「<録画報道>敬愛する最高司令官金正恩元帥様をお迎えし金日成軍事総合大学創立60周年記念モランボン楽団講演開催」(2012年10月30日 「朝鮮中央TV」)
既に日本のメディアでも伝えられているが、李雪主さんが久々に公の場に姿を現した。李さんの妊娠説については、過去記事にも書いたが、「朝鮮中央TV」の「録画報道」に出た写真を見ると、その可能性も高い。
入場する金正恩夫妻。李夫人は階段の手すりに手をかけている。転ばないように気をつけているのであろうか。

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=12126
会場での拍手に答える金正恩夫妻。李夫人の下半身全体が太ったようにも見える。

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=12126
いずれこのモランボン公演の様子も「記録映画」か「実況録画」が公開されるであろう。李夫人の体型をさらに詳しくチェックするのも楽しみだが、モランボン公演を見るのも楽しみだ。静止画からも今回もまた派手な公演であることが分かる。ただし、演奏された曲目は、「録画報道」によると北朝鮮歌謡のみのようである。ただ、演奏曲目の中に「父母の青春時代」と「母の声」が含まれており、李夫人と関連がある可能性がある。いずれの曲も歌詞を聞くと例によって「母=朝鮮労働党」という構図の中の歌なのかもしれないが、特に前者は何か意味があるのかもしれない。
妊娠が明らかに分かる李夫人を公の場に連れ出したとすると、金正恩さんは子供についてもオープンにしようという考えがあるのかもしれない。李さんが妊娠していると分かれば、出産へ向けての国家的なカウントダウンが始まり、出産日後には国家的な祝賀行事があってもおかしくない。
金正恩夫妻には既に子供がいるという説があるが、そうだとすると、今回のみ子供を大々的に公表し、既存の子供は公開しないというのは不自然な気がする。金正恩さんが新しい保育園を訪問した際に、子供をかわいがっていた場面を紹介しながら、金さんには子供がいるのではないか過去記事に書いたが、もしかすると今回の子が第一子になるのかもしれない。
記事にしようと思ってしなかったが、10月27日付けで「朝鮮中央通信」が「母の日制定記念切手発行」という記事を配信している。これについても韓国や日本のメディアで既報であるが、記事によると「母の日制定」は既に5月に「朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常務委員会政令」で「金日成同志が第1次全国母親大会で『子女教養での母親の任務』という歴史的演説をなさった11月16日を母の日と制定すると発表した」ことに基づいているとしている。
母の日記念切手

Source: KCNA, http://www.kcna.kp/
したがって、「母の日制定」と李夫人の妊娠は直接的な関係はないのかもしれない。ただし、「労働新聞」の過去記事を調べてみても、この「政令」なるものは出てこない。全ての「政令」を公開しているわけではないのだろうが、公開しても当たり障りのない「政令」を公開しないのもおかしな話である。
切手を見ると母親が抱いているのは女の子である。金正恩夫妻は既に生まれてくる子供の性別が分かっていて、女の子を描いたというのは深読みしすぎであろう。
将来、第4代の「独裁者」になるのかは別とし、本当に李夫人が妊娠しているのであれば、元気な子供を産んで欲しいものである。
入場する金正恩夫妻。李夫人は階段の手すりに手をかけている。転ばないように気をつけているのであろうか。

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=12126
会場での拍手に答える金正恩夫妻。李夫人の下半身全体が太ったようにも見える。

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=12126
いずれこのモランボン公演の様子も「記録映画」か「実況録画」が公開されるであろう。李夫人の体型をさらに詳しくチェックするのも楽しみだが、モランボン公演を見るのも楽しみだ。静止画からも今回もまた派手な公演であることが分かる。ただし、演奏された曲目は、「録画報道」によると北朝鮮歌謡のみのようである。ただ、演奏曲目の中に「父母の青春時代」と「母の声」が含まれており、李夫人と関連がある可能性がある。いずれの曲も歌詞を聞くと例によって「母=朝鮮労働党」という構図の中の歌なのかもしれないが、特に前者は何か意味があるのかもしれない。
妊娠が明らかに分かる李夫人を公の場に連れ出したとすると、金正恩さんは子供についてもオープンにしようという考えがあるのかもしれない。李さんが妊娠していると分かれば、出産へ向けての国家的なカウントダウンが始まり、出産日後には国家的な祝賀行事があってもおかしくない。
金正恩夫妻には既に子供がいるという説があるが、そうだとすると、今回のみ子供を大々的に公表し、既存の子供は公開しないというのは不自然な気がする。金正恩さんが新しい保育園を訪問した際に、子供をかわいがっていた場面を紹介しながら、金さんには子供がいるのではないか過去記事に書いたが、もしかすると今回の子が第一子になるのかもしれない。
記事にしようと思ってしなかったが、10月27日付けで「朝鮮中央通信」が「母の日制定記念切手発行」という記事を配信している。これについても韓国や日本のメディアで既報であるが、記事によると「母の日制定」は既に5月に「朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常務委員会政令」で「金日成同志が第1次全国母親大会で『子女教養での母親の任務』という歴史的演説をなさった11月16日を母の日と制定すると発表した」ことに基づいているとしている。
母の日記念切手

Source: KCNA, http://www.kcna.kp/
したがって、「母の日制定」と李夫人の妊娠は直接的な関係はないのかもしれない。ただし、「労働新聞」の過去記事を調べてみても、この「政令」なるものは出てこない。全ての「政令」を公開しているわけではないのだろうが、公開しても当たり障りのない「政令」を公開しないのもおかしな話である。
切手を見ると母親が抱いているのは女の子である。金正恩夫妻は既に生まれてくる子供の性別が分かっていて、女の子を描いたというのは深読みしすぎであろう。
将来、第4代の「独裁者」になるのかは別とし、本当に李夫人が妊娠しているのであれば、元気な子供を産んで欲しいものである。