「幸福の中で伝える事情-中区域、李チュンフィ女性の家庭を訪ねて-」:帰国した在日朝鮮人一家を訪問、日本の現実に関する誇張や嘘も (2017年3月8日 「朝鮮中央TV」)
8日、「朝鮮中央TV」で放送された、日本から帰国した在日朝鮮人一家の「幸福な」朝鮮での生活と、「苦労だらけ」の日本での生活を紹介する番組。
昨今、大きな問題となっている「託児所」不足問題を、事実を誇張しながらも扱っているところなどがおもしろい。
しかし、一方、本当にそんなことあるのという嘘のような話も出てくる。李チュンフィさん(1号報道をする放送員ではない)の日本での生活が実際にそうだったのかどうかは知るよしもないが、「資本主義社会・日本では」と一般化されては困る。そもそも、社会主義朝鮮の素晴らしさを宣伝するための番組なので、細かなことを言っても仕方がないが、「資本主義・日本」で生活している、しかも30年以上前から生活している人に見られ、日本語字幕を付けられて、朝鮮語が分からない日本人にも見られるということを少しは意識した方がよさそうだ。
特に、途中に出てくる「日本で生活していた頃」を連想される写真は、見事である。何とか事務所の事務所名が全て英文字で書かれており、背景の家は、どうみても朝鮮の田舎の家のように見える。
また、テレビのメーカー名が入っている部分は、テープで隠されている。SONYかPANASONICとでもなっているのだろうか。駐マレイシア北朝鮮元大使もPHILLIPS製テレビの大きな箱を車に積み込んでいたので、PHILLIPS製なのかも知れない。
北朝鮮の「国際婦女節」にちなんだ番組を何か紹介しようと、昨日の「朝鮮中央TV」を見直していたら、こんな番組があった。「2016年12月」に李さんの娘が「元帥様」に手紙を出したとも言っているので、本当に最近撮影された番組なのであろう。
日本語字幕付き。
Source: KCTV, 2017/03/08
昨今、大きな問題となっている「託児所」不足問題を、事実を誇張しながらも扱っているところなどがおもしろい。
しかし、一方、本当にそんなことあるのという嘘のような話も出てくる。李チュンフィさん(1号報道をする放送員ではない)の日本での生活が実際にそうだったのかどうかは知るよしもないが、「資本主義社会・日本では」と一般化されては困る。そもそも、社会主義朝鮮の素晴らしさを宣伝するための番組なので、細かなことを言っても仕方がないが、「資本主義・日本」で生活している、しかも30年以上前から生活している人に見られ、日本語字幕を付けられて、朝鮮語が分からない日本人にも見られるということを少しは意識した方がよさそうだ。
特に、途中に出てくる「日本で生活していた頃」を連想される写真は、見事である。何とか事務所の事務所名が全て英文字で書かれており、背景の家は、どうみても朝鮮の田舎の家のように見える。
また、テレビのメーカー名が入っている部分は、テープで隠されている。SONYかPANASONICとでもなっているのだろうか。駐マレイシア北朝鮮元大使もPHILLIPS製テレビの大きな箱を車に積み込んでいたので、PHILLIPS製なのかも知れない。
北朝鮮の「国際婦女節」にちなんだ番組を何か紹介しようと、昨日の「朝鮮中央TV」を見直していたら、こんな番組があった。「2016年12月」に李さんの娘が「元帥様」に手紙を出したとも言っているので、本当に最近撮影された番組なのであろう。
日本語字幕付き。
Source: KCTV, 2017/03/08