「朝鮮労働党中央委員会第1副部長金ヨジョン同志が中国共産党中央委員会対外連絡部長が引率する中国芸術団の宿所を訪問した」:「第1副部長同志」対中国デビュー (2018年4月14日 「労働新聞」)
日本語字幕付き。
Source: KCTV, 2018/04/14
14日、『労働新聞』紙面pdf番2面に、「第1副部長同志」が大規模芸術団を率いて「第31回4月の春国際親善公演」に参加するために訪朝した中国共産党対外連絡部長の宋涛を空港で出迎え、宿所を訪問して会談をした。宴会も開かれているが、宴会には李洙墉は参加しているものの、「第1副部長同志」は出ていない。食事や飲酒がある宴会は、妊娠中ということへの配慮かも知れない。
「第1副部長同志」、既に平昌オリンピックへの「元帥様の特使」、韓国大統領特使訪朝時に「元帥様」と共に接見などで、外交デビューはしているが、「元帥様」の訪中の際には平壌を守っており、同行しなかった。やはり、一気に朝中関係が好転する中、「第1副部長同志」もデビューさせておいた方がよいということで、出しているのではないのかということと、過去記事にも書いたように、「第1副部長同志」は、一般的に言われている「宣伝扇動第1副部長」ではなく、「文化芸術部第1副部長」であるからこそ、中国からの「文化芸術」ミッションのホストをしているのではないかと思う。また、過去は、中国人民解放軍の楽団が「4月の春国際親善公演」に参加したことがあるが、今回は写真を見る限りは解放軍楽団ではなく、民間人のようだ。この辺りも、軍事よりも「文化芸術」性を際立たせ、「第1副部長同志」が出やすくするための設定なのかも知れない。
朝中関係が悪かったときも、中国からは「4月の春国際親善公演」への参加はあったが、国家レベルの参加ではなく、地域レベルの参加であったし、規模も小さかった。やはり、宋涛が率いる大芸術団を訪朝したことは、朝中関係の大きな変化を象徴するものであり、そこに「第1副部長同志」が出ているということには、大きな意味がある。今後、その返礼として、今後、北朝鮮の芸術団を「第1副部長同志」が引率して、中国を訪問する可能性もある。
*****************
朝鮮労働党中央委員会政治局候補委員であり、党中央委員会第1副部長である金ヨジョン同志が、13日、中国共産党中央委員会対外連絡部長宋涛同志が引率する中国芸術団の宿所を訪問した。
宿所を訪問した金ヨジョン同志は、中国芸術団の我が国訪問を再び熱烈に歓迎しながら、中国共産党中央委員会対外連絡部長宋涛同志と温かい挨拶を交わし、和気藹々とした雰囲気の中で談話をした。
宿所で金ヨジョン同志は、中央バレー舞踊同団長とも会った。金ヨジョン同志は、兄弟的中国人民の芸術使節が平壌在留期間、些少の不便もないよう、最大の細心を尽くすといいながら、中国同志達が、楽しい時間を過ごしながら、芸術団の公演活動が成果的に開催されることを祝願した。

Source: 『労働新聞』紙面pdf番2面、2018/04/14
*************************
「元帥様」訪中時には、国境駅まで出迎え、国境駅まで見送った宋涛なので、今回の訪朝中、一度は「元帥様」と会見することになろう。恐らくは、「芸術団」の公演を一緒に観覧することになるはずだが、その前後が会見のタイミングだと思う。『労働新聞』の記事には、芸術団の訪中期間については書かれていないが、中国側で報道されている可能性はある(追って確認)。
可能性は低いが、「最高人民会議」を「元帥様」は欠席しているので、もし宋涛とも会見することがなければ、体調の問題が発生している可能性もある。時期的には、いつも以上に元気でいてほしい「元帥様」なのだが。
*****************
中国共産党中央委員会対外連絡部長同志が引率する中国芸術団が、第31回4月の春親善芸術祝典に参加するために4月13日、平壌に到着した。
金正恩同志と習近平同志の歴史的な初首脳会談後、我が国を訪問する中国芸術団は、朝中文化交流の礎石を固め、両国人民の兄弟の情をさらに厚くすることに貢献することになる親善の芸術使節である。
我が国を訪問する200人あまりで構成される中国芸術団には、60年間近く誇らしい発展歴史を刻みながら、国内ではもちろん、世界的にも名声を轟かせている中央バレー舞踊団と中央歌劇院、国家演劇院の名のある芸術人達が網羅されている。
中国共産党中央委員会対外連絡部、宣伝部、中華人民共和国文化及び観光部の幹部が芸術団と同行している。
