「2017年新年慶祝、万寿台芸術団三池淵公演」:ディズニーメドレーが凄い、「少年大将」で挟むという心憎さ、北朝鮮の楽曲もパワフルで乗りが良い、「元帥様」もお喜びのはず、<追記>「アーロと少年」ではなかった (2017年1月3日 「朝鮮中央TV」)
3日、ストリーミングの乱れでまともに見られなかった、「万寿台芸術団三池淵公演」に字幕を付けながら見ているところである。
「元帥様メドレー」、「世界漫画映画音楽メドレー」など、「モランボン・功勲国家」公演でガッカリさせられた分を取り返すような、凄い構成となっている。
背景にディズニー映画の画像を出しながら、ディズニーメドレーのように演奏している。スクリーン上部の電光掲示板だけではなく、画面に映画のタイトルをしっかりと出していることも新しい。これだけ、連続でディズニーの映画音楽を流すのは、「モランボン楽団」の初回公演以来だと思う。今、「アリエルの歌」まで聞いたが、「元帥様」、なかなかやってくれる。
楽譜台の「三池淵楽団」のロゴが、ミッキーマウスのロゴに見えてしまうくらいだ。
<追記>
下記の「アーロと少年」については、「ヒックとドラゴン」ではないかというご指摘をコメントで頂いた。楽曲の確認はまだしていないが、背景のスクリーンに出る動画からすると、「ヒックとドラゴン」だと思う。「ヒックとドラゴン」は、英国人作家クレシッダ・コーウェルの原作があるので、ゼロから米国作ということにはならず、「世界名作」のカテゴリーに含まれても不思議ではない。また、2010年に公開されている映画なので、既に北朝鮮でDVD化され、販売されている可能性は充分にある。
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「世界名作」で説明できない曲が含まれている。「竜を飼う少年」と朝鮮語訳されているので、北朝鮮の映画と思いきや、「アーロと少年」だった。拙宅の「芸術家」に聞けば知っているかもしれないが、私はこんな映画を知らなかった。ネットで調べると、米国での公開が2015年11月25日となっており、北朝鮮で既に「世界名作」としてDVDが出回っているにしても、早すぎる。しかも、これは原典がなく、映画として新たに制作されたものなので、ゼロから米国で作られた映画ということになる。これが「世界名作」の扱いをされているとすれば、とても異例な話になる(モランボン公演で演奏された、『ロッキーのテーマ」のような感じか)。
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人魚姫の「Under the Sea」も良い感じで演奏している。指揮者もニコニコし、踊りながら指揮しているし、「モランボン・功勲」のガッカリ公演を200%返ししているような感じだ。
のみならず、メドレーの最後を締めくくる「少年大将より、この地を守る」のアレンジも良い。「漫画映画」の中で使われている曲をより盛り上げた感じ。
結局、1時間5分の動画の中で、約10分間、「漫画映画」メドレーが続いた。「少年大将」で始まり、間にディズニー楽曲を挟み、最後に「少年大将 この地を守る」で締めくくるという、心憎い構成。「元帥様」、ブラボーという感じだ。
こんなに良い感じの「青春賛歌」を聞くのも初めてだ。
「前進する社会主義」も「西部警察のテーマ」のような感じで、とても乗りが良い感じで演奏している。
なんと、「運命の導きの手」は、ピアノの弾き語り。これも見たことがない。実に良い。
「モランボン・功勲」のガッカリ「我々は万里馬騎手」とは比べものにならない、「三池淵楽団」の演奏、これでこそ「万里馬」が跳躍する。
男性歌手が歌う「人情の世界」も味がある。
「元帥様」、完全に観覧すべき公演を間違ったようだ。こちらを観覧していれば、公演終了後「あんな顔」はしなかったはずだ。
Source: KCTV, 2017/01/03
「元帥様メドレー」、「世界漫画映画音楽メドレー」など、「モランボン・功勲国家」公演でガッカリさせられた分を取り返すような、凄い構成となっている。
背景にディズニー映画の画像を出しながら、ディズニーメドレーのように演奏している。スクリーン上部の電光掲示板だけではなく、画面に映画のタイトルをしっかりと出していることも新しい。これだけ、連続でディズニーの映画音楽を流すのは、「モランボン楽団」の初回公演以来だと思う。今、「アリエルの歌」まで聞いたが、「元帥様」、なかなかやってくれる。
楽譜台の「三池淵楽団」のロゴが、ミッキーマウスのロゴに見えてしまうくらいだ。
<追記>
下記の「アーロと少年」については、「ヒックとドラゴン」ではないかというご指摘をコメントで頂いた。楽曲の確認はまだしていないが、背景のスクリーンに出る動画からすると、「ヒックとドラゴン」だと思う。「ヒックとドラゴン」は、英国人作家クレシッダ・コーウェルの原作があるので、ゼロから米国作ということにはならず、「世界名作」のカテゴリーに含まれても不思議ではない。また、2010年に公開されている映画なので、既に北朝鮮でDVD化され、販売されている可能性は充分にある。
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「世界名作」で説明できない曲が含まれている。「竜を飼う少年」と朝鮮語訳されているので、北朝鮮の映画と思いきや、「アーロと少年」だった。拙宅の「芸術家」に聞けば知っているかもしれないが、私はこんな映画を知らなかった。ネットで調べると、米国での公開が2015年11月25日となっており、北朝鮮で既に「世界名作」としてDVDが出回っているにしても、早すぎる。しかも、これは原典がなく、映画として新たに制作されたものなので、ゼロから米国で作られた映画ということになる。これが「世界名作」の扱いをされているとすれば、とても異例な話になる(モランボン公演で演奏された、『ロッキーのテーマ」のような感じか)。
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人魚姫の「Under the Sea」も良い感じで演奏している。指揮者もニコニコし、踊りながら指揮しているし、「モランボン・功勲」のガッカリ公演を200%返ししているような感じだ。
のみならず、メドレーの最後を締めくくる「少年大将より、この地を守る」のアレンジも良い。「漫画映画」の中で使われている曲をより盛り上げた感じ。
結局、1時間5分の動画の中で、約10分間、「漫画映画」メドレーが続いた。「少年大将」で始まり、間にディズニー楽曲を挟み、最後に「少年大将 この地を守る」で締めくくるという、心憎い構成。「元帥様」、ブラボーという感じだ。
こんなに良い感じの「青春賛歌」を聞くのも初めてだ。
「前進する社会主義」も「西部警察のテーマ」のような感じで、とても乗りが良い感じで演奏している。
なんと、「運命の導きの手」は、ピアノの弾き語り。これも見たことがない。実に良い。
「モランボン・功勲」のガッカリ「我々は万里馬騎手」とは比べものにならない、「三池淵楽団」の演奏、これでこそ「万里馬」が跳躍する。
男性歌手が歌う「人情の世界」も味がある。
「元帥様」、完全に観覧すべき公演を間違ったようだ。こちらを観覧していれば、公演終了後「あんな顔」はしなかったはずだ。
Source: KCTV, 2017/01/03