「<テレビ連続劇>懲罰 -第7・8部-」(2012年7月17日 「朝鮮中央TV」)
だんだんとドラマのクライマックスに近づいてきた。このドラマであるが、やはりuriminzokkiriに掲載される前日に放映されているようである。
http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2012-07-17-21.flv
というのは、別記事に書いた7月18日以降の台風に伴う大雨注意報が字幕で流されているからである。字幕では「明日」つまり、7月18日からとなっているので、昨夜放送された番組であることが分かる。第7部と第8部がuriminzokkiriにアップロードされたファイルのように連続放送されているのか、分けて放送されたものをまとめてuriminzokkiriにアップロードしているのかは分からない。
前にも書いたが、このドラマは本当によくできている。これまでに見た北朝鮮のテレビドラマのサンプル数が少ないので断定はできないが、もしかするとこれも金正恩スタイルなのかもしれない。
見れば見るほど80年代に韓国で見たテレビドラマの作りを思い出す。87年の民主化宣言後の作品だったはずだが、光州事件を扱った「モレシゲ(砂時計)」というテレビドラマがあったが、テーマこそ違えど、雰囲気は実に似ている。
また、南(米国)のスパイ一味に荷担する飲み屋(女性がいると過去記事に書いたが間違いで、女性の歌をレコードでかけているだけだった)の女主人が肩を露わにしたチャイナドレスを着て、色仕掛け(といっても、言葉だけであるが)で、写真店主や保安部長を抱き込もうとするシーンなど、敵のスパイとはいえよくぞここまで見せたという感じである(その系では、モランボン楽団のシンガーと同じである)。
また、主人公とヒロインの複雑な関係も実にうまく描き出している。
おもしろかったのは、主人公が復讐心に燃えてトレーニングルームでサンドバッグを殴ったり、腹筋トレーニングをする場面があるのだが、背景で流れた音楽は、「必殺仕事人」の仕事を依頼されて仕事の準備をする場面で流れる音楽に実に似ていた。
前記事にも書いたが、思想的な説教は所々に含まれているものの、そんなに多くない。今回も金正淑さんが銃を手に金日成さんを護衛する逸話があったが、さして長い時間ではなかった。
私のような日本人民も楽しめる構成なので、朝鮮人民はさぞかし続きを楽しみにしていることであろう。
http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2012-07-17-21.flv
というのは、別記事に書いた7月18日以降の台風に伴う大雨注意報が字幕で流されているからである。字幕では「明日」つまり、7月18日からとなっているので、昨夜放送された番組であることが分かる。第7部と第8部がuriminzokkiriにアップロードされたファイルのように連続放送されているのか、分けて放送されたものをまとめてuriminzokkiriにアップロードしているのかは分からない。
前にも書いたが、このドラマは本当によくできている。これまでに見た北朝鮮のテレビドラマのサンプル数が少ないので断定はできないが、もしかするとこれも金正恩スタイルなのかもしれない。
見れば見るほど80年代に韓国で見たテレビドラマの作りを思い出す。87年の民主化宣言後の作品だったはずだが、光州事件を扱った「モレシゲ(砂時計)」というテレビドラマがあったが、テーマこそ違えど、雰囲気は実に似ている。
また、南(米国)のスパイ一味に荷担する飲み屋(女性がいると過去記事に書いたが間違いで、女性の歌をレコードでかけているだけだった)の女主人が肩を露わにしたチャイナドレスを着て、色仕掛け(といっても、言葉だけであるが)で、写真店主や保安部長を抱き込もうとするシーンなど、敵のスパイとはいえよくぞここまで見せたという感じである(その系では、モランボン楽団のシンガーと同じである)。
また、主人公とヒロインの複雑な関係も実にうまく描き出している。
おもしろかったのは、主人公が復讐心に燃えてトレーニングルームでサンドバッグを殴ったり、腹筋トレーニングをする場面があるのだが、背景で流れた音楽は、「必殺仕事人」の仕事を依頼されて仕事の準備をする場面で流れる音楽に実に似ていた。
前記事にも書いたが、思想的な説教は所々に含まれているものの、そんなに多くない。今回も金正淑さんが銃を手に金日成さんを護衛する逸話があったが、さして長い時間ではなかった。
私のような日本人民も楽しめる構成なので、朝鮮人民はさぞかし続きを楽しみにしていることであろう。