「金正恩同志、平壌国際空港で習近平同志を迎接」:「第1副部長同志」とヒョン・ソンウォル、バンドエイド、怖い顔の肖像画、「錦繍山迎賓館」で格別扱いか (2019年6月21日 「朝鮮中央TV」)
21日、「朝鮮中央TV」で放送された「元帥様」が平壌空港で習近平を迎接したことに関する報道。『労働新聞』の記事が基本だが、動画報道作成にあたり、若干の文言が追加されている。
日本語字幕付き
Source: KCTV, 2019/06/21
コメントでも指摘されているように、出迎えの時点から「元帥様」は左手人差し指にバンドエイドを付けている。22日に『労働新聞』で公開された21日の昼食会、散歩などの写真では、バンドエイドはなくなっているように見える。
昼食後、バラ園で話をする「両国の最高領導者」

Source: 『労働新聞』、2019/06/22
平壌空港では、「第1副部長同志」は、「元帥様」の周りをちょろちょろと動いておらず、幹部と共に並んでいる。

Source: KCTV, 2019/06/21
一方、いつもなら「第1副部長同志」がやっている役割は、ヒョン・ソンウォルがやっているように見える。

Source: KCTV, 2019/06/21
「第1副部長同志」は、近くで「元帥様」の世話をする役割から、党幹部としての役割をするよう変更されたのかもしれない。習近平も「第1副部長同志」との挨拶には時間を割いているので、あのように立たせておいた意味はあろう。
また、空港に掲げられている「元帥様」の肖像画の顔が怖い。習近平は笑顔なのだから、「元帥様」も笑顔の肖像画を使えば良さそうなのに、なぜこのような肖像画を使ったのだろうか。これほど怖い顔をした「元帥様」の肖像画はあまりに出てこなかったので、もしかすると新たに描かれたのかもしれない。しかしよく見ると、この肖像画は古い「首領様」の肖像画の顔に非常に似せて描かれているようにも見える。

Source: KCTV, 2019/06/21

「錦繍山迎賓館」であるが、どうやら「百花園迎賓館」とは別の建物のようだ。文在寅訪朝の時の写真と比べてみると、違いが分かる。
建物正面、「百花園迎賓館」

Source: KCTV, 2018/09/22
建物正面、「錦繍山迎賓館」

Source: KCTV, 2019/06/21
入り口の背景、木がたくさん植えられている「百花園迎賓館」

Source: KCTV, 2018/09/22
ハレーションを起こしており分かりづらいが、木はあまりないように見える「錦繍山迎賓館」

Source: KCTV, 2019/06/21
自動ドアーの「百花園迎賓館」

Source: KCTV, 2018/09/22
手開きの「錦繍山迎賓館」

Source: KCTV, 2019/06/21
「錦繍山迎賓館」が新たに建てられたのかは分からないが、習近平を初めての国賓として「錦繍山迎賓館」迎え入れたとすれば、格別の扱いをしていることになる。今後、国賓が訪朝した時にどこを使うのか確認する必要がある。
日本語字幕付き
Source: KCTV, 2019/06/21
コメントでも指摘されているように、出迎えの時点から「元帥様」は左手人差し指にバンドエイドを付けている。22日に『労働新聞』で公開された21日の昼食会、散歩などの写真では、バンドエイドはなくなっているように見える。
昼食後、バラ園で話をする「両国の最高領導者」

Source: 『労働新聞』、2019/06/22
平壌空港では、「第1副部長同志」は、「元帥様」の周りをちょろちょろと動いておらず、幹部と共に並んでいる。

Source: KCTV, 2019/06/21
一方、いつもなら「第1副部長同志」がやっている役割は、ヒョン・ソンウォルがやっているように見える。

Source: KCTV, 2019/06/21
「第1副部長同志」は、近くで「元帥様」の世話をする役割から、党幹部としての役割をするよう変更されたのかもしれない。習近平も「第1副部長同志」との挨拶には時間を割いているので、あのように立たせておいた意味はあろう。
また、空港に掲げられている「元帥様」の肖像画の顔が怖い。習近平は笑顔なのだから、「元帥様」も笑顔の肖像画を使えば良さそうなのに、なぜこのような肖像画を使ったのだろうか。これほど怖い顔をした「元帥様」の肖像画はあまりに出てこなかったので、もしかすると新たに描かれたのかもしれない。しかしよく見ると、この肖像画は古い「首領様」の肖像画の顔に非常に似せて描かれているようにも見える。

Source: KCTV, 2019/06/21

「錦繍山迎賓館」であるが、どうやら「百花園迎賓館」とは別の建物のようだ。文在寅訪朝の時の写真と比べてみると、違いが分かる。
建物正面、「百花園迎賓館」

Source: KCTV, 2018/09/22
建物正面、「錦繍山迎賓館」

Source: KCTV, 2019/06/21
入り口の背景、木がたくさん植えられている「百花園迎賓館」

Source: KCTV, 2018/09/22
ハレーションを起こしており分かりづらいが、木はあまりないように見える「錦繍山迎賓館」

Source: KCTV, 2019/06/21
自動ドアーの「百花園迎賓館」

Source: KCTV, 2018/09/22
手開きの「錦繍山迎賓館」

Source: KCTV, 2019/06/21
「錦繍山迎賓館」が新たに建てられたのかは分からないが、習近平を初めての国賓として「錦繍山迎賓館」迎え入れたとすれば、格別の扱いをしていることになる。今後、国賓が訪朝した時にどこを使うのか確認する必要がある。