「序列1位は江南女、検索語1位は弾劾」:朴槿恵・崔スンシルゲート事件、北南関係も崔の指示と (2016年11月2日 「uriminzokkiri-TV」)
このところ、uriminzokkiri-TVには、「かけっこ」など(第2弾があるが、こちらはあまりおもしろくない)崔スンシル事件に関する動画がたくさん掲載されている。2日にも、崔スンシルと朴槿恵の関係を扱った動画をアップロードしているが、この中では「ドレスデン宣言」や開城工業団地閉鎖も崔スンシルが「手を付けた」としている。
青瓦台には、秘書室というブレーンが集団の部屋があるのだから、崔もその中に入れておけば、こんな問題にはならなかったはずです。韓国の法律をきちんと読んでいないが、青瓦台の秘書は、大統領に任命されれば誰でもなれるはずである。まあ、崔スンシルと朴槿恵の関係は、両方の父親の時代から続いてきたので、崔を入れるとなれば、マスコミが黙っていなかったのかもしれないが、朴槿恵の支持率が高い時期に入れてしまえば、大きな問題なることなく、入れられたような気もする。
朴槿恵は、首相に野党の大物を起用するなどして、事態を収拾しようとしているが、そうはいかないであろう。すると次にやることは、国民の目を海外に向けさえることである。内政的には、それに成功したのが前大統領の李明博で、政権末期に竹島に上陸して韓国民を喜ばせた。もちろん、その背景には、慰安婦問題を巡る日本との話し合いがうまくいかず、日本に対する苛立ちを募らせていたという事情もあるが、ともかく、大きな事件を引き起こすことなく任期を全うし、現在に至るまで訴追等はされていない(はずである)。
では、朴槿恵はというと、状況的には厳しい。崔スンシルゲートを想定していれば、日本との慰安婦問題妥結などには手を付けなかったはずだが、それは締結済み。それを白紙に戻すという大なたを振るうことはできるが、そんなことをすれば韓国外交の信頼が地に落ちるだけではなく、日韓関係はそれこそ最悪中の最悪の状態に陥る。今、GSOMIA締結に向けた動きもあるが、崔スンシルゲートが落ち着くまでは、進めることはできないと思う。そうなると、第二の竹島上陸という手段はあり得る。竹島については、何も日本と約束をしていないのだし、日本側も韓国大統領が竹島上陸をしたからといって、無関係の慰安婦問題を白紙に戻すことは外交上できない。問題は、第二の竹島上陸で、韓国民がどれほど喜ぶかである。今回は事後措置であり、さらに崔スンシルゲート問題が大きいだけに、竹島上陸ぐらいでは、朴槿恵の支持率は回復しないのかもしれない。日韓関係だけ悪化させるということになれば、韓国財界から見放されることになる。THAAD問題で中韓関係がギクシャクしている中、経済的に日本を切り捨てることはできない。
残るは、「米国のボス」であるが、そのボスも政権末期で、スマホがおもしろくて使い方をよく知らなかったクリントンの支持率よりも、僅かながら米国のドゥテルテのようなトランプ支持率が高まったという報道もある。それこそ、トランプが当選すれば、今までの「米国のボス」のように韓国を扱ってしれなくなるかもしれない(日本にとっても他人事ではないが)。
北朝鮮が近々、「ムスダン」(過去記事に書いたとおり、私は新型エンジンを使ったミサイルで、「ムスダン」とは別物だと思っているが)を発射するという話もあるが、北朝鮮は、特別の事情でもなければ、今は「北風」を吹かせない方が有利であるということは、過去記事に書いたとおりである。とにかく、今の「南朝鮮」情勢は、北朝鮮にとっては有利な状況にあるので、その流れを敢えて変える必要はない。しばらく、様子を眺めていて、自分が気に入らない方向に流れ始めてしまったら、「ムスダン」でもなんでも発射し挑発を再開すればよいだけである。
そんなことを考えながら、この動画を見ていた。日本語字幕付き。
Source: uriminzokkiri-TV, 2016/11/02
青瓦台には、秘書室というブレーンが集団の部屋があるのだから、崔もその中に入れておけば、こんな問題にはならなかったはずです。韓国の法律をきちんと読んでいないが、青瓦台の秘書は、大統領に任命されれば誰でもなれるはずである。まあ、崔スンシルと朴槿恵の関係は、両方の父親の時代から続いてきたので、崔を入れるとなれば、マスコミが黙っていなかったのかもしれないが、朴槿恵の支持率が高い時期に入れてしまえば、大きな問題なることなく、入れられたような気もする。
朴槿恵は、首相に野党の大物を起用するなどして、事態を収拾しようとしているが、そうはいかないであろう。すると次にやることは、国民の目を海外に向けさえることである。内政的には、それに成功したのが前大統領の李明博で、政権末期に竹島に上陸して韓国民を喜ばせた。もちろん、その背景には、慰安婦問題を巡る日本との話し合いがうまくいかず、日本に対する苛立ちを募らせていたという事情もあるが、ともかく、大きな事件を引き起こすことなく任期を全うし、現在に至るまで訴追等はされていない(はずである)。
では、朴槿恵はというと、状況的には厳しい。崔スンシルゲートを想定していれば、日本との慰安婦問題妥結などには手を付けなかったはずだが、それは締結済み。それを白紙に戻すという大なたを振るうことはできるが、そんなことをすれば韓国外交の信頼が地に落ちるだけではなく、日韓関係はそれこそ最悪中の最悪の状態に陥る。今、GSOMIA締結に向けた動きもあるが、崔スンシルゲートが落ち着くまでは、進めることはできないと思う。そうなると、第二の竹島上陸という手段はあり得る。竹島については、何も日本と約束をしていないのだし、日本側も韓国大統領が竹島上陸をしたからといって、無関係の慰安婦問題を白紙に戻すことは外交上できない。問題は、第二の竹島上陸で、韓国民がどれほど喜ぶかである。今回は事後措置であり、さらに崔スンシルゲート問題が大きいだけに、竹島上陸ぐらいでは、朴槿恵の支持率は回復しないのかもしれない。日韓関係だけ悪化させるということになれば、韓国財界から見放されることになる。THAAD問題で中韓関係がギクシャクしている中、経済的に日本を切り捨てることはできない。
残るは、「米国のボス」であるが、そのボスも政権末期で、スマホがおもしろくて使い方をよく知らなかったクリントンの支持率よりも、僅かながら米国のドゥテルテのようなトランプ支持率が高まったという報道もある。それこそ、トランプが当選すれば、今までの「米国のボス」のように韓国を扱ってしれなくなるかもしれない(日本にとっても他人事ではないが)。
北朝鮮が近々、「ムスダン」(過去記事に書いたとおり、私は新型エンジンを使ったミサイルで、「ムスダン」とは別物だと思っているが)を発射するという話もあるが、北朝鮮は、特別の事情でもなければ、今は「北風」を吹かせない方が有利であるということは、過去記事に書いたとおりである。とにかく、今の「南朝鮮」情勢は、北朝鮮にとっては有利な状況にあるので、その流れを敢えて変える必要はない。しばらく、様子を眺めていて、自分が気に入らない方向に流れ始めてしまったら、「ムスダン」でもなんでも発射し挑発を再開すればよいだけである。
そんなことを考えながら、この動画を見ていた。日本語字幕付き。
Source: uriminzokkiri-TV, 2016/11/02