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    「朝鮮外務省スポークスマン朝米対話問題に言及」:「平等な立場」なら対話意志は「満装填」されている、「声明」でも「談話」でもなく「言及」、韓国特使のカードは (2018年3月3日 「朝鮮中央通信」)

    3日、「朝鮮中央通信」が配信した北朝鮮外務省の米朝対話に対する考え方、以下。

    ***************
    朝鮮外務省スポークスマン朝米対話問題に言及
    조선외무성 대변인 조미대화문제에 언급

    (平壌3月3日発 朝鮮中央通信)
    (평양 3월 3일발 조선중앙통신)

    朝鮮民主主義人民共和国外務省スポークスマンは、我々の対米対話意志闡明以後に見られる米国の動向と関連し、3日、朝鮮中央通信社記者が提起した質問に次のように答えた。
    조선민주주의인민공화국 외무성 대변인은 우리의 조미대화의사천명이후 나타나고있는 미국의 동향과 관련하여 3일 조선중앙통신사 기자가 제기한 질문에 다음과 같이 대답하였다.

    最近、米国が朝米対話問題と関連し、適切な条件が整えられなければ対話をしないだの、核兵器とミサイルを放棄する意志があるのか見守るだのといったラッパを吹き続けながら、見栄を張っている。
    최근 미국이 조미대화문제와 관련하여 적절한 조건이 갖추어지지 않으면 대화하지 않겠다느니, 핵무기와 미싸일을 포기할 의지가 있는지 지켜보겠다느니 하는 등의 나발을 계속 불어대면서 희떱게 놀아대고있다.

    我々の急速な核兵力強化で気絶し、対話のドアをノックし続けてきた米国が、口を紡ぎながら、あれこれと前提条件を並べ立てるだけでは足らず、対話をしても核放棄のための対話をし「最大の圧迫」は非核化が恒久的に実現されるときまで続けられるといっているのはちゃんちゃらおかしい。
    우리의 급속한 핵무력강화에 기절초풍하여 대화의 문을 계속 두드려온 미국이 아닌보살하면서 이러저러한 전제조건들을 내거는것도 모자라 대화를 해도 핵포기를 위한 대화를 할것이며 《최대의 압박》은 비핵화가 영구적으로 실현될 때까지 계속될것이라고 하는것은 가소롭기 그지없다.

    朝鮮半島で同族対決を終わらせ、平和を達成しようという我々の崇高な民族愛と大英断により、北と南が平昌で冬期オリンピックを成功裏に開催し、和解と協力の新たな章を開いている。
    조선반도에서 동족대결을 끝장내고 평화를 이룩하려는 우리의 숭고한 민족애와 대용단에 의하여 북과 남이 평창에서 겨울철올림픽경기대회를 성과적으로 치르고 화해와 협력의 새로운 장을 열어나가고있다.

    我々は、平和を願う我々民族と国際社会の念願から米国とも対話が可能だという立場を明らかにした。
    우리는 평화를 바라는 우리 겨레와 국제사회의 념원으로부터 미국과도 대화가 가능하다는 립장을 밝혔다.

    対話と交渉を通して、外交的に、平和的に問題を解決しようということは、我々の一貫し、原則的な立場である。
    대화와 협상을 통하여 외교적으로, 평화적으로 문제를 해결하려는것은 우리의 일관하고도 원칙적인 립장이다.

    我々が指向する対話は、国家間で平等な立場でお互いの関心事となる問題を討議、解決する対話である。
    우리가 지향하는 대화는 국가들사이에 평등한 립장에서 호상 관심사로 되는 문제들을 론의해결하는 대화이다.

    過去、数十年間にわたる朝米会談の歴史で、我々は一度も米国と前提条件がある対話のテーブルに向き合って座ったことはなく、今後もそのようなことはない。
    지난 수십년간에 걸치는 조미회담력사에서 우리는 단 한번도 미국과 전제조건적인 대화탁에 마주앉은적이 없으며 앞으로도 그런 일은 없을것이다.

    我々が朝米対話意思を明らかにした以後に見られる米国の動向は、我々を米国が朝米対話が再開されることを願っていないのと変わらないと考えざるを得ないようにしている。
    우리가 조미대화의사를 밝힌 이후 나타난 미국의 동향은 우리로 하여금 미국이 조미대화가 재개되는것을 달가와하지 않는다고밖에 달리 볼수 없게 만들고있다.

    我々は、対話と交渉をとおして外交的に、平和的に問題を解決する意志はあるが、決して対話を物乞いしたり、米国が騒ぎ立てる軍事的選択を避けることもしない。
    우리는 대화와 협상을 통하여 외교적으로, 평화적으로 문제를 해결할 의지가 있지만 결코 대화를 구걸하거나 미국이 떠드는 군사적선택을 피하지도 않을것이다.

    我々は、米国のいかなる選択にも全て対応してやる能力と意志が満装填されている。
    우리는 미국의 그 어떤 선택에도 다 대응해줄 능력과 의지가 만장약되여있다.

    朝鮮半島に我が民族と全世界が願う平和が根付くのか、そうでなければ対決の悪循環の中に誰も願わない事態をもたらすのかと言うことは、全的に米国の態度にかかっている。
    조선반도에 우리 민족과 전 세계가 바라는 평화가 깃드는가 아니면 대결의 악순환속에 누구도 바라지 않는 사태가 초래되는가 하는것은 전적으로 미국의 태도에 달려있다.

    米国は、我々の対話意志を誤って判断してはならない。
    미국은 우리의 대화의지를 오판하지 말아야 할것이다.
    *********************

    「核放棄」を前提とした対話に応じないというのは、「核保有国」になってからの北朝鮮の一貫した態度であり、それを前提に対話をするというのは、ハードルが高すぎる。

    注目すべきは、「国家間に平等な立場でお互いの関心事となる問題を討議、解決する対話」という部分であるが、「平等な立場」というのを「核保有国同士」と解釈すると、これは米国にとってハードルが高すぎる。しかし、「平等な立場」を「どちらか一方から強要される前提条件なく」と解釈すれば、北朝鮮は「お互いの関心事となる問題を討議、解決する対話」には応じるとし、それを「指向」しているだけではなく、米国がその方向に向かうのであれば、そうした意志は「満装填」されているとも言っている。

    来週早々には、韓国が北朝鮮に派遣する特使が指名されるであろうが、朝米対話に関する部分については、北朝鮮が既にこの「スポークスマン言及」で取りあえず考えを明らかにした。しかし、微妙な点は、これが北朝鮮外務省の「声明」でも「談話」でもなく、「朝鮮中央通信記者が提起した質問」に対して、「言及」したと発言に対する拘束力を低くして発表している点である。

    北朝鮮は、「対話を物乞いはしない」と言っているように、対面を重視することは繰り返し書いてきた。4日付けの『労働新聞』には、この記事は掲載されておらず、現時点まで「朝鮮中央TV」でも報じられていない。こうしたことから、あくまでも対外向けの「報道」であり、それだけフレキシビリティーがある「言及」であることも考慮すべき点である(今日、放送される可能性はあるが)。

    とりあえず、朝米が1枚目のカードを表にした状態で、韓国が派遣する「特使」がどのようなカードを提示し、既に提示されている2枚のカードの力を弱められるのかに注目したい。

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    川口智彦

    Author:川口智彦
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    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.

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