駐マレイシア北朝鮮大使カン・チョルのプロフィール:平壌外大とソマリア国立大に在学、金正男殺害時はマレイシアメディアとパーティ中 (2017年2月23日 「The Star」)
23日、The Starが、駐マレイシア北朝鮮大使カン・チョルのプロフィールを伝えている。
記事によると、カン・チョルは北朝鮮大使としては珍しくメディアにフレンドリーで、昨年の1月(「水素弾完全成功」)と3月(「光明星4号発射」)後に、大使側の要請でThe Star紙とのインタビューを行い、問題のない英語で「ミサイル発射は通常」、「平壌は美しい都市」などの話をしたという。
カン・チョルには2人の子供がおり、平壌外国語大学(1972-73)とソマリア国立大学(1973-76)で学び、北朝鮮外務省中東部に就職したという。
興味深い話は、13日に金正男が殺害されたとき、カン・チョルは、「金日成」の誕生日を祝うために北朝鮮食堂でマレイシアメディアの関係者などを招いてパーティーをしていたとのことである。The Star記事には「金日成」と書かれているが、これは「金正日」、つまり「光明星節」祝賀のパーティーであったはずである。
北朝鮮は、「米軍が北侵して朝鮮戦争を引き起こしたとき、それを隠すために、そして日本に避難させるために米軍の将校は東京でパーティーをしていた」と主張しているが、その系で説明するなら、金正男事件への関与を隠すために、大使は「光明星節」を祝うパーティーをしていたということになる。このパーティーについては、今のところ、北朝鮮は言及していない。
The Star, Kang a N. Korean diplomat with good media relations, Read more at http://www.thestar.com.my/news/nation/2017/02/23/kang-a-n-korean-diplomat-with-good-media-relations/#FJUOlBFMo2XvKGWY.99
記事によると、カン・チョルは北朝鮮大使としては珍しくメディアにフレンドリーで、昨年の1月(「水素弾完全成功」)と3月(「光明星4号発射」)後に、大使側の要請でThe Star紙とのインタビューを行い、問題のない英語で「ミサイル発射は通常」、「平壌は美しい都市」などの話をしたという。
カン・チョルには2人の子供がおり、平壌外国語大学(1972-73)とソマリア国立大学(1973-76)で学び、北朝鮮外務省中東部に就職したという。
興味深い話は、13日に金正男が殺害されたとき、カン・チョルは、「金日成」の誕生日を祝うために北朝鮮食堂でマレイシアメディアの関係者などを招いてパーティーをしていたとのことである。The Star記事には「金日成」と書かれているが、これは「金正日」、つまり「光明星節」祝賀のパーティーであったはずである。
北朝鮮は、「米軍が北侵して朝鮮戦争を引き起こしたとき、それを隠すために、そして日本に避難させるために米軍の将校は東京でパーティーをしていた」と主張しているが、その系で説明するなら、金正男事件への関与を隠すために、大使は「光明星節」を祝うパーティーをしていたということになる。このパーティーについては、今のところ、北朝鮮は言及していない。
The Star, Kang a N. Korean diplomat with good media relations, Read more at http://www.thestar.com.my/news/nation/2017/02/23/kang-a-n-korean-diplomat-with-good-media-relations/#FJUOlBFMo2XvKGWY.99