北朝鮮、新浦から発射し再び失敗、<追記>米太平洋艦隊、「ほぼ発射直後に爆発」と低評価、<追記>「対米対決戦勝利」創造 (2017年4月16日 「聯合通信」)
16日、『聯合通信』によると、北朝鮮が「弾道ミサイルを発射して失敗した」という報じた。
新浦からの発射なので、SLBMの失敗のような気がするが、前回発射したものと同じであり、米軍が最終的にスカッドとしたミサイルだとすると、2回連続で失敗をしているのはなぜであろうか。
『聯合通信』、「합참 "北, 함남 신포일대서 미사일 발사시도…실패"(2보)」、http://www.yonhapnews.co.kr/politics/2017/04/16/0505000000AKR20170416008500014.HTML?template=2085
米国に圧力を掛けられている中、そして世界が注目する中、「太陽節」翌日に恥をさらすような不完全な発射を「元帥様」は命じるのだろうか。だとすると、敢えて失敗させているような気がしないでもないが。
<追記>
Global Timesによると、『新華社』がミサイル発射を8時38分(日本時間)に報じたようだ。これまでのミサイル発射と比較していないが、『聯合通信』報道直後。
Global Times, DPRK's attempted missile launch failed: JCS, http://www.globaltimes.cn/content/1042596.shtml
<追記2>
「JCS」何の略かと思っていたら、「South Korea's Joint Chiefs of Staff (韓国合同参謀本部)」だった。
<追記3>
『聯合通信』続報。
「美, 北미사일 발사실패 확인…"발사 직후 폭발"」、http://www.yonhapnews.co.kr/international/2017/04/16/0619000000AKR20170416012100009.HTML?template=2085
********
米太平洋艦隊司令部は、北朝鮮のミサイル発射の試みを確認し、「ミサイルは、ほぼ発射直後に爆発した」と明らかにした。
미 태평양함대 사령부는 북한의 미사일 발사 시도를 확인하고 " 미사일은 거의 발사 직후 폭발했다"고 밝혔다.
********
米太平洋艦隊が、こういう「低評価」をしているのであれば、ひとまず安心。上に書いた通り、「元帥様」の自作劇のような気もするが。
<追記4>
日本にとっては危険極まりない、迷惑行為なのだが、「元帥様」、1994年の再現、とはいえストーリーを創造しようとしているような気がする。状況としては、「元帥様」が核・ミサイルで米国を威嚇、怒った米国は航空母艦を中心とする艦隊を朝鮮半島に差し向ける。これまでのところ、ここまでは1994年と同じストーリーだ。
その次が重要なのだが、「元帥様」が「大元帥様達」のやり方をきちんと学習しているのであれば、話し合いに持ち込むことを目指すであろう。結果として、北朝鮮が核で譲歩したにしても、「大元帥様達」と同じことをするだけなので、「全く同じ元帥様」という点からは、全く問題ない。国内向けには、「大元帥様達」の時同様、「米国大統領から降伏書を引き出させた」と宣伝しておけばよいだけである。
ただ、トランプという想定困難な人が米国大統領なので、「元帥様」の想定通りに進むのかどうか。
米国務長官ティラーソンの言葉がトランプの言葉であり、「元帥様」が「大元帥様達」の「対米対決戦勝利」逸話を創造したいのであれば、あり得るシナリオである。
アジアに長く滞在する米副大統領ペンスが、電撃訪朝でもすればよいのだが。こういうことこそが、日本首相がしばしば口にする「対話と圧力」の究極ではないのだろうか。
今思えば、選挙期間中、トランプは、「金正恩が米国に来るなら、会ってもいい」と言っていたのだから。自分では出向かないにしろ、部下を使者にするのは問題ないのではないだろうか。
新浦からの発射なので、SLBMの失敗のような気がするが、前回発射したものと同じであり、米軍が最終的にスカッドとしたミサイルだとすると、2回連続で失敗をしているのはなぜであろうか。
『聯合通信』、「합참 "北, 함남 신포일대서 미사일 발사시도…실패"(2보)」、http://www.yonhapnews.co.kr/politics/2017/04/16/0505000000AKR20170416008500014.HTML?template=2085
米国に圧力を掛けられている中、そして世界が注目する中、「太陽節」翌日に恥をさらすような不完全な発射を「元帥様」は命じるのだろうか。だとすると、敢えて失敗させているような気がしないでもないが。
<追記>
Global Timesによると、『新華社』がミサイル発射を8時38分(日本時間)に報じたようだ。これまでのミサイル発射と比較していないが、『聯合通信』報道直後。
Global Times, DPRK's attempted missile launch failed: JCS, http://www.globaltimes.cn/content/1042596.shtml
<追記2>
「JCS」何の略かと思っていたら、「South Korea's Joint Chiefs of Staff (韓国合同参謀本部)」だった。
<追記3>
『聯合通信』続報。
「美, 北미사일 발사실패 확인…"발사 직후 폭발"」、http://www.yonhapnews.co.kr/international/2017/04/16/0619000000AKR20170416012100009.HTML?template=2085
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米太平洋艦隊司令部は、北朝鮮のミサイル発射の試みを確認し、「ミサイルは、ほぼ発射直後に爆発した」と明らかにした。
미 태평양함대 사령부는 북한의 미사일 발사 시도를 확인하고 " 미사일은 거의 발사 직후 폭발했다"고 밝혔다.
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米太平洋艦隊が、こういう「低評価」をしているのであれば、ひとまず安心。上に書いた通り、「元帥様」の自作劇のような気もするが。
<追記4>
日本にとっては危険極まりない、迷惑行為なのだが、「元帥様」、1994年の再現、とはいえストーリーを創造しようとしているような気がする。状況としては、「元帥様」が核・ミサイルで米国を威嚇、怒った米国は航空母艦を中心とする艦隊を朝鮮半島に差し向ける。これまでのところ、ここまでは1994年と同じストーリーだ。
その次が重要なのだが、「元帥様」が「大元帥様達」のやり方をきちんと学習しているのであれば、話し合いに持ち込むことを目指すであろう。結果として、北朝鮮が核で譲歩したにしても、「大元帥様達」と同じことをするだけなので、「全く同じ元帥様」という点からは、全く問題ない。国内向けには、「大元帥様達」の時同様、「米国大統領から降伏書を引き出させた」と宣伝しておけばよいだけである。
ただ、トランプという想定困難な人が米国大統領なので、「元帥様」の想定通りに進むのかどうか。
米国務長官ティラーソンの言葉がトランプの言葉であり、「元帥様」が「大元帥様達」の「対米対決戦勝利」逸話を創造したいのであれば、あり得るシナリオである。
アジアに長く滞在する米副大統領ペンスが、電撃訪朝でもすればよいのだが。こういうことこそが、日本首相がしばしば口にする「対話と圧力」の究極ではないのだろうか。
今思えば、選挙期間中、トランプは、「金正恩が米国に来るなら、会ってもいい」と言っていたのだから。自分では出向かないにしろ、部下を使者にするのは問題ないのではないだろうか。