朝鮮労働党と共和国政府は、中国芸術団の我が国訪問を伝統的な朝中親善関係を貴重に考えながら、新時代の要求に合うように、より生気をもって、活力を持って継承していこうという、中国共産党と政府の積極的な立場を示しているものと見なされ、中国の芸術人達を最も近い友人として熱烈に歓迎している。
中国芸術団を迎える平壌国際飛行場には、朝中両国の国旗がたなびき、数多い群衆が手旗と花束を持って集まり、歓迎の列をなした。
朝鮮労働党中央委員会政治局委員であり、党中央委員会副部長である李洙墉同志、朝鮮労働党中央委員会政治局候補委員であり、党中央委員会第1副部長である金ヨジョン同志、文化相の朴チュンナム同志をはじめとした、党と政府の幹部と関係部門幹部が中国芸術団を温かく迎えた。
我が国芸術団が、宋涛対外連絡部長と李軍文化及び観光部副部長をはじめとする中国芸術団の指導幹部、主要俳優に花束を捧げた。
親近なる隣邦に到着した喜びを抱き、中国芸術団メンバーは、群衆の熱烈な歓迎を受けながら、宿所へと向かった。
朝中両党、両国の最高領導者同志の直接的な発議と深い関心の中で実現された中国芸術団の我が国訪問は、両国人民の貴重な財朝中親善関係と伝統を継承し、時代と共に前進しながら、さらに強固に発展していることを力強く誇示する重要な契機となっている。
明るい春に、我が国を訪問した中国人民の親善の使節は、至る所で我々人民の温かい歓待と熱烈な歓迎を受けることになる。

Source: 『労働新聞』紙面pdf番2面、2018/04/14
**********************************
朝鮮労働党中央委員会国際部が中国芸術団のために歓迎宴会開催
朝鮮労働党中央委員会国際部が、第31回4月の春親善芸術祝典に参加するために我が国を訪問した中国芸術団を歓迎し、13日夕方、平壌高麗ホテルで宴会を開催した。
宴会には、中国共産党中央委員会対外連絡部長宋涛同志が引率する中国芸術団と李ジングン駐朝中華人民共和国特命全権大使、大使館メンバーが招待された。
朝鮮労働党中央委員会副委員長の李洙墉同志と朝鮮労働党中央委員会副部長の李チャングン同志、朝鮮労働党中央委員会と文化省の幹部が宴会に参加した。
宴会ではまず、李洙墉同志が演説した。
演説者は、我々人民に対する中国人民の温かく、真実な友誼の情を抱き、平壌に来た中国共産党中央委員会対外連絡部長宋涛同志が引率する中国芸術団の全ての同志達を両党最高領導者同志達の崇高な意図を実践に移していく親善の芸術使節として喜ばしく迎えると述べた。
朝鮮労働党中央委員会委員長同志の歴史的な中国訪問で、朝中親善関係が新たな高い段階に上がった時期に、中国の名声高い大規模芸術団が我が国を訪問したことは、朝中親善を新時代の要求に合うように継承発展させていきながら、両国の文化交流の礎石をさらに固くしていくことで、深い意義を持っていると彼は強調した。
中国芸術団の全ての同志達が、今後も朝中文化芸術交流の先駆者となり、立派な芸術活動を積極的に展開することで、両国人民に喜びと鼓舞を与えてくれると信じていると言いながら、彼は、中国芸術団の我が国訪問公演が、立派な成果を挙げるだろうという確信を表明した。
次に宋涛同志が演説した。
演説者は、中国芸術団の今回の訪問が、両党最高領導者同志達が達成された重要な合意を履行し、中朝親善関係発展を推進し動かしていく第一歩となり、中朝間の意義ある文化芸術活動にもなると述べた。
金正恩委員長同志が、中国芸術団の今回の訪問を高度に重視されながら、特別な措置を取って下さったと言いながら、彼は、今回の公演で必ずや立派な成果を挙げ、中朝両党、両国の親善的な往来に新たな1ページを飾るであろうという確信を示した。
金正恩委員長同志の領導の下で、最近年間、朝鮮の党と人民が経済発展と人民生活向上で大きな成果を達成し、社会主義偉業を力強く前進させているのを目撃したと彼は述べた。
彼は、中国の党と政府は、朝鮮の経済が発展し、人民が幸福になることを心より願っており、金正恩委員長同志を首班とする朝鮮労働党の領導の下で、朝鮮人民が社会主義偉業遂行でより大きな前進を達成するであろうと確信していると強調した。
宴会参加者達は、朝鮮労働党委員長金正恩同志の健康を祝願し、中国共産党中央委員会総書記習近平同志の健康を祝願し、伝統的な朝中親善の強化発展のために杯を上げた。
宴会は、終始兄弟的で和気藹々とした雰囲気の中で行われた。
