16日、「朝鮮中央TV」で放送された「科学映画」。これまでも、静止画を使いながら「科学映画」は何点か紹介したことがあるが、今回は2015年に製作された比較的新しいものである。BGMも「モラン本楽団」の演奏を使っている。減水剤なるもの、全く知らなかったが、映画で使われる語彙を調べているうちに、日本でも一般的に使われていることが分かった。コンクリートの世界も奥が深い。
日本語字幕付き。
Source: KCTV, 2016/08/16
興味深い映画紹介有難うございます。異分野での翻訳、ご苦労様です。
「減水剤」は、コンクリートの品質と施工に、重要な役目をなしていま。映画の言うとうり、セメントの節約・施工性の向上・強度の早期出現のため、使用されています。新しい技術ではないので、日本などでは、さらに進んだ「混和剤(減水剤などの、混ぜ物の総称)」が使用されています。
映画で見る限り、まだまだコンクリートの質が良くないようですし、「○○○闘争」優先で、安心できない高層ビルのような気がします。
それにしても、こんな特殊な資材を、一般のKCTVで紹介する意図はなんでしょうか?元帥の指示には、技術的にも裏づけがあると、言いたいのでしょね。
早速、コメントありがとうございます。色々な関連ページがあったので、何とか訳すことができました。インターネットがなければ、お手上げだったと思います。
コンクリートパネルを製造している部分で「フレームの回転率を上げ」と翻訳したのですが、これは正しいのでしょうか。コンクリートパネルを作る枠型を効率的に使えるという解釈をしたのですが、正しいのか自信がありません。
北朝鮮の建築資材について、私には知るよしもありませんが、2015年の「科学映画」で紹介しているところからすると、この減水剤生産は、比較的最近始まったのもではないのかと思います。まあ、番組通りの性質であれば、「万里馬速度」にも貢献することでしょう。
「科学映画」では、これ以外にも相当に専門性が高い情報を提供しています。一般人に常識を教えるというよりも、その分野に従事する人に対する教養番組のような気がしています。この辺り、宣伝というよりも、北朝鮮のくそまじめさの表れではないのかと思います。
> 興味深い映画紹介有難うございます。異分野での翻訳、ご苦労様です。
> 「減水剤」は、コンクリートの品質と施工に、重要な役目をなしていま。映画の言うとうり、セメントの節約・施工性の向上・強度の早期出現のため、使用されています。新しい技術ではないので、日本などでは、さらに進んだ「混和剤(減水剤などの、混ぜ物の総称)」が使用されています。
> 映画で見る限り、まだまだコンクリートの質が良くないようですし、「○○○闘争」優先で、安心できない高層ビルのような気がします。
> それにしても、こんな特殊な資材を、一般のKCTVで紹介する意図はなんでしょうか?元帥の指示には、技術的にも裏づけがあると、言いたいのでしょね。
専門用語なので、翻訳は大変でしただしょう。
「フレームの回転率を上げ」は、フレーム=型枠のことでしょう。「減水剤」を使用して、所定の強度を早く出せれば、早く型枠を外して、上階へ転用でき、資材の節約と、工期短縮になります。
ただし、元帥の「万里馬速度」指示が絶対でしょうから、所定の強度など二の次でしょう。
「科学者通り」の高層マンション群にも使用したと思います。
また、専門家にとっては、常識程度の情報ですので(大学などは教えている筈)、元帥の対外的「宣伝」だとおもいます。
コメントありがとうございます。コンクリートボードのようなものを作る映像だったので、型枠なのかなと思い「フレーム」とsていおきました。
確かに「万里馬速度」と品質保証を同時に実現するのはなかなか難しいのでしょうね。今まで、北朝鮮でビルが倒壊したニュースは1度しか見ていませんが、公開されないだけで、他にも発生しているのかもしれませんね。それにしても、どこそこで誰それが処刑されたという話は、脱北者や「協力者」から流れてくるのですが、倒壊したという話は聞いたことがありません。
「減水剤」、技術者は知っているのでしょうが、北朝鮮では、ここ数年で普及し始めた可能性はあると思います。
> 専門用語なので、翻訳は大変でしただしょう。
> 「フレームの回転率を上げ」は、フレーム=型枠のことでしょう。「減水剤」を使用して、所定の強度を早く出せれば、早く型枠を外して、上階へ転用でき、資材の節約と、工期短縮になります。
> ただし、元帥の「万里馬速度」指示が絶対でしょうから、所定の強度など二の次でしょう。
> 「科学者通り」の高層マンション群にも使用したと思います。
> また、専門家にとっては、常識程度の情報ですので(大学などは教えている筈)、元帥の対外的「宣伝」だとおもいます。