「赤い星3」: root取得、ネットip制約ファイル削除、当ブログも見られるように (2016年12月17日)
「将軍様」逝去5周年中央追慕大会を見ながら、「赤い星3」を再びいじっていた。今日のミッションは、拙ブログを「我が国閲覧機3.5」ブラウザで見ること。
英語で書かれたHPを検索すると、非常にシンプルに端的な情報が書かれている。しかし、こうしたHPを書いている人たちは、朝鮮語は読めないようで、GUI上ではかなり苦労しているようである。しかし、Linuxには精通している人々のようで、コマンドラインからは、バシバシと問題を解決していく。
まず、拙宅のNEC謹製赤い星3号ノートPCは、ネットワークに接続する必要がある。構成を調べてみると、ほとんどのディバイスにドライバーは当たっており、USBポートやEthernetも認識している。しかし、残念ながらオーディオディバイスは認識できておらず、そのため起動時の音が出ないようだ。どこかに音声ファイルが格納されていると思うので、その内容を確認するのは次のミッションにしておく。
Ethernetが認識されているので、あとはネットに接続すれば良いだけである。デフォルトのDHCPのままLANケーブルを接続しても、IPを拾ってこない。

画面をよく見ると「イーサーネット非活性化」と書かれている。これを活性化すれば繋がるのではないのかと思い、枠の下にある歯車をクリックしてみた。すると、「奉仕活性化」という項目があるので、それをクリックする。

しばらく待つと、「イーサーネット活性化」と変わり、左側の点が緑になる。そして、グレーの枠内に拾ってきたIPなどが表示される。

pingを飛ばすと、DNSからは戻ってくる。この際、DNSの外のIPかurlを入れてpingを飛ばしてみれば良かったが、それを忘れてしまった。これで、インターネットには接続されたと思う。早速、「我が国閲覧機3.5」を起動させ、取りあえず「労働新聞」HPにアクセスを試みる。しかし、「検索中」という状態がしばらく続き、「奉仕機(サーバー)を見つけられず」というエラーが出てしまう。

ここで、英語で書かれた関連サイトを読んでみると、どうやら「赤い星3」OSのiptablesの設定で、北朝鮮の特定IPにのみ接続できるようにされているようだ。したがって、このiptablesを削除してしまえば、どこにでも繋げられることになるのだが、これを削除するためには、root権限を取得する必要がある。root権限の取り方もこのページに書かれており、/usr/sbin/rootsetting というコマンドで「取れるようだ」とのこと、早速試してみる。
すると、下の写真のように「Root設定」というウィンドウが出て、「変更するならば、鍵を解除しなければなりません」と出てくる。キーをクリックすると、passwordを入力する画面が出て、ログオンする時と同じpasswordを入れてやると開錠できる。

「Root使用者活性化」にチェックが付いている。

これでrootが取れたと思い、rm /etc/sysconfig/iptables と入力しiptablesの削除を試みるが、アクセスが拒否される。どうやら、上の方法では、rootが取れていないようだ。下の写真は、殲滅戦闘の痕跡。

何かうまくいかないので、昔、使ったことがあるsuコマンドを入れてみた。すると、いとも簡単にrootが取れ、rmコマンドも実行できた。上でやったことがあったのでsuが使えたのか、何もしなくても最初からsuが使えたのかは不明。Linuxのコマンドをきちんと勉強すれば分かるのかもしれないが、目的が達成されたので、それはパスしておく。

<追記>ここで、PCを再起動する必要がある。とても重要。
そして、再び「我が国閲覧機3.5」を立ち上げ、yahoo.co.jpを開いてみる。ブラウザのバージョンの関係から来るエラーメッセージは出るが、iptablesが消えたのでアクセスできるようになった。

yahooで拙ブログを検索し、検索結果をクリックすると警告画面が出た。「本接続は信頼できず」と書かれており、「我が国閲覧機が安全にsearch.yahoo.co.jpに接続しようとしましたが、実際の保安が達成されるのか確認できません。一般的に安全な接続をする時、ウェブホームページは、信頼される認証情報を提供しなければなりませんが、現在のホームページは、そうした確認情報をきちんと送ってきていません。」とあり、続けて「考慮する事項。万一、これまで問題なくホームページを接続してきたのであれば、このエラーは誰かがホームページを攻撃した可能性があるので、接続し続けないことを勧めます。」と書かれている。
こうした機能が「我が国閲覧機3.5」固有のものなのか、「赤い星3」にインストールされている「宝剣」というウィルス対策ソフト(らしきもの)によるのかは追って確認する必要がある。

