「<朝鮮芸術映画>青春の自叙伝」:「画面伴奏音楽室 KARAOKE」 (2018年1月17日 「朝鮮中央TV」)
17日、「朝鮮中央TV」で放送された「<朝鮮芸術映画>青春の自叙伝」の中に、一瞬、南朝鮮かと思われるようなシーンが出てきた。きちんとストーリーはフォローしていないが、この映画は、平壌の若い恋人同士が「突撃隊員」となり、地方の炭鉱に派遣される映画だと思う。
これまた内容をフォローしていないのだが、平壌を離れる男性と女性が、一緒にビールを飲んでいるシーンが出てくる。フォローせずニコのシーンを見ていたのだが、一瞬、南朝鮮かと思った。しかし、何となくストーリーをフォローしていた限りでは、この映画はソウルは出てこない。録画で確認したところ、やはりこのシーンは平壌だった。
「画面伴奏音楽室 KARAOKE」。karaokeは英語の普通名詞となっているので、それはそれでよいのだが、北朝鮮でこのような使い方がされているとは思っていなかった。

Source: KCTV, 2018/01/17
内部の様子。

Source: KCTV, 2018/01/17
古きよき時代と言うべきか、万景峰号で運び出されていたであろう、ファンタ・オレンジがテーブルの上にある。店内の雰囲気も南朝鮮的だ。

Source: KCTV, 2018/01/17
韓国・統一部のデータベースでは、この映画の初回放送は2005年1月17日となっている。その他の日もあるが、2006、2008、2013、2015(1月19日)、2016(17日が日曜日のためか、16日放送)、2017と同じ1月17日に放送されている。何かこの日に関連がある映画なのであろう。
上のキャプチャの動画ファイルはuriminzokkiriからダウンロードしたものであるが、uriminzokkiriにはかつて掲載したことがある映画については、その動画を再利用(リンクを載せるだけ)のものと、この映画のようにHD化されてからの映像を(昨夜放送された映像)を掲載しているケースがある。字幕を付けてYouTubeにアップロードしてある「私たちの家の話」や「服務の足跡」については、残念ながらHD化されてからの動画ファイルではなかった。
<追記:2018/01/18 1020>
映画をはじめから見直した。結果、karaokeにいた女性は思想・精神的に悪い女性であることが分かった。青年の父親が副相なので、青年に接近したと。

Source: KCTV, 2018/01/17
そして、こちらが思想・精神的に正しい女性。中卒の青年同盟初級組織秘書。青年と一緒に炭鉱にやって来た。この青年は、そもそも思想・精神的によろしくなかったが、この青年同盟初級組織秘書との出会いを通して、思想・精神的に鍛錬される。

Source: KCTV, 2018/01/17
そんなことからすると、karaokeは思想・精神的にあまりよろしくない場所ということなのだろう。
「将軍様」に石炭鉱脈発見という「喜び」を捧げ、2人は仲良くなりハッピー・エンド。

Source: KCTV, 2018/01/17
<追記: 2018/01/18 1036>
そして、『労働新聞』を読んでいたら、この記事が。
1月17日は、「金日成-金正日主義青年同盟創立72周年」と。そういえば、70周年の年に「元帥様」が「金日成主義青年同盟」を「金日成-金正日主義青年同盟」へと改名したことを思い出した。

Source: 『労働新聞』紙面pdf版3面、2018/01/18
これまた内容をフォローしていないのだが、平壌を離れる男性と女性が、一緒にビールを飲んでいるシーンが出てくる。フォローせずニコのシーンを見ていたのだが、一瞬、南朝鮮かと思った。しかし、何となくストーリーをフォローしていた限りでは、この映画はソウルは出てこない。録画で確認したところ、やはりこのシーンは平壌だった。
「画面伴奏音楽室 KARAOKE」。karaokeは英語の普通名詞となっているので、それはそれでよいのだが、北朝鮮でこのような使い方がされているとは思っていなかった。

Source: KCTV, 2018/01/17
内部の様子。

Source: KCTV, 2018/01/17
古きよき時代と言うべきか、万景峰号で運び出されていたであろう、ファンタ・オレンジがテーブルの上にある。店内の雰囲気も南朝鮮的だ。

Source: KCTV, 2018/01/17
韓国・統一部のデータベースでは、この映画の初回放送は2005年1月17日となっている。その他の日もあるが、2006、2008、2013、2015(1月19日)、2016(17日が日曜日のためか、16日放送)、2017と同じ1月17日に放送されている。何かこの日に関連がある映画なのであろう。
上のキャプチャの動画ファイルはuriminzokkiriからダウンロードしたものであるが、uriminzokkiriにはかつて掲載したことがある映画については、その動画を再利用(リンクを載せるだけ)のものと、この映画のようにHD化されてからの映像を(昨夜放送された映像)を掲載しているケースがある。字幕を付けてYouTubeにアップロードしてある「私たちの家の話」や「服務の足跡」については、残念ながらHD化されてからの動画ファイルではなかった。
<追記:2018/01/18 1020>
映画をはじめから見直した。結果、karaokeにいた女性は思想・精神的に悪い女性であることが分かった。青年の父親が副相なので、青年に接近したと。

Source: KCTV, 2018/01/17
そして、こちらが思想・精神的に正しい女性。中卒の青年同盟初級組織秘書。青年と一緒に炭鉱にやって来た。この青年は、そもそも思想・精神的によろしくなかったが、この青年同盟初級組織秘書との出会いを通して、思想・精神的に鍛錬される。

Source: KCTV, 2018/01/17
そんなことからすると、karaokeは思想・精神的にあまりよろしくない場所ということなのだろう。
「将軍様」に石炭鉱脈発見という「喜び」を捧げ、2人は仲良くなりハッピー・エンド。

Source: KCTV, 2018/01/17
<追記: 2018/01/18 1036>
そして、『労働新聞』を読んでいたら、この記事が。
1月17日は、「金日成-金正日主義青年同盟創立72周年」と。そういえば、70周年の年に「元帥様」が「金日成主義青年同盟」を「金日成-金正日主義青年同盟」へと改名したことを思い出した。

Source: 『労働新聞』紙面pdf版3面、2018/01/18