*************
謝辞:いつもエラーをご指摘頂く方、ありがとうございます。
Source: KCTV, 2018/04/14
14日、『労働新聞』紙面pdf番2面に、「第1副部長同志」が大規模芸術団を率いて「第31回4月の春国際親善公演」に参加するために訪朝した中国共産党対外連絡部長の宋涛を空港で出迎え、宿所を訪問して会談をした。宴会も開かれているが、宴会には李洙墉は参加しているものの、「第1副部長同志」は出ていない。食事や飲酒がある宴会は、妊娠中ということへの配慮かも知れない。
「第1副部長同志」、既に平昌オリンピックへの「元帥様の特使」、韓国大統領特使訪朝時に「元帥様」と共に接見などで、外交デビューはしているが、「元帥様」の訪中の際には平壌を守っており、同行しなかった。やはり、一気に朝中関係が好転する中、「第1副部長同志」もデビューさせておいた方がよいということで、出しているのではないのかということと、過去記事にも書いたように、「第1副部長同志」は、一般的に言われている「宣伝扇動第1副部長」ではなく、「文化芸術部第1副部長」であるからこそ、中国からの「文化芸術」ミッションのホストをしているのではないかと思う。また、過去は、中国人民解放軍の楽団が「4月の春国際親善公演」に参加したことがあるが、今回は写真を見る限りは解放軍楽団ではなく、民間人のようだ。この辺りも、軍事よりも「文化芸術」性を際立たせ、「第1副部長同志」が出やすくするための設定なのかも知れない。
朝中関係が悪かったときも、中国からは「4月の春国際親善公演」への参加はあったが、国家レベルの参加ではなく、地域レベルの参加であったし、規模も小さかった。やはり、宋涛が率いる大芸術団を訪朝したことは、朝中関係の大きな変化を象徴するものであり、そこに「第1副部長同志」が出ているということには、大きな意味がある。今後、その返礼として、今後、北朝鮮の芸術団を「第1副部長同志」が引率して、中国を訪問する可能性もある。
*****************
朝鮮労働党中央委員会政治局候補委員であり、党中央委員会第1副部長である金ヨジョン同志が、13日、中国共産党中央委員会対外連絡部長宋涛同志が引率する中国芸術団の宿所を訪問した。
宿所を訪問した金ヨジョン同志は、中国芸術団の我が国訪問を再び熱烈に歓迎しながら、中国共産党中央委員会対外連絡部長宋涛同志と温かい挨拶を交わし、和気藹々とした雰囲気の中で談話をした。
宿所で金ヨジョン同志は、中央バレー舞踊同団長とも会った。金ヨジョン同志は、兄弟的中国人民の芸術使節が平壌在留期間、些少の不便もないよう、最大の細心を尽くすといいながら、中国同志達が、楽しい時間を過ごしながら、芸術団の公演活動が成果的に開催されることを祝願した。

Source: 『労働新聞』紙面pdf番2面、2018/04/14
*************************
「元帥様」訪中時には、国境駅まで出迎え、国境駅まで見送った宋涛なので、今回の訪朝中、一度は「元帥様」と会見することになろう。恐らくは、「芸術団」の公演を一緒に観覧することになるはずだが、その前後が会見のタイミングだと思う。『労働新聞』の記事には、芸術団の訪中期間については書かれていないが、中国側で報道されている可能性はある(追って確認)。
可能性は低いが、「最高人民会議」を「元帥様」は欠席しているので、もし宋涛とも会見することがなければ、体調の問題が発生している可能性もある。時期的には、いつも以上に元気でいてほしい「元帥様」なのだが。
*****************
中国共産党中央委員会対外連絡部長同志が引率する中国芸術団が、第31回4月の春親善芸術祝典に参加するために4月13日、平壌に到着した。
金正恩同志と習近平同志の歴史的な初首脳会談後、我が国を訪問する中国芸術団は、朝中文化交流の礎石を固め、両国人民の兄弟の情をさらに厚くすることに貢献することになる親善の芸術使節である。
我が国を訪問する200人あまりで構成される中国芸術団には、60年間近く誇らしい発展歴史を刻みながら、国内ではもちろん、世界的にも名声を轟かせている中央バレー舞踊団と中央歌劇院、国家演劇院の名のある芸術人達が網羅されている。
中国共産党中央委員会対外連絡部、宣伝部、中華人民共和国文化及び観光部の幹部が芸術団と同行している。
