「人気の高い平壌ピアノ」:平壌ピアノPV、BGMが悪い (2017年7月28日 「朝鮮の今日」)
28日、「朝鮮の今日」に掲載された「人気の高い平壌ピアノ」。「平壌ピアノ」の宣伝のような動画である。「世界の技術を積極的に導入し」と言っておきながら、「我々の力と技術で作った」と若干矛盾したことも言っているが、「合営会社」なので、中国企業との共同経営となっているのであろう。
「ドイツやイタリアなど世界50カ国以上に輸出」とも言っているが、良いピアノがいくらでも買えそうなヨーロッパで、興味本位以外で「平壌ピアノ」を輸入する人がいるのかは疑問である。世界のセイコーがある日本で、モランボン時計を喜んで使っている私のような変わり者がいるので、ドイツで「平壌ピアノ」も不思議ではないし、輸入できるものなら、私も使ってもみたい(私は弾けないが、拙宅の芸術家に弾かせたい)。
しかして、このPV、BGMが大変よろしくない。ピアノの宣伝をするのに、なぜ「平壌ピアノ」で奏でる曲を使わないのだろうか。導入部分で少し「私の国の青い空」のようなピアノによるイントロが流れるので、これはいけるかと思ったが、途中から「モランボン楽団」が演奏するような曲に変わってしまった。
日本語字幕付き。
Source: 朝鮮の今日、2017/07/28
どうせやるなら、こういう感じでまとめて欲しかった。このセンス、北朝鮮に求めるのは無理だろうか。曲目も「退廃的・反動的」ではないし、使えると思うのだが。同じ「4分(4 minutes)」で仕上げても、この差は大きい。
Source: YouTube, Birth Of Bösendorfer Piano In 4 Minutes La Campanella Lisitsa
「世界で戦えるピアノ」になるためには、この辺りの工夫も必要だ。
「ドイツやイタリアなど世界50カ国以上に輸出」とも言っているが、良いピアノがいくらでも買えそうなヨーロッパで、興味本位以外で「平壌ピアノ」を輸入する人がいるのかは疑問である。世界のセイコーがある日本で、モランボン時計を喜んで使っている私のような変わり者がいるので、ドイツで「平壌ピアノ」も不思議ではないし、輸入できるものなら、私も使ってもみたい(私は弾けないが、拙宅の芸術家に弾かせたい)。
しかして、このPV、BGMが大変よろしくない。ピアノの宣伝をするのに、なぜ「平壌ピアノ」で奏でる曲を使わないのだろうか。導入部分で少し「私の国の青い空」のようなピアノによるイントロが流れるので、これはいけるかと思ったが、途中から「モランボン楽団」が演奏するような曲に変わってしまった。
日本語字幕付き。
Source: 朝鮮の今日、2017/07/28
どうせやるなら、こういう感じでまとめて欲しかった。このセンス、北朝鮮に求めるのは無理だろうか。曲目も「退廃的・反動的」ではないし、使えると思うのだが。同じ「4分(4 minutes)」で仕上げても、この差は大きい。
Source: YouTube, Birth Of Bösendorfer Piano In 4 Minutes La Campanella Lisitsa
「世界で戦えるピアノ」になるためには、この辺りの工夫も必要だ。