的早く戻ってくる。それまでの厳しい期間を以下に乗り越えるのか、それが文在寅の課題と言える。もちろん、トランプが負ければ、長い冬が続くことになりそうなのだが。

    「談話」と関係ないことをたくさん書いたが、欧州担当副相の金ソンギョンも名前からすると女性のようだ(やっと欧州に戻れた)。

    コメントの投稿

    非公開コメント

    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「크는 아바이(成長するオッサン)」

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.

          dprknow

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    Visitors
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    QRコード
    QR