「20時報道」:労力英雄26号旋盤の写真、100才の抗日革命闘士に誕生日賞、元山市海岸遊技場、朝鮮トラの子誕生(2012年10月9日 「朝鮮中央TV」)
過去記事を補充するような報道が「20時報道」であった。
まず、「労力英雄」の称号を受けた26号旋盤である。

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2012-10-09-17.flv
見た感じでは、金正日さんが実習に使ったのは緑色の部分で、CNC化をするために灰色の部分が付け加えられたようである。背景にCNC旋盤のコントロールパネルらしきものが見えるが、これは別の旋盤ではないだろうか。プラスチックカバーで覆われている部分があるが、ここが金正日さんが手で触れて実習を行った部分なのかもしれない。
100才の抗日革命闘士、全ムンジンさん

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2012-10-09-17.flv
100才の抗日革命闘士に金正恩さんが誕生日賞を贈ったそうだ。報道の中で全さんは、ゆっくりとではあるが、しっかりとした言葉で金正恩さんに謝辞を述べている。日本植民地時代を経験し、金日成、金正日、金正恩時代を生きる全さんは、今の北朝鮮をどう思っているのであろうか。
元山市海岸公園のバイク電子ゲーム

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2012-10-09-17.flv
これは、過去記事にした「特集」を再編しての報道であるが、本ブログのコメントでも話題になった右側のスローガンが何か読めたような気がする。コメントを下さった方は、「防堤をよけて世界を見よう!」と読めそうだとのことであったが、いくら国際化を進めようとする金正恩カラーとはいえ、どうもそれでは北朝鮮の実情に合わないような気がするので、もう一度、実情に合うようにという色眼鏡を通して読んでみた。それで、どう読めたのかというと、「자기 땅에 발을 놓고 옳은 세계를 보자!」と読んだ。訳すと「自分(自国)地に足を置いて、正しい世界を見よう!」である。「놓고 옳은」の部分が読みづらいのだが、「자기 땅에」はこれで正しいと思う。このスローガンであれば、外国製(恐らく日本のSEGA製、バイクには朝鮮製バイクの製品名らしきものが書かれているが)のゲーム機で遊んでも、朝鮮式の正しい世界観は忘れないようにという意味になる。子供は楽しければ良いので、スローガンなど見ないとは思うが。
平壌の中央動物園で生まれた朝鮮トラの子

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2012-10-09-17.flv
2009年5月に金正日さんが平壌の中央動物園に贈った朝鮮トラが子を産んだ。子は元気で食欲も旺盛だそうだ。鶏肉を丸ごと食べているようであるが、米報道官のヌーランドさも、さすがに「そんなことよりもまず人民に食べさせること」とは言わないであろう。
まず、「労力英雄」の称号を受けた26号旋盤である。

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2012-10-09-17.flv
見た感じでは、金正日さんが実習に使ったのは緑色の部分で、CNC化をするために灰色の部分が付け加えられたようである。背景にCNC旋盤のコントロールパネルらしきものが見えるが、これは別の旋盤ではないだろうか。プラスチックカバーで覆われている部分があるが、ここが金正日さんが手で触れて実習を行った部分なのかもしれない。
100才の抗日革命闘士、全ムンジンさん

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2012-10-09-17.flv
100才の抗日革命闘士に金正恩さんが誕生日賞を贈ったそうだ。報道の中で全さんは、ゆっくりとではあるが、しっかりとした言葉で金正恩さんに謝辞を述べている。日本植民地時代を経験し、金日成、金正日、金正恩時代を生きる全さんは、今の北朝鮮をどう思っているのであろうか。
元山市海岸公園のバイク電子ゲーム

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2012-10-09-17.flv
これは、過去記事にした「特集」を再編しての報道であるが、本ブログのコメントでも話題になった右側のスローガンが何か読めたような気がする。コメントを下さった方は、「防堤をよけて世界を見よう!」と読めそうだとのことであったが、いくら国際化を進めようとする金正恩カラーとはいえ、どうもそれでは北朝鮮の実情に合わないような気がするので、もう一度、実情に合うようにという色眼鏡を通して読んでみた。それで、どう読めたのかというと、「자기 땅에 발을 놓고 옳은 세계를 보자!」と読んだ。訳すと「自分(自国)地に足を置いて、正しい世界を見よう!」である。「놓고 옳은」の部分が読みづらいのだが、「자기 땅에」はこれで正しいと思う。このスローガンであれば、外国製(恐らく日本のSEGA製、バイクには朝鮮製バイクの製品名らしきものが書かれているが)のゲーム機で遊んでも、朝鮮式の正しい世界観は忘れないようにという意味になる。子供は楽しければ良いので、スローガンなど見ないとは思うが。
平壌の中央動物園で生まれた朝鮮トラの子

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2012-10-09-17.flv
2009年5月に金正日さんが平壌の中央動物園に贈った朝鮮トラが子を産んだ。子は元気で食欲も旺盛だそうだ。鶏肉を丸ごと食べているようであるが、米報道官のヌーランドさも、さすがに「そんなことよりもまず人民に食べさせること」とは言わないであろう。