「金正恩同志の外国訪問報道に接した平壌市民」:「成果」がある前に報道、インタビューはなし、「増産闘争」と連結 (2019年2月25日 「朝鮮中央TV」)
25日、「朝鮮中央TV」の「17時報道」で、「元帥様」のベトナム訪問ニュースに接した平壌市民の様子を伝える報道があった。
今回は移動時間が長いこともあり、現地到着以前の報道。通常、市民に対するインタビューが入るのだが、今回はそれがない。まだ、実際の結果が分かっていないということもあろうが、「元帥様」は必ず成果を出す(成果を出さなくてはならない)のが北朝鮮なので、朝米間で「終戦宣言」など、その成果に向けた事前交渉が成立しているものと推測される。もちろん、ベトナムとの間では「和気藹藹とした同志的な雰囲気の中」で会談が行われることは分かりきっているので、それをもって「成果」とすることも可能であろうが、第一報は「第2回朝米首脳会談のため」なのだから、平壌市民も当然、そちらに対する「成果」を期待するはずである。
北朝鮮では、核実験だろうが、ミサイル発射だろうが、「成功」すれば、そこから力を得て各職場での増産闘争を行うわけだが、今回も結果が出る前から、各職場で人民は増産闘争を展開している。前の記事で紹介したトランプのツイートのように、今回の会談の成果がさらなる「増産闘争」に繋がり、北朝鮮が「世界で最も素晴らしい経済力を持った国の一つ」となれば良いのだが。
日本語字幕付き。
Source: KCTV, 2019/02/25
今回は移動時間が長いこともあり、現地到着以前の報道。通常、市民に対するインタビューが入るのだが、今回はそれがない。まだ、実際の結果が分かっていないということもあろうが、「元帥様」は必ず成果を出す(成果を出さなくてはならない)のが北朝鮮なので、朝米間で「終戦宣言」など、その成果に向けた事前交渉が成立しているものと推測される。もちろん、ベトナムとの間では「和気藹藹とした同志的な雰囲気の中」で会談が行われることは分かりきっているので、それをもって「成果」とすることも可能であろうが、第一報は「第2回朝米首脳会談のため」なのだから、平壌市民も当然、そちらに対する「成果」を期待するはずである。
北朝鮮では、核実験だろうが、ミサイル発射だろうが、「成功」すれば、そこから力を得て各職場での増産闘争を行うわけだが、今回も結果が出る前から、各職場で人民は増産闘争を展開している。前の記事で紹介したトランプのツイートのように、今回の会談の成果がさらなる「増産闘争」に繋がり、北朝鮮が「世界で最も素晴らしい経済力を持った国の一つ」となれば良いのだが。
日本語字幕付き。
Source: KCTV, 2019/02/25