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    「金正恩同志が、米合衆国大統領との歴史的な初対面と会談のために平壌を出発された」,「金正恩同志がシンガポールに到着された」、「金正恩同志がシンガポール首相を接見された」 (2018年6月11日 「労働新聞」)

    日本語字幕付き「シンガポール首相を接見」

    Source: KCTV, 2018/06/11

    日本語字幕付き、「シンガポール到着」

    Source: KCTV, 2018/06/11

    日本語字幕付き、「平壌出発」

    Source: KCTV, 2018/06/11

    11日、『労働新聞』紙面pdf版1面、2面に以下。

    **************
    ・・・金正恩同志が、朝米首脳対面と会談が開催されるシンガポール共和国を訪問されるために、10日午前、中国専用機で平壌を出発された。

    敬愛する最高領導者同志とドナルド・J・トランプ米合衆国大統領間の歴史的な初対面と会談が、6月12日午前、シンガポール共和国で開催される。

    敬愛する最高領導者同志を朝鮮労働党中央委員会政治局委員であり党中央委員会副部長である、金ヨンチョル同志、李スヨン同志、朝鮮労働党中央委員会政治局委員であり外務相である李ヨンホ同志、朝鮮労働党中央委員会政治局候補委員であり人民武力相であるノ・グァンチョル同志、朝鮮労働党中央委員会政治局候補委員であり、党中央委員会第1副部長である金ヨジョン同志、外務省副相、崔ソンフィ同志と党中央員会、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会メンバーが随行している。

    敬愛する最高領導者同志を歓送する儀式が平壌国際空港で行われた。

    歴史的な外国訪問の道に向かわれる敬愛する最高領導者同志を朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である、金永南同志、崔龍海同志、朴奉珠同志と朝鮮労働党中央委員会政治局常任委員である楊亨燮同志、李明洙同志、金スギル同志、李ヨンギル同志、朴クァンホ同志、金ピョンテ同志、安ジョンス同志、朴テソン同志、崔ブイル同志、盧斗哲同志、崔フィ同志、朴テドク同志が歓送した。

    敬愛する最高領導者同志は、歓送に出てきた党中央及び政府指導幹部と挨拶をされ、中国専用機に搭乗された。

    党中央及び政府指導幹部たちは、敬愛する最高領導者同志が、朝米両国間の初首脳対面と会談で素晴らしい成果を出され、必ずやご無事で戻られることを心から祝願した。

    全世界の非情な関心と期待の中で歴史上初めて行われる朝米首脳会談では、変化した時代的要求に合わせて、新たな朝米関係を樹立し、朝鮮半島の恒久的で強固な平和体制を構築するための問題、朝鮮半島非核化を実現するための問題をはじめとした、共同の関心事となる問題について幅広く、深さのある意見交換が行われる。

    20180611 rodong1444
    Source: 『労働新聞』紙面pdf版1面、2018/06/11

    +++++++++++++++++++++
    ・・・金正恩同志が、6月10日午後、シンガポール共和国に到着された。

    敬愛する最高領導者同志を迎接するために、シンガポール共和国外務相、ビビアン・バラクリスィナン、教育相、オン・イカン、外務相常任秘書、チ・ウィコン、外務相東北アジア総局長、エリック・テオが空港にやって来た。

    現地時間で午後3時、敬愛する最高領導者同志が乗られた中国専用機がシンガポールのチャンイ国際空港に着陸した。

    敬愛する最高領導者同志は、専用機から降りられ、迎接に来たシンガポール政府幹部と暖かな挨拶を交わされ、宿所であるセイント・レジスホテルへ向かわれた。

    +++++++++++++++++
    ・・・金正恩同志は、6月10日、シンガポール共和国を訪問され、大統領宮殿で、リ・シエン・ルン首相を接見された。

    朝鮮労働党中央委員会副部長である、金ヨンチョル同志、李スヨン同志、人民武力相、ノ・グァンチョル同志が共に参加した。

    相手側からは、シンガポール共和国外務相、ビビアン・バラクリスィナン、教育相、オン・イン・カン、外務及び国防担当高位国務相、マリキ・ビン・オスマン、分科、共同体、青年及び貿易工業担当高位国務相、サム・エンイが参加した。

    敬愛する最高領導者同志は、シンガポール共和国首相と温かな挨拶を交わされ、芳名録に親筆サインをされた後、親善的な談話をされた。

    敬愛する最高領導者同志は、素晴らしく、美しいシンガポール共和国を訪問することになったことをとても嬉しく思うと言われながら、朝鮮民主主義人民共和国政府と朝鮮人民を代表し、シンガポール政府と人民に心より挨拶と素晴らしい祝願を伝えられた。

    敬愛する最高領導者同志は、歴史的な朝米首脳対面と会談のために全ての条件とあらゆる便宜を提供してくれた、シンガポール政府の誠意ある協力に深い謝意を示された。

    シンガポール首相は、朝鮮民主主義人民共和国が、自国を朝米首脳会談場所として選定してくれたことについてありがたく思うと言いながら、歴史的な今回の朝米首脳会談が、朝鮮半島での平和と安定を達成することにおいて、重要な契機となるだろうという期待を表明した。

