金正男殺害事件の容疑者マレーシアで女性逮捕:ベトナム籍 (2017年2月15日 「New Straits Times」)
15日のマレーシア新聞New Straits Timesによると、金正男を殺害事件の容疑者としてベトナム籍の女性1名が逮捕されたという。
初めはミャンマー籍と報じられていたが、ベトナム籍のDoan Thi Huon (29)容疑者と。殺害は、金正男がマカオ行きの飛行機に搭乗する直前、布で顔を拭かれたと。死因となった毒物や、殺害された男性が北朝鮮籍、金チョル名義の旅券をを所持していた以外のことは、捜査中としている。マレイシア警察は、殺害された男性が金正男とは公式発表しておらず、現在、男性が保持していたパスポートの真偽について調査中という。
New Straits Times, Kim Jong-nam death: Vietnamese woman arrested at klia2 over probe,
Read More : http://www.nst.com.my/news/2017/02/212683/kim-jong-nam-death-vietnamese-woman-arrested-klia2-over-probe
それにしても、北朝鮮の仕業だとすれば、そして逮捕された女性が犯人だとすれば、どうしてベトナム籍の女性など使うであろうか。そこらの素人を現地、場合によってはその場でリクルートして、実行犯にしたのか。これほど重要な任務を遂行するのに、何の訓練もしていない、事前に襲撃情報をリークするかも知れない、北朝鮮に対する忠誠心もない女性を金で雇って、実行犯にしたのだろうか。
北朝鮮の工作員であれば、脱出に失敗すれば自殺するであろうし、彼に逮捕されても金ヒョンヒ(蜂谷真弓)のように自殺を図るであろう。このベトナム女性はどのように逮捕され、自殺を図ったのであろうか。
北朝鮮の関与を否定するために、無関係の女性を金で雇って実行犯に仕立てた可能性はある。また、現段階では「蜂谷真弓」のように外国籍を偽装しているが、実は北朝鮮の工作員という可能性もある。
また、「元帥様」の命令で暗殺されたと言われているが、なぜこのタイミングで殺害したのだろうか。金正男は比較的オープンに動き回っており、北朝鮮の工作員は手は出さずとも、彼の行動ぐらいは詳細に把握していたはずである。よりによって、「光明星節」にとなると、「元帥様」がよほど金正男を憎んでおり、「将軍様」の誕生75周年前に消したいとでも思ったのであろうか。だが、金正男は、既に「元帥様」の地位を危ぶませるような敵ではなかったと思うが、そうではなかったのだろうか。考えれば切りがないが、これから少しずつ明らかにされて行くであろう。
平壌にあるマレーシア大使館も大騒ぎだと思う。
初めはミャンマー籍と報じられていたが、ベトナム籍のDoan Thi Huon (29)容疑者と。殺害は、金正男がマカオ行きの飛行機に搭乗する直前、布で顔を拭かれたと。死因となった毒物や、殺害された男性が北朝鮮籍、金チョル名義の旅券をを所持していた以外のことは、捜査中としている。マレイシア警察は、殺害された男性が金正男とは公式発表しておらず、現在、男性が保持していたパスポートの真偽について調査中という。
New Straits Times, Kim Jong-nam death: Vietnamese woman arrested at klia2 over probe,
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それにしても、北朝鮮の仕業だとすれば、そして逮捕された女性が犯人だとすれば、どうしてベトナム籍の女性など使うであろうか。そこらの素人を現地、場合によってはその場でリクルートして、実行犯にしたのか。これほど重要な任務を遂行するのに、何の訓練もしていない、事前に襲撃情報をリークするかも知れない、北朝鮮に対する忠誠心もない女性を金で雇って、実行犯にしたのだろうか。
北朝鮮の工作員であれば、脱出に失敗すれば自殺するであろうし、彼に逮捕されても金ヒョンヒ(蜂谷真弓)のように自殺を図るであろう。このベトナム女性はどのように逮捕され、自殺を図ったのであろうか。
北朝鮮の関与を否定するために、無関係の女性を金で雇って実行犯に仕立てた可能性はある。また、現段階では「蜂谷真弓」のように外国籍を偽装しているが、実は北朝鮮の工作員という可能性もある。
また、「元帥様」の命令で暗殺されたと言われているが、なぜこのタイミングで殺害したのだろうか。金正男は比較的オープンに動き回っており、北朝鮮の工作員は手は出さずとも、彼の行動ぐらいは詳細に把握していたはずである。よりによって、「光明星節」にとなると、「元帥様」がよほど金正男を憎んでおり、「将軍様」の誕生75周年前に消したいとでも思ったのであろうか。だが、金正男は、既に「元帥様」の地位を危ぶませるような敵ではなかったと思うが、そうではなかったのだろうか。考えれば切りがないが、これから少しずつ明らかにされて行くであろう。
平壌にあるマレーシア大使館も大騒ぎだと思う。