しかし、直接拙ブログのurlを打ち込んでやると、なぜか、問題なく拙ブログを表示できた。

ノートPCが古いので、動きはモソモソしているが、もう少しパワーのあるPCにインストールすれば、サクサクと動くのではないかと思う。ワイアレスLANディバイスも認識させられれば、もう少し使い道は広がりそうだ。
英語で書かれたHPを検索すると、非常にシンプルに端的な情報が書かれている。しかし、こうしたHPを書いている人たちは、朝鮮語は読めないようで、GUI上ではかなり苦労しているようである。しかし、Linuxには精通している人々のようで、コマンドラインからは、バシバシと問題を解決していく。
まず、拙宅のNEC謹製赤い星3号ノートPCは、ネットワークに接続する必要がある。構成を調べてみると、ほとんどのディバイスにドライバーは当たっており、USBポートやEthernetも認識している。しかし、残念ながらオーディオディバイスは認識できておらず、そのため起動時の音が出ないようだ。どこかに音声ファイルが格納されていると思うので、その内容を確認するのは次のミッションにしておく。
Ethernetが認識されているので、あとはネットに接続すれば良いだけである。デフォルトのDHCPのままLANケーブルを接続しても、IPを拾ってこない。

画面をよく見ると「イーサーネット非活性化」と書かれている。これを活性化すれば繋がるのではないのかと思い、枠の下にある歯車をクリックしてみた。すると、「奉仕活性化」という項目があるので、それをクリックする。

しばらく待つと、「イーサーネット活性化」と変わり、左側の点が緑になる。そして、グレーの枠内に拾ってきたIPなどが表示される。

pingを飛ばすと、DNSからは戻ってくる。この際、DNSの外のIPかurlを入れてpingを飛ばしてみれば良かったが、それを忘れてしまった。これで、インターネットには接続されたと思う。早速、「我が国閲覧機3.5」を起動させ、取りあえず「労働新聞」HPにアクセスを試みる。しかし、「検索中」という状態がしばらく続き、「奉仕機(サーバー)を見つけられず」というエラーが出てしまう。

ここで、英語で書かれた関連サイトを読んでみると、どうやら「赤い星3」OSのiptablesの設定で、北朝鮮の特定IPにのみ接続できるようにされているようだ。したがって、このiptablesを削除してしまえば、どこにでも繋げられることになるのだが、これを削除するためには、root権限を取得する必要がある。root権限の取り方もこのページに書かれており、/usr/sbin/rootsetting というコマンドで「取れるようだ」とのこと、早速試してみる。
すると、下の写真のように「Root設定」というウィンドウが出て、「変更するならば、鍵を解除しなければなりません」と出てくる。キーをクリックすると、passwordを入力する画面が出て、ログオンする時と同じpasswordを入れてやると開錠できる。

「Root使用者活性化」にチェックが付いている。

これでrootが取れたと思い、rm /etc/sysconfig/iptables と入力しiptablesの削除を試みるが、アクセスが拒否される。どうやら、上の方法では、rootが取れていないようだ。下の写真は、殲滅戦闘の痕跡。

何かうまくいかないので、昔、使ったことがあるsuコマンドを入れてみた。すると、いとも簡単にrootが取れ、rmコマンドも実行できた。上でやったことがあったのでsuが使えたのか、何もしなくても最初からsuが使えたのかは不明。Linuxのコマンドをきちんと勉強すれば分かるのかもしれないが、目的が達成されたので、それはパスしておく。

<追記>ここで、PCを再起動する必要がある。とても重要。
そして、再び「我が国閲覧機3.5」を立ち上げ、yahoo.co.jpを開いてみる。ブラウザのバージョンの関係から来るエラーメッセージは出るが、iptablesが消えたのでアクセスできるようになった。

yahooで拙ブログを検索し、検索結果をクリックすると警告画面が出た。「本接続は信頼できず」と書かれており、「我が国閲覧機が安全にsearch.yahoo.co.jpに接続しようとしましたが、実際の保安が達成されるのか確認できません。一般的に安全な接続をする時、ウェブホームページは、信頼される認証情報を提供しなければなりませんが、現在のホームページは、そうした確認情報をきちんと送ってきていません。」とあり、続けて「考慮する事項。万一、これまで問題なくホームページを接続してきたのであれば、このエラーは誰かがホームページを攻撃した可能性があるので、接続し続けないことを勧めます。」と書かれている。
こうした機能が「我が国閲覧機3.5」固有のものなのか、「赤い星3」にインストールされている「宝剣」というウィルス対策ソフト(らしきもの)によるのかは追って確認する必要がある。

しかし、直接拙ブログのurlを打ち込んでやると、なぜか、問題なく拙ブログを表示できた。

ノートPCが古いので、動きはモソモソしているが、もう少しパワーのあるPCにインストールすれば、サクサクと動くのではないかと思う。ワイアレスLANディバイスも認識させられれば、もう少し使い道は広がりそうだ。