「北非核化へ圧力継続…島サミット首脳宣言明記へ」:平壌へ通じる道にまた障害を積み上げた日本首相 (2018年5月19日 「読売新聞」)
19日、『読売新聞』が「北非核化へ圧力継続…島サミット首脳宣言明記へ」という記事を配信した。
『読売新聞』、「北非核化へ圧力継続…島サミット首脳宣言明記へ」、https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180519-00050060-yom-pol
宣言文全体を読んでいないので、「北非核化」がどのような位置づけで盛り込まれているのかは分からないが、北朝鮮からすれば、間違いなく「平壌に通じる道にさらなる障害を積み上げた」と映るであろう。
米朝首脳会談を直前に控え、トランプも「非核化」と「PVID」をはっきりと表明しているときに、なぜ島サミットで日本首相が主導しながら、「北非核化」を宣言文に組み込む必要があるのか理解できない。いったい、誰に何を訴えたいのであろうか。日本国民に「蚊帳の外」ではなく活躍していることをアピールしたいのか、それとも米国のご機嫌取りなのか。後者であれば、トランプは気にもとめないであろう。
北朝鮮がよく使う表現を引用すれば、「言わない方がまだましなことを言った」としか思えない。拉致問題解決を真剣に考えているのであれば、なおさらである。
『読売新聞』、「北非核化へ圧力継続…島サミット首脳宣言明記へ」、https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180519-00050060-yom-pol
宣言文全体を読んでいないので、「北非核化」がどのような位置づけで盛り込まれているのかは分からないが、北朝鮮からすれば、間違いなく「平壌に通じる道にさらなる障害を積み上げた」と映るであろう。
米朝首脳会談を直前に控え、トランプも「非核化」と「PVID」をはっきりと表明しているときに、なぜ島サミットで日本首相が主導しながら、「北非核化」を宣言文に組み込む必要があるのか理解できない。いったい、誰に何を訴えたいのであろうか。日本国民に「蚊帳の外」ではなく活躍していることをアピールしたいのか、それとも米国のご機嫌取りなのか。後者であれば、トランプは気にもとめないであろう。
北朝鮮がよく使う表現を引用すれば、「言わない方がまだましなことを言った」としか思えない。拉致問題解決を真剣に考えているのであれば、なおさらである。