「戦勝節慶祝人民軍協奏団音楽舞踊総合公演」:「電子楽団舞台」がよい、ミサイルに書かれた文字 (2016年7月28日 「朝鮮中央TV」)
28日、「人民軍協奏団」の「戦勝節記念公演」が「朝鮮中央TV」で放送された。「人民軍協奏団」公演は、「元帥様」が少し前に観覧したが、その様子は放送されなかった。「戦勝節」の「モランボン楽団公演」を期待したが、こちらはなかったようだ。
「人民軍協奏団」のクライマックス部分では、「元帥様」スペシャルのような曲目を続けて演奏している。しかもその部分は「電子楽団舞台」と名付けられており、それ以前とは楽器構成が変わる。「電子楽団」という呼称は、なんとなく「ポチョンボ電子楽団」を彷彿されるが、音は「ポチョンボ」、演奏は「モランボン」という感じだろうか。
おもしろいのは、『我らは万里馬騎手』の背景に出てくるミサイルに書かれた文字である。ミサイルは4機出てくるが、それぞれに「文明強国」(右横)、「経済強国」(左横)、「科学技術強国」(右手前)、「政治軍事強国」(左手前)という文字が描かれている。北朝鮮が目指す4つの「強国」である。

Source: KCTV, 2016/07/28
ロケットなのかミサイルなのかであるが、弾頭部分が細くなっており「地球観測衛星運搬ロケット光明星」ではなく、「核弾頭運搬ミサイル火星」のようだ。それを示すかのように、歌の終わりでは「火星-10、試験発射成功」を伝える『労働新聞』の画面が出る。

Source: KCTV, 2016/07/28
「万里馬」速度で建設するのは、右から3本半にしておいた方が、人民は幸せだと思う。
曲目に日本語字幕を付けた「金正恩スペシャル」はこちら。
Source: KCTV, 2016/07/28
字幕のないフルバージョンはこちら。『戦争の3年間』など、よい曲が入っている。
Source: KCTV, 2016/07/28
「人民軍協奏団」のクライマックス部分では、「元帥様」スペシャルのような曲目を続けて演奏している。しかもその部分は「電子楽団舞台」と名付けられており、それ以前とは楽器構成が変わる。「電子楽団」という呼称は、なんとなく「ポチョンボ電子楽団」を彷彿されるが、音は「ポチョンボ」、演奏は「モランボン」という感じだろうか。
おもしろいのは、『我らは万里馬騎手』の背景に出てくるミサイルに書かれた文字である。ミサイルは4機出てくるが、それぞれに「文明強国」(右横)、「経済強国」(左横)、「科学技術強国」(右手前)、「政治軍事強国」(左手前)という文字が描かれている。北朝鮮が目指す4つの「強国」である。

Source: KCTV, 2016/07/28
ロケットなのかミサイルなのかであるが、弾頭部分が細くなっており「地球観測衛星運搬ロケット光明星」ではなく、「核弾頭運搬ミサイル火星」のようだ。それを示すかのように、歌の終わりでは「火星-10、試験発射成功」を伝える『労働新聞』の画面が出る。

Source: KCTV, 2016/07/28
「万里馬」速度で建設するのは、右から3本半にしておいた方が、人民は幸せだと思う。
曲目に日本語字幕を付けた「金正恩スペシャル」はこちら。
Source: KCTV, 2016/07/28
字幕のないフルバージョンはこちら。『戦争の3年間』など、よい曲が入っている。
Source: KCTV, 2016/07/28