南北会談晩餐会で「元帥様」にスイス料理 (2018年4月25日 「聯合ニュースTV」)
25日、『連合ニュースTV』によると、北南合同の首脳会談のリハーサルを今日行うと。また、晩餐会のメニューも、青瓦台が公開した。金大中、盧武鉉、文在寅の出身地の魚介類や米など、また北朝鮮からは平壌冷麺を提供する料理人を連れてくると。そこまではよいとし、「元帥様」が「幼年時代を過ごしたスイス料理」も提供することになったと。
もし、この報道が事実であれば、北朝鮮側が「元帥様」が幼少時代をスイスで過ごしたことを公式に認めたことになる。
<追記: 2018/04/25 1545>
「平和の家」で出される料理。
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Source: 『聯合ニュース』、「남북정상회담 만찬 메뉴」、http://www.yonhapnews.co.kr/photos/1991000000.html?cid=GYH20180425000500044&template=7384
上の列左から
ムンベ酒とミョンチョン杜鵑酒:
ムンベ酒、無形文化財86-가号指定
ミョンチョン杜鵑酒、ツツジの葉と餅米で醸造した薫り高い酒
統営タコ冷菜:
ユン・イサン作曲家の故郷である統営の海のタコで作った冷静 (注:ユン・イサンは「首領様」と親交がある韓国の作曲家。北朝鮮指導者と早い時期に交流した韓国人。過去記事に書いた朝鮮芸術映画『民族と運命:崔ヒョンドク編』にも登場している。http://dprknow.blog.fc2.com/blog-entry-2302.html)
スイス式ジャガイモのチヂミ:
金委員長が幼年時代を過ごしたスイスの「ロシティ」
(注:「元帥様」の幼年時代と結びつけて間がなかったが、拙ブログの過去記事でロスティを扱っている。http://dprknow.blog.fc2.com/blog-entry-785.html)
新安ニベとナマコのチャーシュー:
金大中前大統領の故郷である新安可居島産のニベとナマコのチャーチュー
釜山のマトウダイの焼き物:
文大統領が幼年時代を過ごした釜山の代表的な食べ物であるマトウダイの焼き物(白身魚の焼き物)
タイの蒸し煮とナマズの蒸し煮:
タイは代表的なお祝い料理の材料、ナマズは朝鮮半島どこにも生息する淡水魚種 (注:「元帥様」も「現地指導」しながら、北朝鮮でナマズ工場をあちこちに建設していることを意識してナマズを出すならよく研究している。ナマズ自体は、高級食材ではないので、恐らく、事前研究の結果だと思う。ナマズから北朝鮮の食料事情について話を展開することも可能。)
下の列左から
ソサン韓国牛の部位別焼き物:
故鄭周永現代グループ会長が、訪朝当時持っていった牛の群れを育てた忠清南道ソサン牧場の韓国牛
平壌玉柳館冷麺
玉柳館で使う製麺機を統一閣に設置し、作った冷麺を平和の家へ配達
ビビンバとヨモギのスープ:
盧武鉉前大統領の故郷である金海ポンハ村でカモ農法で生産された米で炊いたご飯 (注:カモ農法は、有機栽培の一種)
マンボムース「民族の春」:
春の花で装飾し、朝鮮半島旗を乗せた (注:朝鮮半島旗は「独島」付き。日本との摩擦よりも、北朝鮮との融和を優先した判断だし、そもそも韓国の立場では「独島は我々の地」)
白頭大幹のマツタケ蜂蜜茶と済州ハルラ菓子 (注:白頭からハルラまでで締めくくるという心憎い演出)
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「元帥様」の日常の食生活は分からないが、あの体格からして物足りなさそう。韓国は、「太りすぎ」も心配しながらカロリーまで考えての設定なのだろうか。
もし、この報道が事実であれば、北朝鮮側が「元帥様」が幼少時代をスイスで過ごしたことを公式に認めたことになる。
<追記: 2018/04/25 1545>
「平和の家」で出される料理。
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Source: 『聯合ニュース』、「남북정상회담 만찬 메뉴」、http://www.yonhapnews.co.kr/photos/1991000000.html?cid=GYH20180425000500044&template=7384
上の列左から
ムンベ酒とミョンチョン杜鵑酒:
ムンベ酒、無形文化財86-가号指定
ミョンチョン杜鵑酒、ツツジの葉と餅米で醸造した薫り高い酒
統営タコ冷菜:
ユン・イサン作曲家の故郷である統営の海のタコで作った冷静 (注:ユン・イサンは「首領様」と親交がある韓国の作曲家。北朝鮮指導者と早い時期に交流した韓国人。過去記事に書いた朝鮮芸術映画『民族と運命:崔ヒョンドク編』にも登場している。http://dprknow.blog.fc2.com/blog-entry-2302.html)
スイス式ジャガイモのチヂミ:
金委員長が幼年時代を過ごしたスイスの「ロシティ」
(注:「元帥様」の幼年時代と結びつけて間がなかったが、拙ブログの過去記事でロスティを扱っている。http://dprknow.blog.fc2.com/blog-entry-785.html)
新安ニベとナマコのチャーシュー:
金大中前大統領の故郷である新安可居島産のニベとナマコのチャーチュー
釜山のマトウダイの焼き物:
文大統領が幼年時代を過ごした釜山の代表的な食べ物であるマトウダイの焼き物(白身魚の焼き物)
タイの蒸し煮とナマズの蒸し煮:
タイは代表的なお祝い料理の材料、ナマズは朝鮮半島どこにも生息する淡水魚種 (注:「元帥様」も「現地指導」しながら、北朝鮮でナマズ工場をあちこちに建設していることを意識してナマズを出すならよく研究している。ナマズ自体は、高級食材ではないので、恐らく、事前研究の結果だと思う。ナマズから北朝鮮の食料事情について話を展開することも可能。)
下の列左から
ソサン韓国牛の部位別焼き物:
故鄭周永現代グループ会長が、訪朝当時持っていった牛の群れを育てた忠清南道ソサン牧場の韓国牛
平壌玉柳館冷麺
玉柳館で使う製麺機を統一閣に設置し、作った冷麺を平和の家へ配達
ビビンバとヨモギのスープ:
盧武鉉前大統領の故郷である金海ポンハ村でカモ農法で生産された米で炊いたご飯 (注:カモ農法は、有機栽培の一種)
マンボムース「民族の春」:
春の花で装飾し、朝鮮半島旗を乗せた (注:朝鮮半島旗は「独島」付き。日本との摩擦よりも、北朝鮮との融和を優先した判断だし、そもそも韓国の立場では「独島は我々の地」)
白頭大幹のマツタケ蜂蜜茶と済州ハルラ菓子 (注:白頭からハルラまでで締めくくるという心憎い演出)
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「元帥様」の日常の食生活は分からないが、あの体格からして物足りなさそう。韓国は、「太りすぎ」も心配しながらカロリーまで考えての設定なのだろうか。