フランス大統領・マクロンとの延長会談後の記者会見で:「元帥様」は、「立派」 (2018年4月24日 「The White House」)
24日、フランス大統領・マクロンとの延長会談後の記者会見でトランプが以下。
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韓国との貿易交渉で、我々は上手くやっている。北朝鮮については、金正恩とまもなく会談を持つ。我々は、彼から直接、できるだけ早い時期に会談を持ちたいと聞いている。私は、それは世界にとってすばらしく偉大なことだと思う。それは北朝鮮、韓国、日本、フランス、そして誰にとっても偉大なことだ。
In South Korea, on our trade deal, we’re doing very well. And as far as North Korea is concerned, we are going to be having a meeting with Kim Jong-un, and that will be very soon. We have been told directly that they would like to have the meeting as soon as possible. And we think that’s a great thing for the world. That’s a great thing for North Korea and South Korea and Japan and France and everybody.
我々は、とても良い話し合いをしている。金正恩はとてもオープンで、私は、我々が見ている全ての側面においてとても立派だと思う。過去において、北朝鮮は多くの約束をしたが、彼らは今のようではなかった。
So we’re having very — very good discussions. Kim Jong-un, he really has been very open and I think very honorable from everything we’re seeing. Now, a lot of promises have been made by North Korea over the years, but they’ve never been in this position.
我々はとても厳しく最大の圧力を掛けてきた。周知のように、貿易でも大変厳しくした。制裁はいかなる国に対しても最も厳しく適用されされた。それは北朝鮮にとって偉大なことであるし、世界にとっても偉大なことであろう。その結果が、どこに向かうのかはまもなく目にすることになる。それが世界にとって素晴らしいことになるのか、そうではないのか。そして、それがフェアで納得のいくものでなければ、私はこれまでの政権とは異なり、交渉のテーブルを去る。
We have been very, very tough on maximum pressure. We have been very tough on, as you know, trade. We’ve been very, very tough at the border. Sanctions have been the toughest we’ve ever imposed on any country. And we think it will be a great thing for North Korea and it will be a great thing for the world. So we’ll see where that all goes. Maybe it will be wonderful and maybe it won’t. And if it’s not going to be fair and reasonable and good, I will — unlike past administrations, I will leave the table.
しかし、私は、北朝鮮について何かとても特別なことをやるチャンスに遭遇していると思う。彼らにとっても良いし、我々にとっても良いし、みんなにとって良い。
But I think we have a chance of doing something very special with respect to North Korea. Good for them, good for us, good for everybody.
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トランプは、「元帥様」を「立派(honorable)」と言っているが、「約束を守る」という意味においてであろう。米国とは、表だった約束はしていないわけだが、こうした発言からすると、ポンペオとかなり踏み込んだ話し合いがなされており、「第7期第3回党中央委員会全員会議」での「決定書」の内容が、ポンペオとの合意事項を履行したものなのであろう。
ポンペオと「元帥様」の合意事項がどれほど韓国側に伝えられているのかは不明であるが、27日の北南会談では、それの再確認か、一歩踏み込んだ提案が韓国大統領から出される可能性があるが、朝米間でかなり具体的な合意ができている様子なので、おそらく北米会談では、それを再確認することに焦点が置かれると思う。「元帥様」とポムペオは非公式会談である一方、北南会談は公式会談なので、世界の面前で「元帥様」がポンペオとの合意事項を公式に口にするというセレモニーは実に重要である。
トランプも言っているように、「オープン」になっている「元帥様」昨今の行動パターンからして、もしかすると、普通の国の指導者が会談後に行うような、「新年の辞」のような原稿を一方的に読み上げる形になるにせよ、記者会見すら行う可能性がある。
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韓国との貿易交渉で、我々は上手くやっている。北朝鮮については、金正恩とまもなく会談を持つ。我々は、彼から直接、できるだけ早い時期に会談を持ちたいと聞いている。私は、それは世界にとってすばらしく偉大なことだと思う。それは北朝鮮、韓国、日本、フランス、そして誰にとっても偉大なことだ。
In South Korea, on our trade deal, we’re doing very well. And as far as North Korea is concerned, we are going to be having a meeting with Kim Jong-un, and that will be very soon. We have been told directly that they would like to have the meeting as soon as possible. And we think that’s a great thing for the world. That’s a great thing for North Korea and South Korea and Japan and France and everybody.
我々は、とても良い話し合いをしている。金正恩はとてもオープンで、私は、我々が見ている全ての側面においてとても立派だと思う。過去において、北朝鮮は多くの約束をしたが、彼らは今のようではなかった。
So we’re having very — very good discussions. Kim Jong-un, he really has been very open and I think very honorable from everything we’re seeing. Now, a lot of promises have been made by North Korea over the years, but they’ve never been in this position.
我々はとても厳しく最大の圧力を掛けてきた。周知のように、貿易でも大変厳しくした。制裁はいかなる国に対しても最も厳しく適用されされた。それは北朝鮮にとって偉大なことであるし、世界にとっても偉大なことであろう。その結果が、どこに向かうのかはまもなく目にすることになる。それが世界にとって素晴らしいことになるのか、そうではないのか。そして、それがフェアで納得のいくものでなければ、私はこれまでの政権とは異なり、交渉のテーブルを去る。
We have been very, very tough on maximum pressure. We have been very tough on, as you know, trade. We’ve been very, very tough at the border. Sanctions have been the toughest we’ve ever imposed on any country. And we think it will be a great thing for North Korea and it will be a great thing for the world. So we’ll see where that all goes. Maybe it will be wonderful and maybe it won’t. And if it’s not going to be fair and reasonable and good, I will — unlike past administrations, I will leave the table.
しかし、私は、北朝鮮について何かとても特別なことをやるチャンスに遭遇していると思う。彼らにとっても良いし、我々にとっても良いし、みんなにとって良い。
But I think we have a chance of doing something very special with respect to North Korea. Good for them, good for us, good for everybody.
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トランプは、「元帥様」を「立派(honorable)」と言っているが、「約束を守る」という意味においてであろう。米国とは、表だった約束はしていないわけだが、こうした発言からすると、ポンペオとかなり踏み込んだ話し合いがなされており、「第7期第3回党中央委員会全員会議」での「決定書」の内容が、ポンペオとの合意事項を履行したものなのであろう。
ポンペオと「元帥様」の合意事項がどれほど韓国側に伝えられているのかは不明であるが、27日の北南会談では、それの再確認か、一歩踏み込んだ提案が韓国大統領から出される可能性があるが、朝米間でかなり具体的な合意ができている様子なので、おそらく北米会談では、それを再確認することに焦点が置かれると思う。「元帥様」とポムペオは非公式会談である一方、北南会談は公式会談なので、世界の面前で「元帥様」がポンペオとの合意事項を公式に口にするというセレモニーは実に重要である。
トランプも言っているように、「オープン」になっている「元帥様」昨今の行動パターンからして、もしかすると、普通の国の指導者が会談後に行うような、「新年の辞」のような原稿を一方的に読み上げる形になるにせよ、記者会見すら行う可能性がある。