「我が党と人民の最高指導者金正恩同志を朝鮮労働党の最高首位に高く推戴」(2012年4月12日「労働新聞」)
「労働新聞」にこのような記事が出た。記事はまだ読んでいないが、写真を見て驚いた。金正恩さんは、これまで金正日さんが着ていたような「人民服」あるいは「野戦服」姿で静止画や動画に登場していたが、なんとこの記事(web版)で野戦服姿の金正日さんと並び掲載されている写真はスーツにネクタイである。金正日さんがスーツにネクタイ姿で登場した記憶はないが、金日成さんは人民服を着ることもあったものの、スーツとネクタイの着用もしばしばあった。
やはり、金正恩さんは、お父さんよりもおじいさんのイメージで行きたいのであろう。その理由は、朝鮮人民にとって、おじいさんの金日成さんは「建国者」であり「父」であり「神様」であり、そして経済建設を着実に進めたという印象がある一方、お父さんの金正日さんはその全てにおいておじいさんの一段下の格である。こと、人民生活と直結する経済建設については、失政が多かった。
金正恩さんは、二段格下に甘んじることになる金正日さんと「全く同じ」になることを選ばず、金正日さんと同列に並ぶために金日成さんの一段格下を選んだということであろう。
今日の「労働新聞」は読み甲斐がありそうだ。

Source:「労働新聞」、http://www.rodong.rep.kp/InterKo/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2012-04-12-0006
やはり、金正恩さんは、お父さんよりもおじいさんのイメージで行きたいのであろう。その理由は、朝鮮人民にとって、おじいさんの金日成さんは「建国者」であり「父」であり「神様」であり、そして経済建設を着実に進めたという印象がある一方、お父さんの金正日さんはその全てにおいておじいさんの一段下の格である。こと、人民生活と直結する経済建設については、失政が多かった。
金正恩さんは、二段格下に甘んじることになる金正日さんと「全く同じ」になることを選ばず、金正日さんと同列に並ぶために金日成さんの一段格下を選んだということであろう。
今日の「労働新聞」は読み甲斐がありそうだ。

Source:「労働新聞」、http://www.rodong.rep.kp/InterKo/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2012-04-12-0006