「敬愛する最高領導者金正恩同志が、ロシア連邦外務相と接見された」:米国「段階的・同時進行的非核化」で妥協か、朝露首脳会談開催可能性 (2018年6月1日 「労働新聞」)
日本語字幕付き。
Source: KCTV, 2018/06/01
1日、『労働新聞』紙面pdf版1面に。
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・・・金正恩同志は、5月31日、百花園迎賓館で我が国を訪問しているロシア連邦外務相のセルゲイ・ラブロフを接見された。
ロシア連邦外務副相、イリゴ・モルグロフ、我が国駐在ロシア連邦特命全権大使、アレクサンドル・マジェコラ、ロシア連邦外務省対外政策計画局局長、オレグ・スジェバノフ、ロシア連邦外務省巡回大使、オレグ・プルミストロフ、ロシア連邦外務省アジア1局副局長、イコリ・サキトブが共に参加した。
敬愛する最高領導者同志は、外務省と喜ばしく対面され、温かい挨拶を交わされた後、一行と共に記念撮影をされた。
敬愛する最高領導者同志は、ラブロフ外務相と一行の我が国訪問を熱烈に歓迎され、親善的な談話を交わされた。
席上で、ラブロフ外務相は、敬愛する最高領導者金正恩同志に送るロシア連邦ウラジミール・プーチン大統領の親書を丁重にお渡しした。
敬愛する最高領導者同志は、温かく素晴らしい親書を送ってくれたプーチン大統領に謝意を示され、大統領に感謝の挨拶を伝えられた。
談話では、最近、世界的な関心事となっている朝鮮半島と地域の情勢の流れと展望に関する朝露最高指導部の意思と見解が交換され、両国の政治経済協力関係をさらに拡大・発展させ、緊密に協力していくための問題が論議された。
ラブロフ外務相は、朝鮮が北南、朝米関係をしっかりと主導していきながら、実践的な行動措置を積極的に取ることで、朝鮮半島と地域情勢が、安定局面に入ったことについて高く評価しながら、日程に上った朝米首脳会談と朝鮮半島非核化実現のための朝鮮の決心と立場をロシアは全的に支持しながら、良い成果を得ることを願っていると言及した。
敬愛する最高領導者同志は、朝鮮半島非核化に対する我々の意志は変わらず一貫し、確固としていると言われながら、朝米関係と朝鮮半島非核化を新たな時代、新たな情勢下で新たな方法で各自の利害を満たす解法を求め、段階的に解決していきながら、効率的で建設的な対話と交渉で問題解決が進捗することを希望していると言われた。
談話ではまた、戦略的で伝統的な朝露関係を今後も双方の利益に合うよう、新たな時代の要求に合うように、継続して発展させていくため、両国間の外交関係設定70周年となる今年、高位級往来を活性化させ、各分野での交流と協力を積極化しながら、特に、朝露最高領導者間の対面を実現させることで合意した。
敬愛する最高領導者同志は、ラブロフ外務相と素晴らしい対話をされ、ロシア指導部の立場と意中を確認し、新たな政治的および戦略的相互信頼関係を構築できるようになったことに大きな満足を示された。
談話は、終始、親善的で和気藹々とした雰囲気の中で行われた。

Source: 『労働新聞』紙面pdf版1面、2018/06/01
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「新たな時代、新たな情勢下で新たな方法で各自の利害を満たす解法を求め、段階的に解決していきながら、効率的で建設的な対話と交渉で問題解決が進捗することを希望していると言われた。」と「元帥様」は言っている。金ヨンチョルとポムペオの会談で決まったことを間接的に言っている可能性があるが、だとすると、米国側が「一括」という点で妥協し、北朝鮮が主張している「段階的・同時進行的」という方法で非核化を進めることになった可能性が高い。
また、プーチンと「元帥様」の会談が遠からず開催されることになりそうなことも書かれている。時期的には、朝米の後になろう。「元帥様」が「オオタカ1号」でモスクワまで飛ぶのか、プーチンがウラジオストック辺りまで来るのか。