朝鮮労働党と共和国政府は、中国芸術団の我が国訪問を伝統的な朝中親善関係を貴重に考えながら、新時代の要求に合うように、より生気をもって、活力を持って継承していこうという、中国共産党と政府の積極的な立場を示しているものと見なされ、中国の芸術人達を最も近い友人として熱烈に歓迎している。
中国芸術団を迎える平壌国際飛行場には、朝中両国の国旗がたなびき、数多い群衆が手旗と花束を持って集まり、歓迎の列をなした。
朝鮮労働党中央委員会政治局委員であり、党中央委員会副部長である李洙墉同志、朝鮮労働党中央委員会政治局候補委員であり、党中央委員会第1副部長である金ヨジョン同志、文化相の朴チュンナム同志をはじめとした、党と政府の幹部と関係部門幹部が中国芸術団を温かく迎えた。
我が国芸術団が、宋涛対外連絡部長と李軍文化及び観光部副部長をはじめとする中国芸術団の指導幹部、主要俳優に花束を捧げた。
親近なる隣邦に到着した喜びを抱き、中国芸術団メンバーは、群衆の熱烈な歓迎を受けながら、宿所へと向かった。
朝中両党、両国の最高領導者同志の直接的な発議と深い関心の中で実現された中国芸術団の我が国訪問は、両国人民の貴重な財朝中親善関係と伝統を継承し、時代と共に前進しながら、さらに強固に発展していることを力強く誇示する重要な契機となっている。
明るい春に、我が国を訪問した中国人民の親善の使節は、至る所で我々人民の温かい歓待と熱烈な歓迎を受けることになる。

Source: 『労働新聞』紙面pdf番2面、2018/04/14
**********************************
朝鮮労働党中央委員会国際部が中国芸術団のために歓迎宴会開催
朝鮮労働党中央委員会国際部が、第31回4月の春親善芸術祝典に参加するために我が国を訪問した中国芸術団を歓迎し、13日夕方、平壌高麗ホテルで宴会を開催した。
宴会には、中国共産党中央委員会対外連絡部長宋涛同志が引率する中国芸術団と李ジングン駐朝中華人民共和国特命全権大使、大使館メンバーが招待された。
朝鮮労働党中央委員会副委員長の李洙墉同志と朝鮮労働党中央委員会副部長の李チャングン同志、朝鮮労働党中央委員会と文化省の幹部が宴会に参加した。
宴会ではまず、李洙墉同志が演説した。
演説者は、我々人民に対する中国人民の温かく、真実な友誼の情を抱き、平壌に来た中国共産党中央委員会対外連絡部長宋涛同志が引率する中国芸術団の全ての同志達を両党最高領導者同志達の崇高な意図を実践に移していく親善の芸術使節として喜ばしく迎えると述べた。
朝鮮労働党中央委員会委員長同志の歴史的な中国訪問で、朝中親善関係が新たな高い段階に上がった時期に、中国の名声高い大規模芸術団が我が国を訪問したことは、朝中親善を新時代の要求に合うように継承発展させていきながら、両国の文化交流の礎石をさらに固くしていくことで、深い意義を持っていると彼は強調した。
中国芸術団の全ての同志達が、今後も朝中文化芸術交流の先駆者となり、立派な芸術活動を積極的に展開することで、両国人民に喜びと鼓舞を与えてくれると信じていると言いながら、彼は、中国芸術団の我が国訪問公演が、立派な成果を挙げるだろうという確信を表明した。
次に宋涛同志が演説した。
演説者は、中国芸術団の今回の訪問が、両党最高領導者同志達が達成された重要な合意を履行し、中朝親善関係発展を推進し動かしていく第一歩となり、中朝間の意義ある文化芸術活動にもなると述べた。
金正恩委員長同志が、中国芸術団の今回の訪問を高度に重視されながら、特別な措置を取って下さったと言いながら、彼は、今回の公演で必ずや立派な成果を挙げ、中朝両党、両国の親善的な往来に新たな1ページを飾るであろうという確信を示した。
金正恩委員長同志の領導の下で、最近年間、朝鮮の党と人民が経済発展と人民生活向上で大きな成果を達成し、社会主義偉業を力強く前進させているのを目撃したと彼は述べた。
彼は、中国の党と政府は、朝鮮の経済が発展し、人民が幸福になることを心より願っており、金正恩委員長同志を首班とする朝鮮労働党の領導の下で、朝鮮人民が社会主義偉業遂行でより大きな前進を達成するであろうと確信していると強調した。
宴会参加者達は、朝鮮労働党委員長金正恩同志の健康を祝願し、中国共産党中央委員会総書記習近平同志の健康を祝願し、伝統的な朝中親善の強化発展のために杯を上げた。
宴会は、終始兄弟的で和気藹々とした雰囲気の中で行われた。
*************
謝辞:いつもエラーをご指摘頂く方、ありがとうございます。