金ヨンチョル、崔ソンフィ、動向 (2019年1月18日 「聯合ニュースTV」)
18日、『聯合ニュースTV』が以下。
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金ヨンチョルは、18日午前(日本時間)、UA便でワシントン到着予定。同行者は、金ソンへ統一戦線部室長、崔グァンイル外務省北米局長代行が同行している。訪米期間は、UA便予約の状況などから2泊3日とみられており、ポムペオと会談後、トランプとの会談の可能性もある。金ヨンチョルは、金正恩親書を携えている模様。
『聯合ニュースTV』、「북 김영철, 오늘 오전 워싱턴 도착…정상회담 조율」、http://www.yonhapnewstv.co.kr/MYH20190118000200038/
一方、崔ソンフィは、「国際会議出席」を理由に17日午後(現地時刻)ストックホルムに到着した。金ヨンチョル-ポムペオ会談の結果を受けて、ビーガンとの交渉を始めるものと予想されている。
『聯合ニュースTV』、「최선희 북 외무성 부상, 스웨덴 도착…북미 만나나」、http://www.yonhapnewstv.co.kr/MYH20190118000300038/
朝米会談の有力候補地は、ベトナムのハノイかダナンと。ハノイであれば、「オオタカ1号」を利用か。ハノイは首都としての象徴性、ダナンは入口が少ない高級リゾートがある。共にAPECの開催地であり、コンベンションホールもある。
『聯合ニュースTV』、「베트남, 2차 북미회담 개최지 유력 후보로」、http://www.yonhapnewstv.co.kr/MYH20190118001600038/
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ポムペオ-金ヨンチョルラインの会談が順調に進み、トランプとの会談が実現、それを受けてストックホルムで崔ソンフィ-ビーガン会談が始まれば、「立体戦」の様相。場合によっては、かなり早く事が進んでいく可能性がある。
また、米国防省は17日、「2019年、見知る防衛検討報告書」で、北朝鮮のミサイル能力が「特別な脅威」と規定し、「米本土、攻撃が可能な時間が近づいている」と明らかにした。
『聯合ニュースTV』、「미 “북한 미사일 특별한 위협…경계 태세 유지해야”」、http://www.yonhapnewstv.co.kr/MYH20190118000500038/
金ヨンチョル訪朝のタイミングでこうした報告書を公開していることからすると、今回の朝米高位級交渉では核よりもミサイルに重点が置かれる可能性がある。「米国第一主義」や米国世論への説得力からすれば、核よりも米本土に到達する「火星-15」型のようなミサイルの方が脅威となるので、「火星-15」の解体などを「非核化」に向けた象徴的措置の一つとして要求する可能性もある。「元帥様」にとってもトランプにとってもパフォーマンスとしては、「火星-15」を解体する方が簡単で、分かりやすいし、北朝鮮にとっても一度確立した技術なので、「火星-15」は部品の調達さえできれば、いつでも作ることはできる。当面の検証についても、核より分かりやすい。
<追記: 2019/01/18 0840>
再び『聯合ニュースTV』を見たら、トランプが上記「報告書」と関連し「我々の目標は簡単だ。米国に向けてどこであれ、いつであれ発射されるいかなるミサイルも必ず探知して破壊できるようにすることだ」と述べたと。やはり、北朝鮮のミサイルの脅威を強調しておくことで、「火星-15」の解体の成果を強調するための伏線を敷いているのではないだろうか。
『聯合ニュースTV』、「트럼프 “어떤 미사일도 파괴”…새 미사일방어 보고서」、http://www.yonhapnewstv.co.kr/MYH20190118003100038/
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金ヨンチョルは、18日午前(日本時間)、UA便でワシントン到着予定。同行者は、金ソンへ統一戦線部室長、崔グァンイル外務省北米局長代行が同行している。訪米期間は、UA便予約の状況などから2泊3日とみられており、ポムペオと会談後、トランプとの会談の可能性もある。金ヨンチョルは、金正恩親書を携えている模様。
『聯合ニュースTV』、「북 김영철, 오늘 오전 워싱턴 도착…정상회담 조율」、http://www.yonhapnewstv.co.kr/MYH20190118000200038/
一方、崔ソンフィは、「国際会議出席」を理由に17日午後(現地時刻)ストックホルムに到着した。金ヨンチョル-ポムペオ会談の結果を受けて、ビーガンとの交渉を始めるものと予想されている。
『聯合ニュースTV』、「최선희 북 외무성 부상, 스웨덴 도착…북미 만나나」、http://www.yonhapnewstv.co.kr/MYH20190118000300038/
朝米会談の有力候補地は、ベトナムのハノイかダナンと。ハノイであれば、「オオタカ1号」を利用か。ハノイは首都としての象徴性、ダナンは入口が少ない高級リゾートがある。共にAPECの開催地であり、コンベンションホールもある。
『聯合ニュースTV』、「베트남, 2차 북미회담 개최지 유력 후보로」、http://www.yonhapnewstv.co.kr/MYH20190118001600038/
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ポムペオ-金ヨンチョルラインの会談が順調に進み、トランプとの会談が実現、それを受けてストックホルムで崔ソンフィ-ビーガン会談が始まれば、「立体戦」の様相。場合によっては、かなり早く事が進んでいく可能性がある。
また、米国防省は17日、「2019年、見知る防衛検討報告書」で、北朝鮮のミサイル能力が「特別な脅威」と規定し、「米本土、攻撃が可能な時間が近づいている」と明らかにした。
『聯合ニュースTV』、「미 “북한 미사일 특별한 위협…경계 태세 유지해야”」、http://www.yonhapnewstv.co.kr/MYH20190118000500038/
金ヨンチョル訪朝のタイミングでこうした報告書を公開していることからすると、今回の朝米高位級交渉では核よりもミサイルに重点が置かれる可能性がある。「米国第一主義」や米国世論への説得力からすれば、核よりも米本土に到達する「火星-15」型のようなミサイルの方が脅威となるので、「火星-15」の解体などを「非核化」に向けた象徴的措置の一つとして要求する可能性もある。「元帥様」にとってもトランプにとってもパフォーマンスとしては、「火星-15」を解体する方が簡単で、分かりやすいし、北朝鮮にとっても一度確立した技術なので、「火星-15」は部品の調達さえできれば、いつでも作ることはできる。当面の検証についても、核より分かりやすい。
<追記: 2019/01/18 0840>
再び『聯合ニュースTV』を見たら、トランプが上記「報告書」と関連し「我々の目標は簡単だ。米国に向けてどこであれ、いつであれ発射されるいかなるミサイルも必ず探知して破壊できるようにすることだ」と述べたと。やはり、北朝鮮のミサイルの脅威を強調しておくことで、「火星-15」の解体の成果を強調するための伏線を敷いているのではないだろうか。
『聯合ニュースTV』、「트럼프 “어떤 미사일도 파괴”…새 미사일방어 보고서」、http://www.yonhapnewstv.co.kr/MYH20190118003100038/