「20時報道より 咸鏡北道北部被害復旧戦線関連報道」:住宅が建ってきたが質は、ガラス輸送は大丈夫か (2016年10月5日 「朝鮮中央TV」)
「朝鮮中央TV」のニュースでは、連日、「咸鏡北道北部被害復旧戦線」の様子を報道している。5日には、かなりできあがってきた住宅の様子、「元帥様」が送ったものと思われるパワー・シャベルが稼働している様子、元山港でセメントを積み込む様子、デソン親善ガラス工場から板ガラスが出荷される様子などが紹介されている。
住宅建設は進んでいるが、とにかく早く建設しなければならないということで、建設された住宅の質はどうなってしまうのかと思ってしまう。この報道でも、どれそれの工程を「1日でやり遂げた」などと言っているが、仮に作業の質を維持しながら速度を速めることができるにしても、コンクリートが固まる時間は短縮できないはずである。昨日、の報道でも、ブロックを積み上げる場面があったが、積み上げるブロックに砂を付けているのか、それともブロック自体が砕けているのか、粉のような物が落ちる状態で積み上げていた。
日本の報道では、必ず避難所の様子が紹介されるが、北朝鮮の報道では、被災者がどこで寝泊まりしているのかということについては、一切報道されない。想像では、被災しなかった家に分散して寝泊まりしながら、昼間は「被害復旧戦闘」に参加しているのであろう。
元帥様が送ったものと思われるパワー・シャベルも写っている。写している時間も比較的長いので、ただのパワー・シャベルではないのだと思う。ともかく、被災地まで運び込めるまで鉄道や道路が復旧したのであれば、「元帥様の人民愛」も届いたということで、よいことだと思う。
元山港では、セメントの積み込みをやっている。積み込むのはいつもセメントで、食糧については言及がない。羅先市からトラックで支援物資を被災地に送る場面もあるが、何を積み込んでいるのかは分からない。4日の「20時報道」だったはずだが、リンゴが被災地に届いたニュースもあった。
中国との合弁で設立された「デソン親善カラス工場」からも、被災地に向けて板ガラスが送り出されている。しかし、列車への板ガラスの積み込みの様子を見ていると、到着までにかなりの板ガラスが割れてしまいそうな気がしてならない。重ねてあるから大丈夫なのかもしれないが、貨車の中では積み込んだ板ガラスの上にたくさんの人が乗っている。
昨夜、日本を通過した台風は、韓国には被害をもたらしたものの、被災地への影響はなかったようだ。
日本語字幕付き。
Source: KCTV, 2016/10/05
住宅建設は進んでいるが、とにかく早く建設しなければならないということで、建設された住宅の質はどうなってしまうのかと思ってしまう。この報道でも、どれそれの工程を「1日でやり遂げた」などと言っているが、仮に作業の質を維持しながら速度を速めることができるにしても、コンクリートが固まる時間は短縮できないはずである。昨日、の報道でも、ブロックを積み上げる場面があったが、積み上げるブロックに砂を付けているのか、それともブロック自体が砕けているのか、粉のような物が落ちる状態で積み上げていた。
日本の報道では、必ず避難所の様子が紹介されるが、北朝鮮の報道では、被災者がどこで寝泊まりしているのかということについては、一切報道されない。想像では、被災しなかった家に分散して寝泊まりしながら、昼間は「被害復旧戦闘」に参加しているのであろう。
元帥様が送ったものと思われるパワー・シャベルも写っている。写している時間も比較的長いので、ただのパワー・シャベルではないのだと思う。ともかく、被災地まで運び込めるまで鉄道や道路が復旧したのであれば、「元帥様の人民愛」も届いたということで、よいことだと思う。
元山港では、セメントの積み込みをやっている。積み込むのはいつもセメントで、食糧については言及がない。羅先市からトラックで支援物資を被災地に送る場面もあるが、何を積み込んでいるのかは分からない。4日の「20時報道」だったはずだが、リンゴが被災地に届いたニュースもあった。
中国との合弁で設立された「デソン親善カラス工場」からも、被災地に向けて板ガラスが送り出されている。しかし、列車への板ガラスの積み込みの様子を見ていると、到着までにかなりの板ガラスが割れてしまいそうな気がしてならない。重ねてあるから大丈夫なのかもしれないが、貨車の中では積み込んだ板ガラスの上にたくさんの人が乗っている。
昨夜、日本を通過した台風は、韓国には被害をもたらしたものの、被災地への影響はなかったようだ。
日本語字幕付き。
Source: KCTV, 2016/10/05