北朝鮮核実験可能性の場所を確認、北朝鮮放送の状況、今回は未公開で対抗か、北朝鮮核実験成功報道、中国は？ （2016年9月9日）
＜追記10＞
結局、平壌時間13時からの放送であったが、「首領様」が登場する「芸術映画」の前編が終わり、2分弱音楽を流してからであった。やはり、映画の内容上、12時だからといって中断することができなかったのかもしれない。
流れとしては、「SLBM水中試験発射で、成功中の成功」、2回の移動式中距離弾道ミサイル発射成功、そしてそれらに装着できる核弾頭が完成したということだろう。今回の実験に使われたのがプルトニウムかウランかは分からないが、「様々な分裂物質の生産」と言っているので、ウランを使った可能性も高い。
中国が、今回の実験にどのように抗議するのかが注目される。習近平の祝電が来なかったのは、過去記事にはG20関連の会議のためと書いたが、もしかすると、中国に実験の事前通告があったからなのかもしれない。
日本語字幕付き。
Source: KCTV, 2016/09/09, 1300PST
＜追記9＞
「朝鮮民主主義人民共和国核武器研究所声明」
「火星」弾道ロケットに装着できる核弾頭の実験成功と。
＜追記8＞
テレビでも報道中。
＜追記7＞
「重大放送」ラジオで放送中。
＜追記6＞
ラジオは、『金日成将軍の歌』、『金正日将軍の歌』と流している。次に「元帥様」関連の歌が続き、1230PSTから何かありそうな雰囲気もある。・・・『金正恩将軍賛歌』がやはり来た。
＜追記5＞
もう一つの可能性は、今、「朝鮮中央TV」で放送している「芸術映画」に｢首領様」が出ているので、中断できないという事情があるかもしれない。
＜追記4＞
平壌時間12時を過ぎるも平常放送。北朝鮮、「核保有国たる我が国が、いちいち、核実験を報告する義務はない」とし、今回の核実験を公開しないつもりなのかもしれない。「オバマ米政権が、あらゆる国に爆発を伴う核実験の自制を要求する国連安全保障理事会決議の草案を全理事国に配布した」（『東京新聞』）こともあり、これに対抗するためにNCNDを貫くつもりかもしれない。もちろん、対内的宣伝にはならないが、国内向けには「核実験をやったと米帝と追従勢力が騒ぎ立てている」と、実施したことを臭わせる宣伝をするのかもしれない。
中国に「確認できない」と逃げ口上を言わせる余地を与える目的もあるかもしれない。
オバマ政権関連の『東京新聞』記事は以下。
「核爆発実験に制裁も 米、安保理へ決議草案配布」、http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201609/CK2016090202000255.html
＜追記3＞
ラジオも12時以降、「重大報道」を予告していない。
＜追記2＞
｢モランボン楽団」の歌に続き、番組予告通りに「追憶に残る映画」を放送中。あるとすれば、平壌時間の12時に映画を中断して、「重大報道」か。ラジオは「モランボン楽団」の歌を流している。
＜追記1＞
平壌時間11時30分の「朝鮮中央TV」放送予告では、実験関連放送予告はない。
**************************
EMSCが、9日0930JSTに北朝鮮でマグニチュード5.2の地震があっと報告した。震源の深度は0kmとされている。
時間的に0930JST、つまり平壌時間0900丁度であり(正確には、00:30:01.1UTC)、深度が0kmということからして、核実験の可能性が濃厚。
EMSC, http://www.emsc-csem.org/Earthquake/earthquake.php?id=529474#summary
Google Earthで確認すると、震源地は咸鏡北道と両岸道の境でこれまでも核実験が行われた豊渓里（プンゲリ）。(41.32 N ; 129.01 E)
Source: Google Earth
拡大すると、土が盛り上げられた跡のようなものが見えるが、撮影は2105年9月。
Source: Google Earth
北朝鮮のテレビとラジオは、まだこの実験について報じていない。
結局、平壌時間13時からの放送であったが、「首領様」が登場する「芸術映画」の前編が終わり、2分弱音楽を流してからであった。やはり、映画の内容上、12時だからといって中断することができなかったのかもしれない。
流れとしては、「SLBM水中試験発射で、成功中の成功」、2回の移動式中距離弾道ミサイル発射成功、そしてそれらに装着できる核弾頭が完成したということだろう。今回の実験に使われたのがプルトニウムかウランかは分からないが、「様々な分裂物質の生産」と言っているので、ウランを使った可能性も高い。
中国が、今回の実験にどのように抗議するのかが注目される。習近平の祝電が来なかったのは、過去記事にはG20関連の会議のためと書いたが、もしかすると、中国に実験の事前通告があったからなのかもしれない。
日本語字幕付き。
Source: KCTV, 2016/09/09, 1300PST
＜追記9＞
「朝鮮民主主義人民共和国核武器研究所声明」
「火星」弾道ロケットに装着できる核弾頭の実験成功と。
＜追記8＞
テレビでも報道中。
＜追記7＞
「重大放送」ラジオで放送中。
＜追記6＞
ラジオは、『金日成将軍の歌』、『金正日将軍の歌』と流している。次に「元帥様」関連の歌が続き、1230PSTから何かありそうな雰囲気もある。・・・『金正恩将軍賛歌』がやはり来た。
＜追記5＞
もう一つの可能性は、今、「朝鮮中央TV」で放送している「芸術映画」に｢首領様」が出ているので、中断できないという事情があるかもしれない。
＜追記4＞
平壌時間12時を過ぎるも平常放送。北朝鮮、「核保有国たる我が国が、いちいち、核実験を報告する義務はない」とし、今回の核実験を公開しないつもりなのかもしれない。「オバマ米政権が、あらゆる国に爆発を伴う核実験の自制を要求する国連安全保障理事会決議の草案を全理事国に配布した」（『東京新聞』）こともあり、これに対抗するためにNCNDを貫くつもりかもしれない。もちろん、対内的宣伝にはならないが、国内向けには「核実験をやったと米帝と追従勢力が騒ぎ立てている」と、実施したことを臭わせる宣伝をするのかもしれない。
中国に「確認できない」と逃げ口上を言わせる余地を与える目的もあるかもしれない。
オバマ政権関連の『東京新聞』記事は以下。
「核爆発実験に制裁も 米、安保理へ決議草案配布」、http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201609/CK2016090202000255.html
＜追記3＞
ラジオも12時以降、「重大報道」を予告していない。
＜追記2＞
｢モランボン楽団」の歌に続き、番組予告通りに「追憶に残る映画」を放送中。あるとすれば、平壌時間の12時に映画を中断して、「重大報道」か。ラジオは「モランボン楽団」の歌を流している。
＜追記1＞
平壌時間11時30分の「朝鮮中央TV」放送予告では、実験関連放送予告はない。
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EMSCが、9日0930JSTに北朝鮮でマグニチュード5.2の地震があっと報告した。震源の深度は0kmとされている。
時間的に0930JST、つまり平壌時間0900丁度であり(正確には、00:30:01.1UTC)、深度が0kmということからして、核実験の可能性が濃厚。
EMSC, http://www.emsc-csem.org/Earthquake/earthquake.php?id=529474#summary
Google Earthで確認すると、震源地は咸鏡北道と両岸道の境でこれまでも核実験が行われた豊渓里（プンゲリ）。(41.32 N ; 129.01 E)
Source: Google Earth
拡大すると、土が盛り上げられた跡のようなものが見えるが、撮影は2105年9月。
Source: Google Earth
北朝鮮のテレビとラジオは、まだこの実験について報じていない。
