沖縄でオスプレイ不時着(ではなくて、墜落):「軍事作戦は、性格上リスク・フリーではない」、「米軍は全てを公表」?、「乗員の命」が先、地上の「けが人」は次 (2016年12月14日)
日本の警察官は規制ラインの外側に立っているだけ。名護市長は、どこまで接近を許されているのだろうか。
規制ラインの中で調査しているのは、米国軍人だけのように見える。米軍の機密保持に配慮した日米地位協定の規定によるものだろうが、追従勢力筆頭だとしても、実に情けない光景だ。
「美しいニッポン」の美しい海を汚されても、黙っているのが「普通の国」なのか。安倍君に聞きたい。
<追記2>
そういえば、勇ましいことを言っている女性防衛大臣は、現地に行かないのだろうか。行ったところで、黄色いテープの内側に入れもらえないから、行っても無駄だと思っているのかもしれない。否、カジノ法案採決に関わる内閣不信任案回避の方が重要なのかな。
<追記>
米国務省定例記者会見より。
****************
質問:オスプレイの事故についてです。沖縄の人々は、墜落、米海兵隊による墜落について心配しています。
QUESTION: Yes, it’s about the Osprey incident. And the fact of the matter is that the people of Okinawa have been concerned by crashes – about crashes from American Marines, so --
報道官:我々もそれについては心配しています。
MR KIRBY: I would say that we’re concerned about those things too.
質問:そうですね。皆、心配しています。しかし、あなたはどのようにこの懸念を払拭するのですか。何か計画がありますか。
QUESTION: I’m sure – I’m sure we all are. But how do you allay those concerns? What are you planning to do?
報道官:これは、国防省に関する事項です。それは否定したくありません。軍事的背景からしても、安全、国防省は安全を極めて重要なものと認識していることは間違いありません。それが最高の懸念事項です。また、軍事作戦は、その正確所、リスク・フリーではありません。事故があった場合、不幸な出来事が発生した場合、はその原因の根底を解明する非常な努力をします。国防省(米軍)は、事故原因を調査します。ここに大きな違いがあるのですが、米軍は調査が終了したとき、調査結果を公開します。全ての政府がそうしているわけではありません。米軍は何が起きたかを公開し、どこに問題があったのかや問題をを公開し、そしてその問題を是正することに努めます。
MR KIRBY: Well, again, this is a better question put to the Defense Department. That said, I don’t want to be dismissive of it. Having come from a military background, I can assure you that we take safety – my colleagues at the Defense Department take safety critically important – of critical importance. It’s a paramount concern. And military operations are inherently not risk-free. When there’s an accident, when there’s a mishap, they work very, very hard to get to the bottom of it. They investigate it. And here’s a big difference: They will talk publicly about those investigation results when it’s over. Not every government out there does that. And they’ll be open about what happened; and if there’s lessons learned, they’ll be open about what those lessons are, and they’ll work to fix them.
沖縄の友人の安全を確保することは、とりわけ飛行作戦中、主要な留意事項であることは間違いありませんし、それをとても重視しています。そうした点からして、今回の出来事は避けることが出来たのかもしれません。そして、米軍は今後、こうした事故が起こらないことに全力を尽くすということも革新しています。こうした事実については、米軍は今回の事故調査結果を公表しますから、沖縄の人々自らが確認できるはずです。米軍はそれを素直に述べ、そこから学んだことを公表します。
What I can assure you that they will assure our friends in Okinawa is that safety is always the primary concern, particularly in flight operations, and that they will look at this very, very seriously. And to the degree it is something that could have been avoided, I can also assure you that they will do everything in their power to avoid it from happening again in the future. And again, they’ll be able to see it from themselves because the U.S. military makes public their mishap investigations. They talk about them openly and they lay out the lessons learned right there for you.
今回の出来事は皆にとって不幸なことであることは明らかですし、今後、航空機の墜落があってはならないと思います。幸い、乗員に死者はなく、地上でのけが人も出ませんでした。しかし、今回の事故から学ぶでしょう。必ずそうするはずです。
So I think while nobody is obviously happy about what happened – we don’t ever want to see an aircraft go down, thank goodness that none of the crew were killed and nobody on the ground was hurt. But they’ll learn from this. They will absolutely learn from this.
