朝鮮人民軍総政治局長が、陸軍大将の金スギル、金正角解任、対米強硬派を摘出か? (2018年5月26日 「労働新聞」)
26日、『労働新聞』に掲載された「カルマ海岸観光地区現地指導」記事の中で。25日の「鉄道橋」記事も再確認する。
金正角は超短期で終わったのか。
<追記: 2018/05/26 1003>
25日の「鉄道橋了解」記事を見たが、人民軍関係者は同行していない。
金正角は、2018年2月8日の閲兵式で「人民軍総政治局長」であることが確認され、僅か3ヶ月半ほどで解任されたことになる。解任のタイミングは、5月17日に開催された「労働党中央軍事委員会第7期第1回拡大会議」だったのだろう。あの時、『労働新聞』を読んだ記事に、金正角解任の可能性を書いたが、その後、「朝鮮中央TV」で放送された動画報道に彼の姿が見えていたので、「外してしまった」と思っていたが、どうやら当たっていたようだ。
解任理由は、やはり、朝米関係や非核化に関して金正角が反対の立場を表明したからだと思う。2月8日の時点で、「元帥様」がどれほど朝米対話や非核化を構想していたのかは分からないが、もしその時から既に考えていたのであれば、敢えて金正角のような強硬派を人民軍総政治局長に任命し、反対意見を言わせ、それに同調するような勢力を「労働党中央軍事委員会第7期第1回拡大会議」で摘出した可能性がある。
「カルマ海岸観光地区現地指導」の記事に重大な情報が含まれていた。
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敬愛する最高領導者を現地で朝鮮人民軍総政治局長、陸軍大将金スギル同志、総政治局組織副局長、陸軍少将、ソン・チョルス同志、人民武力省副相、陸軍中将、金ジョングァン同志と・・

Source: 『労働新聞』紙面pdf版1面より切り出し、2018/05/26
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韓国・統一部の情報では、以下。
金スギル:労働党中央委員会員、労働党政治局候補委員、最高人民会議第13期代議員

Source: 同上
金正角は超短期で終わったのか。
<追記: 2018/05/26 1003>
25日の「鉄道橋了解」記事を見たが、人民軍関係者は同行していない。
金正角は、2018年2月8日の閲兵式で「人民軍総政治局長」であることが確認され、僅か3ヶ月半ほどで解任されたことになる。解任のタイミングは、5月17日に開催された「労働党中央軍事委員会第7期第1回拡大会議」だったのだろう。あの時、『労働新聞』を読んだ記事に、金正角解任の可能性を書いたが、その後、「朝鮮中央TV」で放送された動画報道に彼の姿が見えていたので、「外してしまった」と思っていたが、どうやら当たっていたようだ。
解任理由は、やはり、朝米関係や非核化に関して金正角が反対の立場を表明したからだと思う。2月8日の時点で、「元帥様」がどれほど朝米対話や非核化を構想していたのかは分からないが、もしその時から既に考えていたのであれば、敢えて金正角のような強硬派を人民軍総政治局長に任命し、反対意見を言わせ、それに同調するような勢力を「労働党中央軍事委員会第7期第1回拡大会議」で摘出した可能性がある。
「カルマ海岸観光地区現地指導」の記事に重大な情報が含まれていた。
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敬愛する最高領導者を現地で朝鮮人民軍総政治局長、陸軍大将金スギル同志、総政治局組織副局長、陸軍少将、ソン・チョルス同志、人民武力省副相、陸軍中将、金ジョングァン同志と・・

Source: 『労働新聞』紙面pdf版1面より切り出し、2018/05/26
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韓国・統一部の情報では、以下。
金スギル:労働党中央委員会員、労働党政治局候補委員、最高人民会議第13期代議員

Source: 同上