「自力自強の威力で打ち上がる主体の宇宙強国」:引用の形で「光明星-4」の諸元を紹介 (2018年2月7日 「労働新聞」)
7日は、「光明星-4」が打ち上げられて、2年目となり、2018年は「光明星-1」が打ち上げられてから20年になる。同日の『労働新聞』には、北朝鮮のロケット開発を振り返る記事が掲載されており、その中に、これまで明らかにされていなかった、「光明星-4」に関する新しい情報が、西側情報を引用する形で記されている。以下、関連部分。
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衛星発射は、革命の道、自主の道
主体105(2016)年、地球観測衛星「光明星-4」号発射を前にした政界衛星発射場を訪問された敬愛する元帥様は、みずから発射台まで行かれ、発射準備状況を了解されながら言われた。
衛星発射は、我が党と軍隊と人民の確固たる意志であり、主権国家の自主的で合法的な権利である。我々は、誰が何と言おうと、我々の決心と意志の通りに衛星発射をしなければならない!
衛星発射は、科学の道である前に革命の道、自主の道であると言われながら、米帝と追従勢力共のいかなる悪辣な制裁と圧殺策動も断固として粉砕し、様々な実用衛星を続けて発射し、宇宙強国の地位を確固たるものにして行くという、敬愛する元帥様の不滅の信念と鉄石の石が衛星発射場のあちこちに刻まれた。
宇宙強国の姿を規定する主要な指標の一つである発射台が、我々の智慧、我々の力で政界衛星発射場に立派に建設されたことも敬愛する元帥様の不滅の領導と切り離しては考えられない。
発射台建設で重要なことは、運搬ロケットの垂直化を実現することである。
「光明星-4」号を積んで宇宙万里へ飛び立つ運搬ロケットの最後の3段垂直化作業を自ら現地で指導して下さった敬愛する元帥様の火のような献身の足跡は、海風が強い衛星発射場に深く刻み込まれた。
ついに2月7日の9時ちょうどに地球観測衛星「光明星-4」号を載せた運搬ロケット「光明星」号が発射された。9分46秒後の9時9分46秒に運搬ロケットは、地球観測衛星「光明星-4」号を太陽同期軌道に正確に進入させた。「光明星-4」号の軌道傾斜角は、「光明星-3」号2号機と同じであった。
主体朝鮮の地球観測衛星「光明星-4」号発射成功のニュースは、世界を再び震撼させた。敵共までもが、世界が我々のロケット技術の安全性について認めるようになったことについて、大騒ぎした。
まず、発射台が2012年の50mから67mへと高められ、実際のロケットの飛行時間も2012年の9分27秒から9分46秒へと増えた。2段胴体の長さが長くなり、3段胴体は「光明星-3」号2号機よりも遠くまで飛行し、落下したという。
また、ロケットの1段胴体と2段胴体は、発射後、それぞれ6分、14分後に落下することで、分離時間が4年前よりもそれぞれ3分と6分も短縮され、推進力が遙かに高まっており、姿勢維持操縦装置も設置され、操縦技術もさらに精巧になったことからして、北は、ロケット発射に必要な技術を全て確保したものと思われると自ら認めざるを得なかった。
社会主義朝鮮は、こうして宇宙強国の戦列に堂々と並び立った。
そうだ、国がなかった歳月、植民地奴隷生活を強要されなければならなかった我が国が、今日、敬愛する最高領導者金正恩同志を高く頂き、主体の宇宙強国として全世界に光を放っている。
宇宙強国の尊厳と威容を力強く轟かせながら、自力自強の威力で社会主義強国建設の最後の勝利を達成するための我々の革命の道は、これからも力強く続き、その道で世の中を驚かせる主体朝鮮の英雄神話は限りなく創造されるであろう。

Source: 『労働新聞』紙面pdf版5面、2018/02/07
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長い記事なので前半部分はきちんと読んでいないが、当面は「実用衛星を次々と打ち上げる」計画はないようだ。
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衛星発射は、革命の道、自主の道
主体105(2016)年、地球観測衛星「光明星-4」号発射を前にした政界衛星発射場を訪問された敬愛する元帥様は、みずから発射台まで行かれ、発射準備状況を了解されながら言われた。
衛星発射は、我が党と軍隊と人民の確固たる意志であり、主権国家の自主的で合法的な権利である。我々は、誰が何と言おうと、我々の決心と意志の通りに衛星発射をしなければならない!
衛星発射は、科学の道である前に革命の道、自主の道であると言われながら、米帝と追従勢力共のいかなる悪辣な制裁と圧殺策動も断固として粉砕し、様々な実用衛星を続けて発射し、宇宙強国の地位を確固たるものにして行くという、敬愛する元帥様の不滅の信念と鉄石の石が衛星発射場のあちこちに刻まれた。
宇宙強国の姿を規定する主要な指標の一つである発射台が、我々の智慧、我々の力で政界衛星発射場に立派に建設されたことも敬愛する元帥様の不滅の領導と切り離しては考えられない。
発射台建設で重要なことは、運搬ロケットの垂直化を実現することである。
「光明星-4」号を積んで宇宙万里へ飛び立つ運搬ロケットの最後の3段垂直化作業を自ら現地で指導して下さった敬愛する元帥様の火のような献身の足跡は、海風が強い衛星発射場に深く刻み込まれた。
ついに2月7日の9時ちょうどに地球観測衛星「光明星-4」号を載せた運搬ロケット「光明星」号が発射された。9分46秒後の9時9分46秒に運搬ロケットは、地球観測衛星「光明星-4」号を太陽同期軌道に正確に進入させた。「光明星-4」号の軌道傾斜角は、「光明星-3」号2号機と同じであった。
主体朝鮮の地球観測衛星「光明星-4」号発射成功のニュースは、世界を再び震撼させた。敵共までもが、世界が我々のロケット技術の安全性について認めるようになったことについて、大騒ぎした。
まず、発射台が2012年の50mから67mへと高められ、実際のロケットの飛行時間も2012年の9分27秒から9分46秒へと増えた。2段胴体の長さが長くなり、3段胴体は「光明星-3」号2号機よりも遠くまで飛行し、落下したという。
また、ロケットの1段胴体と2段胴体は、発射後、それぞれ6分、14分後に落下することで、分離時間が4年前よりもそれぞれ3分と6分も短縮され、推進力が遙かに高まっており、姿勢維持操縦装置も設置され、操縦技術もさらに精巧になったことからして、北は、ロケット発射に必要な技術を全て確保したものと思われると自ら認めざるを得なかった。
社会主義朝鮮は、こうして宇宙強国の戦列に堂々と並び立った。
そうだ、国がなかった歳月、植民地奴隷生活を強要されなければならなかった我が国が、今日、敬愛する最高領導者金正恩同志を高く頂き、主体の宇宙強国として全世界に光を放っている。
宇宙強国の尊厳と威容を力強く轟かせながら、自力自強の威力で社会主義強国建設の最後の勝利を達成するための我々の革命の道は、これからも力強く続き、その道で世の中を驚かせる主体朝鮮の英雄神話は限りなく創造されるであろう。

Source: 『労働新聞』紙面pdf版5面、2018/02/07
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長い記事なので前半部分はきちんと読んでいないが、当面は「実用衛星を次々と打ち上げる」計画はないようだ。