「朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法を修正・補充」(2012年4月13日「朝鮮中央通信」)
「朝鮮中央通信」が社会主義憲法の修正・補充部分についての解説を配信した。
それによると、「第一に、憲法序文で金正日同志の不滅の国家建設業績を法文化した」とし、金日成さんをこれまで通り北朝鮮の「始祖」、金正日さんを「共和国を不敗の強国に導いてこられた」国家建設者と位置づけ、「金日成同志を共和国の永遠の主席とし、金正日同志を共和国の永遠の国防委員会委員長と」した。このように、憲法序文の中でも金正日さんの業績が「不敗の強国の建設」として、つまり「核保有国」として台頭したということが明文化されたわけである。
「第二に、国家機構部分を修正・補修した」とし、「朝鮮民主主義人民共和国国防委員会第1委員長の職責を新たに規定した」としている。そして第1委員長という職責を新たに設けた理由について「共和国の最高指導者が誰であるかということを明確にし、国家事業全般に関する首領の唯一的指導を確実の保障できる」ようにしたとし、「第1委員長が国家の最高指導者として対内外事業をはじめとする国家の全般事業を総指揮できるよう規定した」というように、事実上、委員長の権限をそのまま第1委員長に委譲したことを示している。
そして「社会主義憲法修正・補充案では、国防委員会第1委員長職制を新たに規定したことに合わせ、憲法第6条第2節の題目と第91条、第95条、100条から105条、107条、109条、116条、147条、156条を整理した」としている。
北朝鮮系のウェブサイト「ネナラ」には憲法条文が掲載されているので、そちらで条文の変更を確認しようと思ったのだが、更新作業中なのか、接続できなくなっている。
それによると、「第一に、憲法序文で金正日同志の不滅の国家建設業績を法文化した」とし、金日成さんをこれまで通り北朝鮮の「始祖」、金正日さんを「共和国を不敗の強国に導いてこられた」国家建設者と位置づけ、「金日成同志を共和国の永遠の主席とし、金正日同志を共和国の永遠の国防委員会委員長と」した。このように、憲法序文の中でも金正日さんの業績が「不敗の強国の建設」として、つまり「核保有国」として台頭したということが明文化されたわけである。
「第二に、国家機構部分を修正・補修した」とし、「朝鮮民主主義人民共和国国防委員会第1委員長の職責を新たに規定した」としている。そして第1委員長という職責を新たに設けた理由について「共和国の最高指導者が誰であるかということを明確にし、国家事業全般に関する首領の唯一的指導を確実の保障できる」ようにしたとし、「第1委員長が国家の最高指導者として対内外事業をはじめとする国家の全般事業を総指揮できるよう規定した」というように、事実上、委員長の権限をそのまま第1委員長に委譲したことを示している。
そして「社会主義憲法修正・補充案では、国防委員会第1委員長職制を新たに規定したことに合わせ、憲法第6条第2節の題目と第91条、第95条、100条から105条、107条、109条、116条、147条、156条を整理した」としている。
北朝鮮系のウェブサイト「ネナラ」には憲法条文が掲載されているので、そちらで条文の変更を確認しようと思ったのだが、更新作業中なのか、接続できなくなっている。