「生活の同行者として好評な先端技術製品」:北朝鮮版ナビソフト (2017年10月23日 「朝鮮中央通信」)
23日、「朝鮮中央通」が「全国情報化成果展覧会-2017」で「優秀だと評価」された製品を紹介してた。
1つは「私の同行者3.3(나의 길동무 3.3)」で、「11000編の図書が入っている」という。過去記事でも紹介した北朝鮮タブレット「リュフン」やネットテレビ受信機「マンバン」にも図書は収録されているが、「偉大な首領様の労作」、「偉大な将軍様の労作」、「敬愛する元帥様の労作」、「回顧録『時代と共に』」など、指導者に関するものだけである。これらは内部メモリに書き込まれており、ネットワークに接続されていなくても読めるようになっている。
「私の同行者3.3」ソフトウェアであるが、ソフトウェアに書き込まれているのか、ネットワークに接続して閲覧できるようになっているのかは、よくわからない。「赤い星」OS上で動くソフトなのであろうが、もしオフラインで使えるようものであれば、大量の北朝鮮書籍を北朝鮮の国内ネットワーク外で読むには都合の良いソフトである。
ボタンは左から、「ニュース」、「放送録画物」、「娯楽」、「図書」、「プログラム」、「購入予定」(はっきりと読めない)と書かれている。

Source: KCNA, 2017/10/23
一番右のボタンが「購入予定」であるとすると、オンラインショッピングなのかもしれない。
また、「同行者1.0(길동무 1.0)」は、「道案内プログラム」と紹介されており、「目的地まで正確に行くことができる本当に良い同行者」と紹介しており、写真は出ていないが、恐らくナビゲーションソフトであろう。北朝鮮では、機密保持の観点から、外国人のGPS持ち込みに非常に神経質になっており、原則的にはGPS機能付きのカメラやスマホは入国時に「預かり」とされる。このような状況からすると、朝鮮人民が使うスマホなど電子製品にもGPS機能はないのではないかと思われるが、GPS機能無しでは地図表示ぐらいしかできないことになる。
「全国情報化成果展覧会-2017』の様子は、「20時報道」などでも伝えていたが、残念ながらそれぞれの製品に関する詳しい紹介はなかった。いずれ、特集番組でも組んで詳しく紹介してくれることに期待しているのだが。
1つは「私の同行者3.3(나의 길동무 3.3)」で、「11000編の図書が入っている」という。過去記事でも紹介した北朝鮮タブレット「リュフン」やネットテレビ受信機「マンバン」にも図書は収録されているが、「偉大な首領様の労作」、「偉大な将軍様の労作」、「敬愛する元帥様の労作」、「回顧録『時代と共に』」など、指導者に関するものだけである。これらは内部メモリに書き込まれており、ネットワークに接続されていなくても読めるようになっている。
「私の同行者3.3」ソフトウェアであるが、ソフトウェアに書き込まれているのか、ネットワークに接続して閲覧できるようになっているのかは、よくわからない。「赤い星」OS上で動くソフトなのであろうが、もしオフラインで使えるようものであれば、大量の北朝鮮書籍を北朝鮮の国内ネットワーク外で読むには都合の良いソフトである。
ボタンは左から、「ニュース」、「放送録画物」、「娯楽」、「図書」、「プログラム」、「購入予定」(はっきりと読めない)と書かれている。

Source: KCNA, 2017/10/23
一番右のボタンが「購入予定」であるとすると、オンラインショッピングなのかもしれない。
また、「同行者1.0(길동무 1.0)」は、「道案内プログラム」と紹介されており、「目的地まで正確に行くことができる本当に良い同行者」と紹介しており、写真は出ていないが、恐らくナビゲーションソフトであろう。北朝鮮では、機密保持の観点から、外国人のGPS持ち込みに非常に神経質になっており、原則的にはGPS機能付きのカメラやスマホは入国時に「預かり」とされる。このような状況からすると、朝鮮人民が使うスマホなど電子製品にもGPS機能はないのではないかと思われるが、GPS機能無しでは地図表示ぐらいしかできないことになる。
「全国情報化成果展覧会-2017』の様子は、「20時報道」などでも伝えていたが、残念ながらそれぞれの製品に関する詳しい紹介はなかった。いずれ、特集番組でも組んで詳しく紹介してくれることに期待しているのだが。