「<記録映画>敬愛する金正恩同志を頂き朝鮮少年団創立66周年盛大に慶祝」(2012年6月8日 「朝鮮中央TV」)
「朝鮮中央TV」が金正恩さんの少年団創立66周年関連動画の総集編を伝えた。
http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2012-06-08-11-y.flv
この「総集編」では、金正恩さんが子供たちとより密に接している様子が強調されている。動画の中では、例えば、銀河水管弦楽団の演奏会場で、会場に設置された大型スクリーンに金日成さんが子供と腕を組んで歩く姿などが映し出されているが、私は金日成時代の動画を見る機会はなかったので、金正恩さんと比較することはできない。ただ、金正日さんが子供と親しく接している姿はあまり出てこないようなので、そもそも金正日さんはそういうことをしなかったのか、金正恩さんを金日成さんに重ね合わせようとしているのか、いずれかの理由であろう。この記録映画では、「我らの父、金日成元帥様」(という、タイトルかどうかは分からないが、そういう歌詞が繰り返される)が何回も流されているが、それからすると、金正恩=金日成ということであろうか。
最も驚いたのが、金正恩さんが子供たちと「愛の写真」を撮る場面である。錦繍山太陽宮殿前の広場での撮影であるが、動画では何回も子供たちの前を手を振りながら通り過ぎる金正恩さんが映し出されている。なんともくどい編集だなと思いながら見ていたのだが、思えば金正恩さんが平壌に招待した少年団員は2万人である。だとすると、2万人全員と「愛の写真」を撮るのであろうか。韓国の情報当局では、動画を解析しているはずであるが、私はそこまでやる気がないものの、雰囲気で言うのであれば、多分、2万人と写真を撮っていると思う。下の写真を見て頂きたい。

Source: KCTV,http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2012-06-08-11-y.flv
これは、錦繍山太陽宮殿前の広場であるが、これだけ集まっている。写真に写りきるサイズの塊で撮影をしているようで、動画で確認しても。錦繍山太陽宮殿前の角度が皆違っている。朝鮮人民にとって「愛の写真」が将来の人生や一族郎党にとってどれだけ重要かということは過去記事にも書いたが、それにしてもこれだけの人数の少年団員と写真を撮った金正恩さんには「ご苦労様」と言いたい。
7日にこの写真を撮影したと言うことなので、8日にKCTVで放映、9日にインターネットで海外に配信という速度は実に早い。
http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2012-06-08-11-y.flv
この「総集編」では、金正恩さんが子供たちとより密に接している様子が強調されている。動画の中では、例えば、銀河水管弦楽団の演奏会場で、会場に設置された大型スクリーンに金日成さんが子供と腕を組んで歩く姿などが映し出されているが、私は金日成時代の動画を見る機会はなかったので、金正恩さんと比較することはできない。ただ、金正日さんが子供と親しく接している姿はあまり出てこないようなので、そもそも金正日さんはそういうことをしなかったのか、金正恩さんを金日成さんに重ね合わせようとしているのか、いずれかの理由であろう。この記録映画では、「我らの父、金日成元帥様」(という、タイトルかどうかは分からないが、そういう歌詞が繰り返される)が何回も流されているが、それからすると、金正恩=金日成ということであろうか。
最も驚いたのが、金正恩さんが子供たちと「愛の写真」を撮る場面である。錦繍山太陽宮殿前の広場での撮影であるが、動画では何回も子供たちの前を手を振りながら通り過ぎる金正恩さんが映し出されている。なんともくどい編集だなと思いながら見ていたのだが、思えば金正恩さんが平壌に招待した少年団員は2万人である。だとすると、2万人全員と「愛の写真」を撮るのであろうか。韓国の情報当局では、動画を解析しているはずであるが、私はそこまでやる気がないものの、雰囲気で言うのであれば、多分、2万人と写真を撮っていると思う。下の写真を見て頂きたい。

Source: KCTV,http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2012-06-08-11-y.flv
これは、錦繍山太陽宮殿前の広場であるが、これだけ集まっている。写真に写りきるサイズの塊で撮影をしているようで、動画で確認しても。錦繍山太陽宮殿前の角度が皆違っている。朝鮮人民にとって「愛の写真」が将来の人生や一族郎党にとってどれだけ重要かということは過去記事にも書いたが、それにしてもこれだけの人数の少年団員と写真を撮った金正恩さんには「ご苦労様」と言いたい。
7日にこの写真を撮影したと言うことなので、8日にKCTVで放映、9日にインターネットで海外に配信という速度は実に早い。