「朝鮮労働党委員長金正恩同志が朝鮮労働党第5回細胞委員長大会で開会の辞をされた」:「政治局員候補同志」が登壇、黄炳瑞は見えず、左隣は誰? (2017年12月22日 「朝鮮中央通信」)
22日、「朝鮮中央通信」や『労働新聞』が「第5回細胞委員長大会」が開催されたと報じた。
「元帥様」と崔龍海の演説の詳細を『労働新聞』は伝えているが、長文なので追って読むことにするとし、写真で確認できることをいくつか書いておく。
まずは、「政治局員候補同志」金ヨジョンがついに登壇した。「元帥様」の右側5番目に座っており、事実上の序列2位の崔龍海が右側に座っていることからすると、右から序列を数えることになり、左右交互に数えて序列10位ということになる。

Source: KCNA, 2017/12/22
「朝鮮中央通信」も『労働新聞』も壇上の様子を大きくは見せていないが、一生懸命、メモを取っている様子が分かる。

Source: KCTV, 2017/12/22, 『労働新聞』紙面pdf版3面
「副部長同志」から昇格して、いよいよ「政治局員候補同志」として正面に出てきたということになる。特に、今回が経済部門の大会であることからして、「政治局員候補同志」は、金敬姫が軽工業部長であったように、経済部門の要職に就けた可能性がある(俗に言われている「宣伝扇動部長」でなければ)。
今後、大会が進むにつれ、さらなる実態が明らかになる可能性がある。
「開会の辞」を読み上げる「元帥様」

Source: KCNA, 2017/12/22
また、黄炳瑞は依然としていない。「元帥様」の左側に座っている人物が誰なのか、小さな写真ばかりなのでよく分からないが、顔を見てもピンとこない人物である。公開された写真を見る限りでは、会場には軍服を着た人間はいないように見えるので、軍からの参加者はいないとなると、黄炳瑞がいないことも理解できる。「党細胞」組織が経済部門だけに設けられた組織と言うことなのだろう。この点、2013年の同大会の写真などを確認し軍人がいるのか確かめる必要がある。
2013年の「第4回細胞秘書大会」で演説をする「元帥様」。それにしても「元帥様」、貫禄が出たと言うべきか、単純に太ったと言うべきか。

Source: 『労働新聞』、http://www.rodong.rep.kp/InterKo/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2013-01-30-0001
조선로동당 위원장 김정은동지께서 조선로동당 제5차 세포위원장대회에서 개회사를 하시였다
「元帥様」と崔龍海の演説の詳細を『労働新聞』は伝えているが、長文なので追って読むことにするとし、写真で確認できることをいくつか書いておく。
まずは、「政治局員候補同志」金ヨジョンがついに登壇した。「元帥様」の右側5番目に座っており、事実上の序列2位の崔龍海が右側に座っていることからすると、右から序列を数えることになり、左右交互に数えて序列10位ということになる。

Source: KCNA, 2017/12/22
「朝鮮中央通信」も『労働新聞』も壇上の様子を大きくは見せていないが、一生懸命、メモを取っている様子が分かる。

Source: KCTV, 2017/12/22, 『労働新聞』紙面pdf版3面
「副部長同志」から昇格して、いよいよ「政治局員候補同志」として正面に出てきたということになる。特に、今回が経済部門の大会であることからして、「政治局員候補同志」は、金敬姫が軽工業部長であったように、経済部門の要職に就けた可能性がある(俗に言われている「宣伝扇動部長」でなければ)。
今後、大会が進むにつれ、さらなる実態が明らかになる可能性がある。
「開会の辞」を読み上げる「元帥様」

Source: KCNA, 2017/12/22
また、黄炳瑞は依然としていない。「元帥様」の左側に座っている人物が誰なのか、小さな写真ばかりなのでよく分からないが、顔を見てもピンとこない人物である。公開された写真を見る限りでは、会場には軍服を着た人間はいないように見えるので、軍からの参加者はいないとなると、黄炳瑞がいないことも理解できる。「党細胞」組織が経済部門だけに設けられた組織と言うことなのだろう。この点、2013年の同大会の写真などを確認し軍人がいるのか確かめる必要がある。
2013年の「第4回細胞秘書大会」で演説をする「元帥様」。それにしても「元帥様」、貫禄が出たと言うべきか、単純に太ったと言うべきか。

Source: 『労働新聞』、http://www.rodong.rep.kp/InterKo/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2013-01-30-0001
조선로동당 위원장 김정은동지께서 조선로동당 제5차 세포위원장대회에서 개회사를 하시였다