「革命の太鼓の音を高く響かせ党大会決定貫徹のための鉱物生産で革新を巻き起こしている」:「革新」的な省エネケーブルカーなのか (2016年9月2日 「労働新聞」)
2日、『労働新聞』で紹介された写真である。拙ブログに、しばしばコメントを下さる方からの情報。
鉱山でトロッコを使って鉱物運搬トラックを上げ下げしているようである。ケーブルをどのように巻き上げているのか分からないが、場所からすると、電気モータではなくディーゼルエンジンだと思う。あるいは、「革新」と言っているので、完全省エネなのかもしれない。つまり、麓に空のトラックを乗せたトラック、頂上に鉱物満載のトラックを乗せたブレーキをかけたトロッコを置き、鉱物満載トラックを乗せたトロッコを押し出すと、空のトラックを重量差で引き上げるという仕組み。麓をある程度の距離フラッとにしておけば、トロッコは自然に停止するのではないだろうか。
安全性や人件費からすれば、効率は良くないはずだが、「突撃隊」の「決死擁護」精神と奉仕精神があれば、可能なシステムなのかもしれない。
写真では、正面にトラックがいて、スロープの下の方でトロッコがすれ違っているように見えるので、上記の仕組みではないような気がするが。仮にディーゼルエンジンをロープ巻き上げに使っていても、燃料効率はこちらの方が良いのかもしれないので、やはり「革新的」なのであろう。チェリョン鉱山にて。

Source: 『労働新聞』、「혁명의 북소리 높이 울리며 당대회결정관철을 위한 광물생산에서 혁신을 일으키고있다. -재령광산에서-」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2016-09-02-0006
鉱山でトロッコを使って鉱物運搬トラックを上げ下げしているようである。ケーブルをどのように巻き上げているのか分からないが、場所からすると、電気モータではなくディーゼルエンジンだと思う。あるいは、「革新」と言っているので、完全省エネなのかもしれない。つまり、麓に空のトラックを乗せたトラック、頂上に鉱物満載のトラックを乗せたブレーキをかけたトロッコを置き、鉱物満載トラックを乗せたトロッコを押し出すと、空のトラックを重量差で引き上げるという仕組み。麓をある程度の距離フラッとにしておけば、トロッコは自然に停止するのではないだろうか。
安全性や人件費からすれば、効率は良くないはずだが、「突撃隊」の「決死擁護」精神と奉仕精神があれば、可能なシステムなのかもしれない。
写真では、正面にトラックがいて、スロープの下の方でトロッコがすれ違っているように見えるので、上記の仕組みではないような気がするが。仮にディーゼルエンジンをロープ巻き上げに使っていても、燃料効率はこちらの方が良いのかもしれないので、やはり「革新的」なのであろう。チェリョン鉱山にて。

Source: 『労働新聞』、「혁명의 북소리 높이 울리며 당대회결정관철을 위한 광물생산에서 혁신을 일으키고있다. -재령광산에서-」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2016-09-02-0006