北朝鮮報道で書かれないこと (dprknow.jp)

18日、「朝鮮中央TV」で放送中。

『潜水艦海兵の歌』、これまであまり聞かなかったが、SLBMの「成功」で。
『火星砲兵の歌』、これもまた「火星－2」型の「大成功」で。スクリーンにも「火星－2」型ミサイル。
『社会主義守ろう』の背景スクリーンには核爆発のような映像が。
『社会主義、ただ一途へ』、やはり女性ボーカルは良い。


Source: KCTV, 2017/04/18

『我々の銃槍の上に平和がある』、バリトン（アルト？）のオジサンながら良い。

そして、「米帝」の本拠地が核爆弾で吹き飛ぶ映像、最高だ。トランプが一番見たくない映像だろう。

「北極星－2」型ミサイルが発射される。

Source: KCTV, 2017/04/18

1発ではなく、複数のミサイルが｢米帝」の本拠地に飛来する。ミサイル防御システムは機能していない。韓国に配備されたTHAADも無用の長物だったようだ。

Source: KCTV, 2017/04/18

「正義の核」が炸裂する。

Source: KCTV, 2017/04/18

そして大爆発。

Source: KCTV, 2017/04/18

「米帝」は全滅し、｢降伏書にサインをする奴もいなくなる」

Source: KCTV, 2017/04/18

こうならないように、「銃槍（核抑止力）の上で平和」を維持しているという歌だ。しかし、その抑止力を崩すような行動を「米帝」が取れば、情け容赦なく｢米帝の本拠地は核で殲滅」されるというのが、「元帥様」のメッセージなのだろう。

日本語字幕付き。

Source: KCTV, 2017/04/18

クライマックスの2曲。歌詞にも日本語字幕。｢元帥様」まあまあご機嫌で退場シーン。

Source: KCTV, 2017/04/18

今回の公演は、「首領様誕生105周年慶祝」ということであったが、あまり｢慶祝」という雰囲気ではなく、「社会主義を固守する」、そしてそれは｢革命の銃隊」、しかもSLBM、ICBMと核戦力で「固守」し、その陣頭には「元帥様」が立っているという感じであった。まあ、｢閲兵式」参加者のための公演だったからということもあろうが、非常に政治性が高く、政治的メッセージが込められた公演だったと思う。

あまりオジサンの歌には感動しない私ではあるが、『我々の銃槍の上に平和がある』のあの力強い歌声は、｢モランボン楽団」以上であったと思う。