「敬愛する最高領導者金正恩同志が『朝鮮人民軍航空及び反航空軍飛行指揮官の戦闘飛行術競技大会-2017』を指導された」:動画が楽しみ、「高度30mの超低空飛行」が見物、航空燃料は充分、「モランボン」記念公演は・・、喫煙は?、<追記>場所はプクチャンの飛行場だった (2017年6月5日 「朝鮮中央通信」)
「戦闘飛行術大会-2017」に関する報道が日本時間の20時30分頃、「20時報道」の前で放送された。全編、動画による報道で、編集に時間がかかり、「20時報道」前までずれ込んだものと思われる。しかし、動画の公開までに要する時間が短くなっていることは事実で、新しい編集機器の導入で処理速度が高まったのか(今更なので、可能性は高くないが)、検閲が簡素化されたのかもしれない。
日本語字幕無し。
Source: KCTV, 2017/05/05
「大会」が開催された場所を「カルマ飛行場」と予測したが、以前、「北極星-2」の発射位置ではないかと思い調べていたプクチャンの飛行場であることが分かった。

Source: Google Earth

Source: Google Earth
左右が逆になっていることに注意する必要があるが、川の位置、滑走路端の長方形の白っぽい部分、V字型の滑走路、飛び立つ戦闘機の真下にある白いマークなど、全ての点で一致している。また、「元帥様の監視所」も良いポジションにあり、飛び立つ戦闘機や目標を爆撃訓練がよく見える場所となっている。以前にも紹介した通り、この場所の過去写真を見ると、地面に飛行機の図柄が描かれたりしているので、定番の訓練場なのであろう。

Source: KCTV, 2017/06/05

Source: KCTV, 2017/06/05

Source: Google Earth
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5日、「朝鮮中央通信」が、「元帥様」が「飛行指揮官戦闘飛行術競技大会-2017を指導」したと報じた。
カルマ飛行場で行われたであろう大会であるが、「閲兵」もしているので大規模なものだと思われる。記事では「30m超低空飛行」について色々と書かれているので、今日午後にも放送される動画ではその場面をたっぷりと見せてくれると思う。
ウラジオストック港には、足止めされていると思われる北朝鮮タンカーが数隻いるが、日常的な飛行訓練に加えて、こうした大会を開催するに充分な航空燃料は確保しているということを示す目的もあるのであろう。
新曲も出たのだから、この「大会」に参加した飛行士を引き連れて、そのまま「モランボン楽団」公演をやってくれればよいのだが、「弾道ミサイル発射試験大成功」でもやらないので、期待するのは無理かも知れない。
そして、「ニコチン絆創膏」の効果で、「減煙」は続けられているのかどうか。「ミネラルウォーター工場現地指導」では、喫煙シーンはなかったが。
<追記>
『労働新聞』に写真が掲載された。飛行雲もカラフルできれいだが、灰皿、タバコ、マッチの3点セットが置かれている。灰皿に吸い殻があるのかは分からない。『労働新聞』の写真では、喫煙シーンはない。

Source: 『労働新聞』、http://rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2017-06-05-0001_photo

Source: 『労働新聞』、http://rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2017-06-05-0001_photo
動画が楽しみだ。
日本語字幕無し。
Source: KCTV, 2017/05/05
「大会」が開催された場所を「カルマ飛行場」と予測したが、以前、「北極星-2」の発射位置ではないかと思い調べていたプクチャンの飛行場であることが分かった。

Source: Google Earth

Source: Google Earth
左右が逆になっていることに注意する必要があるが、川の位置、滑走路端の長方形の白っぽい部分、V字型の滑走路、飛び立つ戦闘機の真下にある白いマークなど、全ての点で一致している。また、「元帥様の監視所」も良いポジションにあり、飛び立つ戦闘機や目標を爆撃訓練がよく見える場所となっている。以前にも紹介した通り、この場所の過去写真を見ると、地面に飛行機の図柄が描かれたりしているので、定番の訓練場なのであろう。

Source: KCTV, 2017/06/05

Source: KCTV, 2017/06/05

Source: Google Earth
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5日、「朝鮮中央通信」が、「元帥様」が「飛行指揮官戦闘飛行術競技大会-2017を指導」したと報じた。
カルマ飛行場で行われたであろう大会であるが、「閲兵」もしているので大規模なものだと思われる。記事では「30m超低空飛行」について色々と書かれているので、今日午後にも放送される動画ではその場面をたっぷりと見せてくれると思う。
ウラジオストック港には、足止めされていると思われる北朝鮮タンカーが数隻いるが、日常的な飛行訓練に加えて、こうした大会を開催するに充分な航空燃料は確保しているということを示す目的もあるのであろう。
新曲も出たのだから、この「大会」に参加した飛行士を引き連れて、そのまま「モランボン楽団」公演をやってくれればよいのだが、「弾道ミサイル発射試験大成功」でもやらないので、期待するのは無理かも知れない。
そして、「ニコチン絆創膏」の効果で、「減煙」は続けられているのかどうか。「ミネラルウォーター工場現地指導」では、喫煙シーンはなかったが。
<追記>
『労働新聞』に写真が掲載された。飛行雲もカラフルできれいだが、灰皿、タバコ、マッチの3点セットが置かれている。灰皿に吸い殻があるのかは分からない。『労働新聞』の写真では、喫煙シーンはない。

Source: 『労働新聞』、http://rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2017-06-05-0001_photo

Source: 『労働新聞』、http://rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2017-06-05-0001_photo
動画が楽しみだ。