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    「チョクチョク博士 おもしろい星の世界 第2回」(2012年1月27日 「朝鮮中央TV」)

    普通は、子供向け番組はパスするのであるが、「척척」(チョクチョク)という音が、金正恩さんを称える歌「足音」の中で繰り返し使われているので、もしやと思ってダウンロードしてみた。

    http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=movie2#

    結論からいえば、金正恩さんの足音とは無関係で、どんな質問にでも「「척척:てきぱき」と答えてくれる博士というような感じである。内容は、星座の話、星の動きなどから地球の公転と自転を教えるものである。講師は、金日成総合大学の講座長(学部長?学科長?)で副教授の李先生である。いつも思うことであるが、朝鮮中央TVに登場する先生方は、皆、副教授である。学部長や学科長であれば、教授でも良い気がするし、ましてやテレビに登場するような立派な先生であればなおさらである。朝鮮の大学には教授がいないのであろうか。他に登場するのは、アナウンサーと中学生数人である。朝鮮で中学生を見る機会はなかったが、詰め襟の黒い制服を着ている。私が中学生時代に来ていたものと同じで、違いと言えば朝鮮の中学生が着ているのは、ボタンが黒いことぐらいである。女子中学生もセーラー服ではないが、日本にもありそうな制服を着ている。

    録画取りをした場所は、三大革命展示館の「宇宙館」(名前が違うかもしれないが、失念した)である。実は、ここは訪問したことがあるのだが、フーコーの振り子やロケットの模型、プラネタリウムなどがあった。ロケット模型は、光明星1号、光明星2号、それと計画中の光明星3号、そしてそれらに搭載された人工衛星、銀河1号、銀河2号、計画中の銀河3号が展示されていた。「光明星3号はいつ打ち上げるのか」という愚問を発してみたが、三大革命展示館の案内員ドンム(ガイドさん)は「分からない」と言っていた。朝鮮国際旅行社日本語担当の男性の案内員ドンム2名が同行していたが、私は朝鮮語を解するので、展示館の女性案内員ドンムとは直接朝鮮語で話をした。とても聡明な女性でフランス語と英語が話せると言っていた。万景峰号の模型の前で突然「日本はどうしてこの船を行かせなくしたのですか」と質問されて答えに窮したのを今でも覚えている。

    その後、プラネタリウムを見たが、厚木の子ども科学館で見るような内容であった。私にとっては、朝鮮語で星座をどう呼ぶか勉強になった。おもしろかったのは、プラネタリウム上映最後の部分で、銀河衛星が軌跡を残りながら天空を通過する演出であった。発射された「飛翔体」が宇宙ロケットであれミサイルであれ、人工衛星を軌道に乗せるのに失敗したのは明らかなので、少し気の毒な気がした。そういえば、銀河衛星展示の前で宇宙から流されたという「金日成将軍の歌」が流れていた。

    話がそれたが、冒頭にも書いたとおり、足音と金正恩さんを結びつけるのは深読みで、単なる科学番組であった。番組最後で「皆さんも一生勉強して、国に貢献するような人になりましょうね」とは言っていたが。

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    川口智彦

    Author:川口智彦
    「크는 아바이(成長するオッサン)」

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    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    2021年1月11日から「総秘書同志」
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
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    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.


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