「<朝鮮記録映画>敬愛する最高領導者金正恩同志が、米合衆国国務長官を接見された 2018.5.9」:米国政府機平壌着陸から (2018年5月10日 「朝鮮中央TV」)
10日、『労働新聞』をベースにしたアナウンス報道が早い時間にあったのかは、録画に失敗したため確認できないが、20時頃から「記録映画」スタイルの動画報道があった。アナウンス内容は、大連訪問時と同様に、『労働新聞』の記事、プラスαだった。
以下、『労働新聞』にはない、重要なアナウンス。
「世界が大きな関心で注視する歴史の時が、今まさに到来しています」と、米政府専用機が平壌空港に着陸するシーンで言っている。まさに、言っているとおりだと思う。
「マイク・ポムペオと一行が、5月9日、我が国を公式訪問しました」とのことで、前回は非公式、今回は公式訪問ということだ。
そして、恐らくこれが最も重要な部分だと思うが、「大統領が新たな対案を持って対話を通した問題解決に深い関心を持っている」と言っている。つまり、前回ポムペオが訪朝したときか、それ以降に朝米間で調整が続き、ポムペオが持ち帰ったかその後あった調整での対立点に関して、トランプが何らかの対案(あるいは代案)を出し、それを「元帥様」が「高く評価」したことになる。
過去記事にも書いたが、ポムペオ訪朝後、北朝鮮外務省が「制裁継続」について、米側に抗議する内容の「回答」を出しているので、恐らくは、この部分でトランプが一定の譲歩をしたのではないかと思われる。米国は米国で、その間に、北朝鮮に対する要求を大量破壊兵器全般に拡大するなどして、北朝鮮側に圧力を掛ているので、必ずしも北朝鮮側の要求をトランプが全て呑んだのではないはずだが、いずれにしても、何らかの妥協点を見出したことは間違いない。
とにかく、毎日、記録映画が出てくるので、字幕屋も苦労する。ま、良いことなのだが。
Source: KCTV, 2018/05/10
以下、『労働新聞』にはない、重要なアナウンス。
「世界が大きな関心で注視する歴史の時が、今まさに到来しています」と、米政府専用機が平壌空港に着陸するシーンで言っている。まさに、言っているとおりだと思う。
「マイク・ポムペオと一行が、5月9日、我が国を公式訪問しました」とのことで、前回は非公式、今回は公式訪問ということだ。
そして、恐らくこれが最も重要な部分だと思うが、「大統領が新たな対案を持って対話を通した問題解決に深い関心を持っている」と言っている。つまり、前回ポムペオが訪朝したときか、それ以降に朝米間で調整が続き、ポムペオが持ち帰ったかその後あった調整での対立点に関して、トランプが何らかの対案(あるいは代案)を出し、それを「元帥様」が「高く評価」したことになる。
過去記事にも書いたが、ポムペオ訪朝後、北朝鮮外務省が「制裁継続」について、米側に抗議する内容の「回答」を出しているので、恐らくは、この部分でトランプが一定の譲歩をしたのではないかと思われる。米国は米国で、その間に、北朝鮮に対する要求を大量破壊兵器全般に拡大するなどして、北朝鮮側に圧力を掛ているので、必ずしも北朝鮮側の要求をトランプが全て呑んだのではないはずだが、いずれにしても、何らかの妥協点を見出したことは間違いない。
とにかく、毎日、記録映画が出てくるので、字幕屋も苦労する。ま、良いことなのだが。
Source: KCTV, 2018/05/10