長春探査、YouTube uriminzokkiri アカウント有効、中国の高速列車 (2017年9月12日)
11日、夜遅く長春・延吉探査から戻った。長春探査では、仁風閣なる朝鮮食堂を探査するも、ドンムとほとんど話をすることなく撤退。中国人で大変賑わっており、なぜか、ドンム同士が中国語で、そして、微妙に朝鮮語を交ぜながら中国語で話をするという不思議な光景を見た。共和国旗バッジを付けたドンム達だったので朝鮮族ではなく、朝鮮人民だと思う。中国語が分からない私でも、中国人の中国語ではないことは直ぐに分かった。この店の特徴は、中国国旗と共和国旗が並べてたくさん掲げられており、中国側が経営の主導権を握っているのかも知れない。会計席に座っていたのは中国人で、朝鮮語を話せなかった。延吉遠征をしたので、公演時間には間に合わなかったが、6時半から30分とドンムが言っていた。大同江ビールは置いておらず、氷川ビールを注文した。つまみはキムチ、食事はポシンタン。実は、この日は延吉遠征で昼食にポシンタンを食べたのに、夕食もポシンタンになった。トジャンクックを軽くすすろうと思ったのだが、「犬肉の入ったスープもありますよ」とドンム。延吉の千年白雪会館もそうだが、資本主義的マインドでガンガン売り込んでくる。まあ、中国人が大盤振る舞いしている一方、ビールとキムチとトジャンクックの友好的日本人民を気の毒に思っているのかも知れないが。
YouTubeのuriminzokkiriアカウントが削除されたというニュースが流れていたが、今確認したら存続している。同アカウントでアップロードされた動画も見られる。
どの社の記事だか忘れたが、「uriminzokkiriが広告収入を得ている」とか書いていたが、広告収入を得させていることこそあれ、私が見た限りではそういうことはない。ときどき、uriminzokkiriオリジナル動画のBGMに西側の楽曲を使っており、私も日本語字幕を付けてアップロードすると、「(BGM)が著作権者に収益化されます」というメッセージが出る。
ともあれ、プロパガンダであろうが何であろうが口を塞ぐのはよくない。プロパガンダの口を塞げば、それを聞く側の耳も塞がれるわけで、そんなことをすれば情報統制をしている北朝鮮と同じことになる。何でも自由に聞かせて、聞く者にその判断を委ねるというのが自由主義の根本原則のはずである。もちろん、YouTubeは商業メディアなので、商売上の都合でuriminzokkiriアカウントを削除するのはこれまた自由である。しかし、それが政治的な圧力によるものであれば、それ自体が自由主義を否定する行為だといえる。
延吉遠征の際、今回、初めて一人で高速列車なるものに乗ってみたが、実に快適であった。長春駅では切符は筆談で、延吉西駅には「朝鮮語窓口」があったので苦労せず。

YouTubeのuriminzokkiriアカウントが削除されたというニュースが流れていたが、今確認したら存続している。同アカウントでアップロードされた動画も見られる。
どの社の記事だか忘れたが、「uriminzokkiriが広告収入を得ている」とか書いていたが、広告収入を得させていることこそあれ、私が見た限りではそういうことはない。ときどき、uriminzokkiriオリジナル動画のBGMに西側の楽曲を使っており、私も日本語字幕を付けてアップロードすると、「(BGM)が著作権者に収益化されます」というメッセージが出る。
ともあれ、プロパガンダであろうが何であろうが口を塞ぐのはよくない。プロパガンダの口を塞げば、それを聞く側の耳も塞がれるわけで、そんなことをすれば情報統制をしている北朝鮮と同じことになる。何でも自由に聞かせて、聞く者にその判断を委ねるというのが自由主義の根本原則のはずである。もちろん、YouTubeは商業メディアなので、商売上の都合でuriminzokkiriアカウントを削除するのはこれまた自由である。しかし、それが政治的な圧力によるものであれば、それ自体が自由主義を否定する行為だといえる。
延吉遠征の際、今回、初めて一人で高速列車なるものに乗ってみたが、実に快適であった。長春駅では切符は筆談で、延吉西駅には「朝鮮語窓口」があったので苦労せず。
