「朝鮮民主主義人民共和国国防委員会スポークスマン声明」(2012年10月9日 「朝鮮中央通信」)
韓国軍のミサイルの射程距離延長に関して、北朝鮮国防委員会が声明を出した。
KCNA「조선민주주의인민공화국 국방위원회 대변인성명」
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それによると、米国が繰り返し述べてきた北朝鮮を敵対視していないという言葉が嘘であるということが、今回の韓国に対する射程距離延長許可で確認されたとしている。
それと関連して興味深いのは、声明の中で「最近、我々と公式・非公式の席上で会談した米国家安全保障会議と中央情報局の重鎮政策作成者たちも米国の対朝鮮敵対視政策はないと語った」と述べていることである。米国務省は、北朝鮮とはTrack2、つまり非公式な接触があり得ることは認めていたが、公式な接触、しかもNSA(国家安全保障会議)やCIA(中央情報局)の担当者との接触については「ない」と言っていた。国務省では、これらの接触をTrack2に分類していたのかもしれないが、そうでなければ、北朝鮮が秘密接触を暴露した形になる。
そして、こうした状況に対応するために「我が軍隊と人民は、それに対応する軍事的準備を万全の体制に強化するであろう」とし、「戦略ロケット軍をはじめとした我が白頭山革命強軍が傀儡の本拠地だけではなく、神聖な我が祖国の地を強制占領している米帝侵略軍の基地はもちろん、日本とグアム島、さらには米国本土にまで命中打撃圏を広げているということを我々は隠さない。我々には、米国と傀儡どもを初めとした、全ての追随勢力の核には核で、ミサイルにはミサイルで対応する全ての準備が整っている。残るのは、我々の断固たる行動のみだ」と警告、威嚇している。
米国務省のHPを見たが、韓国軍のミサイル射程距離延長や北朝鮮の反応についての言及はない。日本時間の今夜行われる定例記者会見で質疑応答がなされると思うが、特に、北朝鮮との接触についてどのようなコメントを出すかが注目される。
KCNA「조선민주주의인민공화국 국방위원회 대변인성명」
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それによると、米国が繰り返し述べてきた北朝鮮を敵対視していないという言葉が嘘であるということが、今回の韓国に対する射程距離延長許可で確認されたとしている。
それと関連して興味深いのは、声明の中で「最近、我々と公式・非公式の席上で会談した米国家安全保障会議と中央情報局の重鎮政策作成者たちも米国の対朝鮮敵対視政策はないと語った」と述べていることである。米国務省は、北朝鮮とはTrack2、つまり非公式な接触があり得ることは認めていたが、公式な接触、しかもNSA(国家安全保障会議)やCIA(中央情報局)の担当者との接触については「ない」と言っていた。国務省では、これらの接触をTrack2に分類していたのかもしれないが、そうでなければ、北朝鮮が秘密接触を暴露した形になる。
そして、こうした状況に対応するために「我が軍隊と人民は、それに対応する軍事的準備を万全の体制に強化するであろう」とし、「戦略ロケット軍をはじめとした我が白頭山革命強軍が傀儡の本拠地だけではなく、神聖な我が祖国の地を強制占領している米帝侵略軍の基地はもちろん、日本とグアム島、さらには米国本土にまで命中打撃圏を広げているということを我々は隠さない。我々には、米国と傀儡どもを初めとした、全ての追随勢力の核には核で、ミサイルにはミサイルで対応する全ての準備が整っている。残るのは、我々の断固たる行動のみだ」と警告、威嚇している。
米国務省のHPを見たが、韓国軍のミサイル射程距離延長や北朝鮮の反応についての言及はない。日本時間の今夜行われる定例記者会見で質疑応答がなされると思うが、特に、北朝鮮との接触についてどのようなコメントを出すかが注目される。