新型スマホ「アリラン171」まもなく発売、記事にするネタが無いのがネタ (2018年3月17日 「朝鮮の今日」)
17日、「朝鮮の今日」で新型スマホが紹介されている。
アリラン情報技術交流社が開発した新型スマホ「アリラン171」のスペックは以下。
CPU: MT6797, 10コア、2.6GHz
OS: Android 7.1.1
RAM: 4G
ROM: 32G
背面カメラ: 13M(2重カメラ)
正面カメラ: 8M
SIMカード: ナノSIM 2枚
画面: 5.5インチ、1920X1080、4K動画
MT6797は、2016年12月頃からスマホに実装されているCPU。例えば下記の機種。
http://ascii.jp/elem/000/001/421/1421192/
日本語字幕付き。
Source: 「朝鮮の今日」、2018/03/17
しかし、「171」というのは、何の数字なのだろうか。数の組み合わせからすれば、7.1.1というアンドロイドのバージョンと同じになるが。
李ヨンホがスウェーデンでスウェーデン外相らと予定を延長して会談を続けているなどの動きは西側メディアでは報じられているが、北朝鮮のメディアは至って静か。
至って静かなので、あまり紹介するような記事や番組もない。『労働新聞』では、米国を直接的に非難する記事はほとんどなく、あっても貿易問題や第三国との関係で当該国が米国を非難するという内容のものばかり。
「朝鮮中央TV」でも、朝鮮戦争中の「米帝の蛮行」が展示されている博物館を紹介する番組程度。また、番組と番組の間で流される音楽も、軍事色が強いものは少なくなり(もしかするとなくなっている)、「首領様」の革命歌謡、経済関連の曲、「元帥様」称賛歌になっている。
過去記事にも書いたとおり、トランプと韓国当局者に対する攻撃が止んでいる最中、韓国党などの「保守一味」と「日帝」に対する攻撃は続いている。「日帝」に関しては、17日の『労働新聞』紙面pdf版6面で写真と共に、韓国の研究者が米公文書館で発掘した戦争末期、雲南省での「朝鮮人性奴隷に対する日帝の蛮行」映像について、同じような内容の解説番組が16日、「朝鮮中央TV」で放送された。
また、「元帥様」の動向も「シリア大統領などに返事を出した」という程度の話しか出ておらず、「現地指導」も一切されていないようである。6日の「韓国大統領特使と接見」を最後に、事実上、表だった活動が見られない。今、4月に予定されている韓国大統領との会談、そして5月に予定されている米国大統領との会談準備で超多忙の「元帥様」ということであろう。
平和なことはよいことなのだが、記事にするネタが無いというのも、つまらない。
日本首相安倍は、韓国大統領に電話を掛け、「核・ミサイルと拉致問題をセットにして」と、外務大臣河野は米国に行ってペンスらに「朝米首脳会談で拉致問題も持ち出してくれ」と懇願したようだが、一応、伝えておくことは悪いことではないにしても、タイミングを完全に逸している。それに、現実的に「拉致問題」と「核ミサイル問題」を韓国や米国が同列に扱うことなどあり得ない。
つまり、「拉致問題解決」は、日本の自助努力が求められるわけだが、森友で首が回らなくなっている今、一応「伝えておきました」以上のことはできようにもない。
アリラン情報技術交流社が開発した新型スマホ「アリラン171」のスペックは以下。
CPU: MT6797, 10コア、2.6GHz
OS: Android 7.1.1
RAM: 4G
ROM: 32G
背面カメラ: 13M(2重カメラ)
正面カメラ: 8M
SIMカード: ナノSIM 2枚
画面: 5.5インチ、1920X1080、4K動画
MT6797は、2016年12月頃からスマホに実装されているCPU。例えば下記の機種。
http://ascii.jp/elem/000/001/421/1421192/
日本語字幕付き。
Source: 「朝鮮の今日」、2018/03/17
しかし、「171」というのは、何の数字なのだろうか。数の組み合わせからすれば、7.1.1というアンドロイドのバージョンと同じになるが。
李ヨンホがスウェーデンでスウェーデン外相らと予定を延長して会談を続けているなどの動きは西側メディアでは報じられているが、北朝鮮のメディアは至って静か。
至って静かなので、あまり紹介するような記事や番組もない。『労働新聞』では、米国を直接的に非難する記事はほとんどなく、あっても貿易問題や第三国との関係で当該国が米国を非難するという内容のものばかり。
「朝鮮中央TV」でも、朝鮮戦争中の「米帝の蛮行」が展示されている博物館を紹介する番組程度。また、番組と番組の間で流される音楽も、軍事色が強いものは少なくなり(もしかするとなくなっている)、「首領様」の革命歌謡、経済関連の曲、「元帥様」称賛歌になっている。
過去記事にも書いたとおり、トランプと韓国当局者に対する攻撃が止んでいる最中、韓国党などの「保守一味」と「日帝」に対する攻撃は続いている。「日帝」に関しては、17日の『労働新聞』紙面pdf版6面で写真と共に、韓国の研究者が米公文書館で発掘した戦争末期、雲南省での「朝鮮人性奴隷に対する日帝の蛮行」映像について、同じような内容の解説番組が16日、「朝鮮中央TV」で放送された。
また、「元帥様」の動向も「シリア大統領などに返事を出した」という程度の話しか出ておらず、「現地指導」も一切されていないようである。6日の「韓国大統領特使と接見」を最後に、事実上、表だった活動が見られない。今、4月に予定されている韓国大統領との会談、そして5月に予定されている米国大統領との会談準備で超多忙の「元帥様」ということであろう。
平和なことはよいことなのだが、記事にするネタが無いというのも、つまらない。
日本首相安倍は、韓国大統領に電話を掛け、「核・ミサイルと拉致問題をセットにして」と、外務大臣河野は米国に行ってペンスらに「朝米首脳会談で拉致問題も持ち出してくれ」と懇願したようだが、一応、伝えておくことは悪いことではないにしても、タイミングを完全に逸している。それに、現実的に「拉致問題」と「核ミサイル問題」を韓国や米国が同列に扱うことなどあり得ない。
つまり、「拉致問題解決」は、日本の自助努力が求められるわけだが、森友で首が回らなくなっている今、一応「伝えておきました」以上のことはできようにもない。