    席上では、両国間の素晴らしい関係を維持し、親交を深めながら、幅広い交流と協力を活性化し、双務関係を他方面的に発展させて行くための問題が言及された。

    談話は、和気に溢れる友好的な雰囲気の中で行われた。

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    Source: 『労働新聞』紙面pdf版2面、2018/06/11
    ***********************

    シンガポール人の名は音訳。

    朝鮮側送迎式で、「ご無事で戻られること」というのは異例。中国に行くときは使っていなかったはず。「敵」との会談であるということと、遠くに行くことから出た表現か。

    「変化した時代的要求に合わせて、新たな朝米関係を樹立し、朝鮮半島の恒久的で強固な平和体制を構築するための問題、朝鮮半島非核化を実現するための問題」は、今日から話し合いが始まるのかどうか。

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    戦略軍と特殊作戦軍がいない

    平壌国際飛行場での儀式で
    名誉衛兵隊が3つの隊しかおらず
    戦略軍と特殊作戦軍がいなくなっていました
    首脳会談を前に相手を刺激しないような配慮ですかね?

    報道で驚いたのが最高領導者同志が自国内にいない状態になっているのを公表してしまったことです。
    軍の強硬派がクーデター起こすんじゃないかという見方もある中流石のペッチャンを示しました。
    人民武力相が交代していましたが総参謀長はそのままのようですね。

    Re: 戦略軍と特殊作戦軍がいない

    名誉儀仗隊については、完全にスルーしていました。「戦略軍」は「核」主に扱う部隊ですから、米国を刺激しないようにという配慮でしょうね。「特殊作戦軍」は対南ではあるものの、その中には当然米軍も含まれるという話でしょうか。そこまで米国が気にするのかは分かりませんが、向こうの専門家も分析結果をトランプに報告するでしょうから、「元帥様」の「気持ち」は伝わるのではないかと思います。ないとは思いますが、「新たな戦略的路線」の採択で「戦略軍」が解散したとか。

    国内にいないことを公開したこともそうですが、使える「白頭の血統」連れてきてしまったことです。「女史」は血統ではないですし、血統の子供たちも幼すぎます。ジョンチョルは残していますが、ジョンチョルについては、絶対変なことをしでかさないという自信があるのだと思います。

    後は、軍部や党の不満分子ですが、奇妙なことに、あまり変なことをやりそうではない金永南を同じタイミングでロシアに出しています。もしかすると、金己男解任絡みで若干の心配があったのかもしれません。残してきたメンバーでいうと、崔龍海と朴ポンジュ、そして軍部は金スギル総政治局長を相当に信頼しているのではないかと思います。

    CIAが北朝鮮でのクーデターを画策するのであれば、絶妙のタイミングだと思うのですが、それもないという自信があったのでしょうね。

    しかし、明日の会談が決裂した途端に、CIAが仕組んだクーデターが起きるという可能性もゼロとは言えませんね。

    書いていたら、面白い話になったので、記事に転載しておきます。


    > 平壌国際飛行場での儀式で
    > 名誉衛兵隊が3つの隊しかおらず
    > 戦略軍と特殊作戦軍がいなくなっていました
    > 首脳会談を前に相手を刺激しないような配慮ですかね?
    >
    > 報道で驚いたのが最高領導者同志が自国内にいない状態になっているのを公表してしまったことです。
    > 軍の強硬派がクーデター起こすんじゃないかという見方もある中流石のペッチャンを示しました。
    > 人民武力相が交代していましたが総参謀長はそのままのようですね。

    No title

    李明秀氏の名前が、李永吉氏の名前の前にあると言うことは、一部報道にあった、軍三役(総政治局長・総参謀長・人民武力相)が代わったというのは誤りと見て良いのでしょうか?
    (総政治局長と人民武力相は代わりましたが・・・)

    楊亨燮氏達は政治局常任委員ではなく、政治局委員ではないでしょうか?

    Re: No title

    すみません、ずっと返信が書けませんでした。楊亨燮は、「政治局委員」です。どこかで書き間違えているのだと思いますが、追って訂正しておきます。

    軍三役については、未確認ですが、「元帥様」の平壌出発の映像からは、金スギル(多分)にいろいろと話しているようですから、軍部は金スギル、党は崔龍海、内閣は朴ポンジュに託してシンガポールに向かったのではないかと思っています。金永南にも話しかけていますが、彼には朝露関係の話をしたのではないかと思っています。

    > 李明秀氏の名前が、李永吉氏の名前の前にあると言うことは、一部報道にあった、軍三役(総政治局長・総参謀長・人民武力相)が代わったというのは誤りと見て良いのでしょうか?
    > (総政治局長と人民武力相は代わりましたが・・・)
    >
    > 楊亨燮氏達は政治局常任委員ではなく、政治局委員ではないでしょうか?
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「크는 아바이(成長するオッサン)」

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.

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