Source: US Department of State, Daily Press Briefing, http://www.state.gov/r/pa/prs/dpb/2016/12/265200.htm#JAPAN
***************************
「公開」と言っているが、米軍といえども、軍隊の「公開」など、機密に属さない表面的な部部だけであろう。恐らく、「公開」されたとしても、今言われている、「空中給油訓練中の事故」に多少色が付けられたものであるに違いない。オスプレイの「事故から学ぶ」という割には、オスプレイの事故が多すぎないだろうか。学んでいない証拠なのか、学ぶことが出来ない欠陥軍用機なのであろう。しかし、「軍事作戦は、その性格上リスク・フリーではない」から墜落しても仕方ながないし、「乗員に死者がなく」(こちらが最重要問題)、「地上のけが人」(これは、それ以下の問題)が出なければ、それで良いと言っているように聞こえる。
<追記3>
実は、「朝鮮人民軍第525軍部隊直属特殊作戦大隊」の戦闘員に攻撃されて墜落したとか。だとすれば、確かに「リスク・フリーではない」。訓練で墜落するなら、「特殊作戦大隊」のように、ロープで吊したモックのヘリコプターでも使って訓練をやれば、「沖縄の友人」の安全は100%確保できる。「米帝」海兵隊員が手を滑らせて転落するのは「リスク・フリーではない」から諦めるとして。
規制ラインの中で調査しているのは、米国軍人だけのように見える。米軍の機密保持に配慮した日米地位協定の規定によるものだろうが、追従勢力筆頭だとしても、実に情けない光景だ。
「美しいニッポン」の美しい海を汚されても、黙っているのが「普通の国」なのか。安倍君に聞きたい。
<追記2>
そういえば、勇ましいことを言っている女性防衛大臣は、現地に行かないのだろうか。行ったところで、黄色いテープの内側に入れもらえないから、行っても無駄だと思っているのかもしれない。否、カジノ法案採決に関わる内閣不信任案回避の方が重要なのかな。
<追記>
米国務省定例記者会見より。
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質問:オスプレイの事故についてです。沖縄の人々は、墜落、米海兵隊による墜落について心配しています。
QUESTION: Yes, it’s about the Osprey incident. And the fact of the matter is that the people of Okinawa have been concerned by crashes – about crashes from American Marines, so --
報道官:我々もそれについては心配しています。
MR KIRBY: I would say that we’re concerned about those things too.
質問:そうですね。皆、心配しています。しかし、あなたはどのようにこの懸念を払拭するのですか。何か計画がありますか。
QUESTION: I’m sure – I’m sure we all are. But how do you allay those concerns? What are you planning to do?
報道官:これは、国防省に関する事項です。それは否定したくありません。軍事的背景からしても、安全、国防省は安全を極めて重要なものと認識していることは間違いありません。それが最高の懸念事項です。また、軍事作戦は、その正確所、リスク・フリーではありません。事故があった場合、不幸な出来事が発生した場合、はその原因の根底を解明する非常な努力をします。国防省(米軍)は、事故原因を調査します。ここに大きな違いがあるのですが、米軍は調査が終了したとき、調査結果を公開します。全ての政府がそうしているわけではありません。米軍は何が起きたかを公開し、どこに問題があったのかや問題をを公開し、そしてその問題を是正することに努めます。
MR KIRBY: Well, again, this is a better question put to the Defense Department. That said, I don’t want to be dismissive of it. Having come from a military background, I can assure you that we take safety – my colleagues at the Defense Department take safety critically important – of critical importance. It’s a paramount concern. And military operations are inherently not risk-free. When there’s an accident, when there’s a mishap, they work very, very hard to get to the bottom of it. They investigate it. And here’s a big difference: They will talk publicly about those investigation results when it’s over. Not every government out there does that. And they’ll be open about what happened; and if there’s lessons learned, they’ll be open about what those lessons are, and they’ll work to fix them.
沖縄の友人の安全を確保することは、とりわけ飛行作戦中、主要な留意事項であることは間違いありませんし、それをとても重視しています。そうした点からして、今回の出来事は避けることが出来たのかもしれません。そして、米軍は今後、こうした事故が起こらないことに全力を尽くすということも革新しています。こうした事実については、米軍は今回の事故調査結果を公表しますから、沖縄の人々自らが確認できるはずです。米軍はそれを素直に述べ、そこから学んだことを公表します。
What I can assure you that they will assure our friends in Okinawa is that safety is always the primary concern, particularly in flight operations, and that they will look at this very, very seriously. And to the degree it is something that could have been avoided, I can also assure you that they will do everything in their power to avoid it from happening again in the future. And again, they’ll be able to see it from themselves because the U.S. military makes public their mishap investigations. They talk about them openly and they lay out the lessons learned right there for you.
今回の出来事は皆にとって不幸なことであることは明らかですし、今後、航空機の墜落があってはならないと思います。幸い、乗員に死者はなく、地上でのけが人も出ませんでした。しかし、今回の事故から学ぶでしょう。必ずそうするはずです。
So I think while nobody is obviously happy about what happened – we don’t ever want to see an aircraft go down, thank goodness that none of the crew were killed and nobody on the ground was hurt. But they’ll learn from this. They will absolutely learn from this.
Source: US Department of State, Daily Press Briefing, http://www.state.gov/r/pa/prs/dpb/2016/12/265200.htm#JAPAN
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「公開」と言っているが、米軍といえども、軍隊の「公開」など、機密に属さない表面的な部部だけであろう。恐らく、「公開」されたとしても、今言われている、「空中給油訓練中の事故」に多少色が付けられたものであるに違いない。オスプレイの「事故から学ぶ」という割には、オスプレイの事故が多すぎないだろうか。学んでいない証拠なのか、学ぶことが出来ない欠陥軍用機なのであろう。しかし、「軍事作戦は、その性格上リスク・フリーではない」から墜落しても仕方ながないし、「乗員に死者がなく」(こちらが最重要問題)、「地上のけが人」(これは、それ以下の問題)が出なければ、それで良いと言っているように聞こえる。
<追記3>
実は、「朝鮮人民軍第525軍部隊直属特殊作戦大隊」の戦闘員に攻撃されて墜落したとか。だとすれば、確かに「リスク・フリーではない」。訓練で墜落するなら、「特殊作戦大隊」のように、ロープで吊したモックのヘリコプターでも使って訓練をやれば、「沖縄の友人」の安全は100%確保できる。「米帝」海兵隊員が手を滑らせて転落するのは「リスク・フリーではない」から諦めるとして。