「北南山林協力分科会談開催」:北南共同連絡事務所を使っての初会談 (2018年10月23日 「uriminzokkiri」)
23日の『労働新聞』にも掲載されているが、uriminzokkiriに「北南山林協力分科会談」が開催されたという短い動画が掲載された。開城に開設された北南共同連絡事務所における初の公式北南会談となる。韓国政府は、いくつかの分野において北南協力を計画しているが、この山林協力分野は安保理制裁の影響を受けずに推進できる分野である。北朝鮮も「植樹運動」をしているが、80年代は岩山だらけだった韓国の山林緑化の経験が活かされ、北朝鮮が山林管理を適切にすれば、北朝鮮の山から岩肌は消えていくはずである。北朝鮮の場合、山を農地として使っており、これをどのように管理し土壌の流出を防止していくのかも課題となる。
地味な北南協力分野ではあるが、北朝鮮の食料問題にも繋がり、安保理制裁の影響を受けず、しかも「持続可能な発展」という国連の理念にもかなった現実的かつ有効な分野である。ただし、結果を出すまでに非常に長い期間を要するので、その間、北南関係が良好な状態に維持されている必要があるという条件も付く。
日本語字幕付き。
Source: uriminzokkiri, 2018/10/23
地味な北南協力分野ではあるが、北朝鮮の食料問題にも繋がり、安保理制裁の影響を受けず、しかも「持続可能な発展」という国連の理念にもかなった現実的かつ有効な分野である。ただし、結果を出すまでに非常に長い期間を要するので、その間、北南関係が良好な状態に維持されている必要があるという条件も付く。
日本語字幕付き。
Source: uriminzokkiri, 2018/10/23