「<記録映画>敬愛する金正恩同志を頂き父なる首領様誕生100周年を盛大に慶祝」(2012年5月28日 「朝鮮中央TV」)
ウリミンジョクキリにこのようなタイトルの「記録映画」が掲載された。約1時間半のとても長い記録映画であるが、4月15日を前後した金正恩さんの活動を動画で再確認できる。
実は、金正恩さんが第4回次代表者会で第1秘書に推戴され、それと同時に党中央政治局員、政治局常務委員、党中央軍事委員会委員長に就いたのであるが、中央軍事委員会委員長についてはVOAのサイトから入手した党規約上で「総秘書」を「第1秘書」と読み替えて確認できたものの、党中央政治局員と政治局常務委員については何に基づいているのか分からなかった。ただし、「第4次代表者会進行」と題する「朝鮮中央通信」の記事の中で第1秘書以外にもこれら3つの職責に就いたと書かれていたので、その事実だけは確認できていた。
今回、この動画の中のナレーションで、これら3つの職責について「労働党規約と最高指導機関選出細則により」と言っているので、政治局員と常務委員についてはこの「選出細則」によるものであると考えられる。どこかで公開されているのであれば、見てみたいものである。
その他に、この動画には、金日成・金正日銅像の開幕式で、金正恩さんが涙する場面が大きく映し出されている。以前見た動画で、この場面が映し出されたか記憶は曖昧であるが、このブログ内を「金正恩 涙 泣く」などで検索してみたがそれらしい記事が出てこなかったので、もしかするとこの記録映画で新たに公開された映像なのかもしれない。

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=9952
また、金日成さんの若い頃の写真も出てくるが、髪型をまねていることもあり、金正恩さんはお祖父さんによく似ている。よく見ると、眉も剃るなどしてお祖父さんの眉の形に近づけているようでもある。
若き日の金日成さん

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=9952
党代表者会で第1秘書に推戴され手を振る金正恩さん

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=9952
このところ、金正恩さんが遊園地や動物園を視察する動画が多く紹介されており、彼がテーマパーク・フリークのような記事も見受けられるが、その事実如何はともかく、朝鮮少年団創立66周年を記念し、全国各地から飛行機まで動員して2万人の子供たちを平壌に招くという行事が進行中なので、それとの関連もあるのであろう。事実、モランボン遊技場であろうか、テーマパークのアトラクションに乗っている子供たちの姿も「20時報道」で紹介されている。
前にも書いたかもしれないが、私がモランボン遊技場の前を通りかかったとき、稼働している遊戯施設はなく、客の姿も見えなかった。案内員ドンムの説明では、「昼間は人が来ないので、労働者の仕事が終わった夕方から夜にかけて稼働させる」ということであったが、夜にその場所に行かなかったので分からない。確かに、電力が逼迫している中、人も乗っていない観覧車を回し続けるというのは浪費であることは間違いない。
それにしても、やはり地方の子供たちは痩せている。平壌に招待されるくらいの子供なので、家族がそれなりの身分なのであろうが(報道では、平凡な労働者の子供と紹介はするものの)、それでも痩せているので、そうではない子供たちはもっと栄養状態が良くないのであろう。
実は、金正恩さんが第4回次代表者会で第1秘書に推戴され、それと同時に党中央政治局員、政治局常務委員、党中央軍事委員会委員長に就いたのであるが、中央軍事委員会委員長についてはVOAのサイトから入手した党規約上で「総秘書」を「第1秘書」と読み替えて確認できたものの、党中央政治局員と政治局常務委員については何に基づいているのか分からなかった。ただし、「第4次代表者会進行」と題する「朝鮮中央通信」の記事の中で第1秘書以外にもこれら3つの職責に就いたと書かれていたので、その事実だけは確認できていた。
今回、この動画の中のナレーションで、これら3つの職責について「労働党規約と最高指導機関選出細則により」と言っているので、政治局員と常務委員についてはこの「選出細則」によるものであると考えられる。どこかで公開されているのであれば、見てみたいものである。
その他に、この動画には、金日成・金正日銅像の開幕式で、金正恩さんが涙する場面が大きく映し出されている。以前見た動画で、この場面が映し出されたか記憶は曖昧であるが、このブログ内を「金正恩 涙 泣く」などで検索してみたがそれらしい記事が出てこなかったので、もしかするとこの記録映画で新たに公開された映像なのかもしれない。

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=9952
また、金日成さんの若い頃の写真も出てくるが、髪型をまねていることもあり、金正恩さんはお祖父さんによく似ている。よく見ると、眉も剃るなどしてお祖父さんの眉の形に近づけているようでもある。
若き日の金日成さん

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=9952
党代表者会で第1秘書に推戴され手を振る金正恩さん

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=9952
このところ、金正恩さんが遊園地や動物園を視察する動画が多く紹介されており、彼がテーマパーク・フリークのような記事も見受けられるが、その事実如何はともかく、朝鮮少年団創立66周年を記念し、全国各地から飛行機まで動員して2万人の子供たちを平壌に招くという行事が進行中なので、それとの関連もあるのであろう。事実、モランボン遊技場であろうか、テーマパークのアトラクションに乗っている子供たちの姿も「20時報道」で紹介されている。
前にも書いたかもしれないが、私がモランボン遊技場の前を通りかかったとき、稼働している遊戯施設はなく、客の姿も見えなかった。案内員ドンムの説明では、「昼間は人が来ないので、労働者の仕事が終わった夕方から夜にかけて稼働させる」ということであったが、夜にその場所に行かなかったので分からない。確かに、電力が逼迫している中、人も乗っていない観覧車を回し続けるというのは浪費であることは間違いない。
それにしても、やはり地方の子供たちは痩せている。平壌に招待されるくらいの子供なので、家族がそれなりの身分なのであろうが(報道では、平凡な労働者の子供と紹介はするものの)、それでも痩せているので、そうではない子供たちはもっと栄養状態が良くないのであろう。