Source: KCTV, 2018/06/01
1日、『労働新聞』紙面pdf版1面に。
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・・・金正恩同志は、5月31日、百花園迎賓館で我が国を訪問しているロシア連邦外務相のセルゲイ・ラブロフを接見された。
ロシア連邦外務副相、イリゴ・モルグロフ、我が国駐在ロシア連邦特命全権大使、アレクサンドル・マジェコラ、ロシア連邦外務省対外政策計画局局長、オレグ・スジェバノフ、ロシア連邦外務省巡回大使、オレグ・プルミストロフ、ロシア連邦外務省アジア1局副局長、イコリ・サキトブが共に参加した。
敬愛する最高領導者同志は、外務省と喜ばしく対面され、温かい挨拶を交わされた後、一行と共に記念撮影をされた。
敬愛する最高領導者同志は、ラブロフ外務相と一行の我が国訪問を熱烈に歓迎され、親善的な談話を交わされた。
席上で、ラブロフ外務相は、敬愛する最高領導者金正恩同志に送るロシア連邦ウラジミール・プーチン大統領の親書を丁重にお渡しした。
敬愛する最高領導者同志は、温かく素晴らしい親書を送ってくれたプーチン大統領に謝意を示され、大統領に感謝の挨拶を伝えられた。
談話では、最近、世界的な関心事となっている朝鮮半島と地域の情勢の流れと展望に関する朝露最高指導部の意思と見解が交換され、両国の政治経済協力関係をさらに拡大・発展させ、緊密に協力していくための問題が論議された。
ラブロフ外務相は、朝鮮が北南、朝米関係をしっかりと主導していきながら、実践的な行動措置を積極的に取ることで、朝鮮半島と地域情勢が、安定局面に入ったことについて高く評価しながら、日程に上った朝米首脳会談と朝鮮半島非核化実現のための朝鮮の決心と立場をロシアは全的に支持しながら、良い成果を得ることを願っていると言及した。
敬愛する最高領導者同志は、朝鮮半島非核化に対する我々の意志は変わらず一貫し、確固としていると言われながら、朝米関係と朝鮮半島非核化を新たな時代、新たな情勢下で新たな方法で各自の利害を満たす解法を求め、段階的に解決していきながら、効率的で建設的な対話と交渉で問題解決が進捗することを希望していると言われた。
談話ではまた、戦略的で伝統的な朝露関係を今後も双方の利益に合うよう、新たな時代の要求に合うように、継続して発展させていくため、両国間の外交関係設定70周年となる今年、高位級往来を活性化させ、各分野での交流と協力を積極化しながら、特に、朝露最高領導者間の対面を実現させることで合意した。
敬愛する最高領導者同志は、ラブロフ外務相と素晴らしい対話をされ、ロシア指導部の立場と意中を確認し、新たな政治的および戦略的相互信頼関係を構築できるようになったことに大きな満足を示された。
談話は、終始、親善的で和気藹々とした雰囲気の中で行われた。

Source: 『労働新聞』紙面pdf版1面、2018/06/01
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「新たな時代、新たな情勢下で新たな方法で各自の利害を満たす解法を求め、段階的に解決していきながら、効率的で建設的な対話と交渉で問題解決が進捗することを希望していると言われた。」と「元帥様」は言っている。金ヨンチョルとポムペオの会談で決まったことを間接的に言っている可能性があるが、だとすると、米国側が「一括」という点で妥協し、北朝鮮が主張している「段階的・同時進行的」という方法で非核化を進めることになった可能性が高い。
また、プーチンと「元帥様」の会談が遠からず開催されることになりそうなことも書かれている。時期的には、朝米の後になろう。「元帥様」が「オオタカ1号」でモスクワまで飛ぶのか、プーチンがウラジオストック辺りまで来るのか。