文在寅「力を通じた平和」:「我々の銃槍の上に平和がある」の韓国版、新型潜水艦就航式で (2018年9月14日 「聯合ニュースTV」)
14日、文在寅が3000トン級潜水艦「ドサン・アンチャン号」の就航式で演説した。SLBMも発射できる潜水艦とのことだが、演説の中で文在寅は「 力を通じた平和は不変、平和は自ら作らなければ(‘힘 통한 평화’ 불변…평화 스스로 만들어야”)」と発言したと「聯合ニュースTV」が報じた。
『聯合ニュースTV』、「문 대통령 “‘힘 통한 평화’ 불변…평화 스스로 만들어야”」、http://www.yonhapnewstv.co.kr/MYH20180914013400038/
平壌訪問を前に刺激的な新型潜水艦の就航式に参席したわけだが、青瓦台は「予定されていた日程」だとしている。
このところ、「朝鮮中央TV」では、「我々の銃槍の上に平和がある」を流していないが、「新たな戦略的路線」の下でもこの方針まで放棄したわけではないし、むしろ「銃槍」(核・ミサイル)を強化した結果、「平和」に向かう流れができたと言える。今は、その「銃槍」で維持するつもりであった「平和」を「銃槍」と交換している。そう考えれば、北朝鮮が非核化に慎重になるのも当然であるし、「均衡的、同時進行的」という主張にも一理ある。
そんな中、韓国大統領も「力を通じた平和」という発言をしたわけだが、北朝鮮は特段の反応はしないと思う。ただ、SLBM発射可能という部分だけは、「朝鮮半島非核化」という流れからすれば、今後、問題となる可能性はある(韓国は、核弾頭は保有していないが)。
「我々の銃槍の上に平和がある」
Source: KCTV, 2017/04/18
『聯合ニュースTV』、「문 대통령 “‘힘 통한 평화’ 불변…평화 스스로 만들어야”」、http://www.yonhapnewstv.co.kr/MYH20180914013400038/
平壌訪問を前に刺激的な新型潜水艦の就航式に参席したわけだが、青瓦台は「予定されていた日程」だとしている。
このところ、「朝鮮中央TV」では、「我々の銃槍の上に平和がある」を流していないが、「新たな戦略的路線」の下でもこの方針まで放棄したわけではないし、むしろ「銃槍」(核・ミサイル)を強化した結果、「平和」に向かう流れができたと言える。今は、その「銃槍」で維持するつもりであった「平和」を「銃槍」と交換している。そう考えれば、北朝鮮が非核化に慎重になるのも当然であるし、「均衡的、同時進行的」という主張にも一理ある。
そんな中、韓国大統領も「力を通じた平和」という発言をしたわけだが、北朝鮮は特段の反応はしないと思う。ただ、SLBM発射可能という部分だけは、「朝鮮半島非核化」という流れからすれば、今後、問題となる可能性はある(韓国は、核弾頭は保有していないが)。
「我々の銃槍の上に平和がある」
Source: KCTV, 2017/04/18