「C1化学工業と人民生活」:中国からの原油供給がなくても大丈夫、石炭から航空燃料も (2017年9月15日 「朝鮮中央TV」)
9月15日、「朝鮮中央TV」で再放送された「科学映画」。初回放送は2017年8月17日のこの「科学映画」では、北朝鮮に豊富な石炭から燃料や化学製品を作り出す方法を紹介している。既に、米国が中国に北朝鮮に対する石油供給中断要求を出していた時期にこの「科学映画」は放送された。
しかし、C1化学については、「元帥様」が2017年の「新年の辞」の中でも触れていたので、ここに来て突然登場したわけではない。
実は、石炭から石油を精製する技術については、9月に中国で開催された会議などでも話題になった。報告者は、この技術が既に第2次大戦中に日本により確立されており、それが北朝鮮に残留したのではないかとしていた。
化学の話なので私には難しすぎるが、ネットに出ている資料を斜め読みしている限りでは、どうやら技術的には可能であっても、日本の現状では採算が合わない技術のようだ。しかし、石炭はあるが、石油供給を中国に止められるとどうにもならない北朝鮮にとっては非常に有効な技術であり、「元帥様の賢明な領導の下」開発が進められる理由は充分にある。
雨合羽から航空燃料まで作れるというC1化学工業、この動画を見ると何となくイメージが掴める。日本語字幕付き。HD版。
Source: KCTV, 2017/09/15
しかし、C1化学については、「元帥様」が2017年の「新年の辞」の中でも触れていたので、ここに来て突然登場したわけではない。
実は、石炭から石油を精製する技術については、9月に中国で開催された会議などでも話題になった。報告者は、この技術が既に第2次大戦中に日本により確立されており、それが北朝鮮に残留したのではないかとしていた。
化学の話なので私には難しすぎるが、ネットに出ている資料を斜め読みしている限りでは、どうやら技術的には可能であっても、日本の現状では採算が合わない技術のようだ。しかし、石炭はあるが、石油供給を中国に止められるとどうにもならない北朝鮮にとっては非常に有効な技術であり、「元帥様の賢明な領導の下」開発が進められる理由は充分にある。
雨合羽から航空燃料まで作れるというC1化学工業、この動画を見ると何となくイメージが掴める。日本語字幕付き。HD版。
Source: KCTV, 2017/09/15