「朝鮮半島と地域の平和のためなら、いかなる選択も躊躇しない-朝鮮アジア太平洋平和委員会スポークスマン声明」:「日本列島沈没」は毎度の愛嬌とし、トランプの発言を受けた「声明」 (2017年4月21日 「朝鮮中央TV」)
21日、「朝鮮中央TV」で放送された「朝鮮アジ太平洋平和委員会声明」。「南朝鮮は灰になる」、「日本列島は沈没する」などと勢いの良いことは言っているが、きちんと聞けば、トランプの発言を受けたものであること分かる。
「我々は平和を愛する社会主義国」は、トランプが「金正恩が平和を愛するなら」に対する、「愛している」という答えであり、「最終的な決断」には、「米国が正しい最終的決断をしろ」と返している。
現状も出鱈目を並べて立てているわけではなく、米国が朝鮮半島周辺に航空母艦を中心とした米兵力を集中させているのも事実である。
問題は、「我々は核武力を百倍に強化していく」と言っている点で、明らかに核実験を示している。米国の「核威嚇」が前提となっているので、北朝鮮が「威嚇」をどこまで我慢するのか、我慢しなかった結果についてどのように考えているのかについては、この「声明」から即断することは難しい。レトリックの応酬ならよいが、その一線を越えると危なくなる。
とにかく、「南朝鮮が灰」になったり、「日本列島が沈没」する事態は避けて欲しい。
日本語字幕付き。
Source: KCTV, 2017/04/21
「我々は平和を愛する社会主義国」は、トランプが「金正恩が平和を愛するなら」に対する、「愛している」という答えであり、「最終的な決断」には、「米国が正しい最終的決断をしろ」と返している。
現状も出鱈目を並べて立てているわけではなく、米国が朝鮮半島周辺に航空母艦を中心とした米兵力を集中させているのも事実である。
問題は、「我々は核武力を百倍に強化していく」と言っている点で、明らかに核実験を示している。米国の「核威嚇」が前提となっているので、北朝鮮が「威嚇」をどこまで我慢するのか、我慢しなかった結果についてどのように考えているのかについては、この「声明」から即断することは難しい。レトリックの応酬ならよいが、その一線を越えると危なくなる。
とにかく、「南朝鮮が灰」になったり、「日本列島が沈没」する事態は避けて欲しい。
日本語字幕付き。
Source: KCTV, 2017/04/21