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    「幼児教育、保育無償化」から朝鮮学校幼稚班を除外したことに対する非難を連日放送 (2019年10月22、23日 「朝鮮中央TV」)

    22日と23日、「朝鮮中央TV」で「幼児教育、保育無償化」から朝鮮学校幼稚班を除外したことに対する「朝日友好親善協会」と「朝鮮民主法律家協会」の「スポークスマン談話」をそれぞれ1回ずつ放送している。21日は「朝鮮海外同胞援護委員会」の「声明」も放送され、20日には日本閣僚の靖国参拝を非難する「朝鮮人強制連行被害者、遺族協会」の「談話」も放送している。

    靖国参拝を非難する報道は1度だけだが、「幼児教育、保育無償化」から朝鮮学校幼稚班を除外したことに対する非難を主体を変えながら連日、放送している点は興味深い。23日の「談話」では、安倍が提唱した「無条件の対話」については触れていないが、それ以前の3つの「談話」などでは、「図々しい」、「朝鮮の敷居を超えられない」、「永遠に蚊帳の外」などとしつつも、それに触れている点も注目しておく必要がある。

    朝米関係が悪化すると日本に接近するというこれまでのパターンからすれば、12月末までの猶予期間が近づいているときに、朝米関係が動いているときに日本を無視しておく姿勢から、日本を「意識」する姿勢への転換させている可能性がある。

    ハノイでの朝米首脳会談が決裂した後に、安倍が「無条件」を言い出したのは、7月の参院選で外交成果をアピールするためのパフォーマンスという側面と、朝米関係が悪化したときに北朝鮮が日本に接近するというパターンを意識したものだったはずだ。
    しかし、安倍が「無条件の対話」を言い出した5月末の時点では、依然として朝米関係は動いており、北朝鮮も日本を相手にしなかった。

    ところが、上記のように朝米関係改善の取りあえずの期限が迫る中、北朝鮮としては日本に対する「関心」を良くても悪くても湿しておく必要を感じている可能性がある。現段階では、「非難」一辺倒であるが、朝米関係を見ても、辛辣な非難の応酬が「親しい関係」に急変することも十分にあり得る。

    過去記事にも書いたが、日本の台風被害に関する報道を2回も放送していることも、それと関連している可能性も十分にある。

    「日本当局者」は、依然として「拉致問題は外交の最重要課題」と考えているのであれば、年末に至るまでの北朝鮮の動向をしっかりと見極めておく必要がある。

    日本語字幕付き。

    Source: KCTV, 2019/10/22


    Source: KCTV, 2019/10/23

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