「朝鮮で禁煙運動奨励、喫煙率８％以上減少」：「タバコ統制法、「朝鮮では女性はタバコは吸わない」、所構わずタバコを吸う「元帥様」は例外？ （2016年5月4日 「朝鮮中央通信」）
４日、「朝鮮中央通信」に北朝鮮で喫煙率が減少したという記事が掲載された。以下、全文。
朝鮮で禁煙運動奨励、喫煙率８％以上減少
조선에서 금연운동 장려,흡연률 8%이상 감소
朝鮮で国家的関心の中、禁煙運動が奨励されている。
조선에서 국가적관심속에 금연운동이 장려되고있다.
2005年7月20日にタバコ統制法が採択され、この事業に必要な法的土台が作られた。
주체94(2005)년 7월 20일에 담배통제법이 채택되여 이 사업에 필요한 법적토대가 마련되였다.
タバコ統制原則とタバコの害毒性について宣伝、喫煙禁止場所とその対象などを明らかにしたタバコ統制法は、2009年12月と2012年11月に修正・補充された。
담배통제원칙과 담배의 해독성에 대한 선전,흡연금지장소와 그 대상 등을 밝힌 담배통제법은 2009년 12월과 2012년 11월에 수정보충되였다.
国では、葉煙草栽培面積を極力制限する一方、国家承認を受けた単位でだけタバコを生産するようにしている。タバコの箱にタバコが健康を害するという内容を明らかにした警告文とニコチン、タールが含まれる量を必ず表記し、未成年者にはタバコ販売を徹底して禁止するようにしている。
나라에서는 잎담배재배면적을 극력 제한하는 한편 국가승인을 받은 단위에서만 담배를 생산하도록 하고있다. 담배곽에 담배가 건강에 해롭다는 내용을 밝힌 경고문과 니코틴,타르함량을 반드시 표기하며 미성년들에게는 담배판매를 철저히 금지하도록 하고있다.
ここ数年、禁煙運動の効果が顕著に現れている。
최근년간 금연운동의 효과가 뚜렷이 나타나고있다.
保健相の幹部部員、崔スキョンによると、国で2013年、男性喫煙率（朝鮮では、女性喫煙者はいない）は、4年前に比べて８％以上減少した。
보건성 책임부원 최숙현의 말에 의하면 나라에서 2013년 남성흡연률(조선에는 녀성흡연자 없음)은 4년전에 비해 8%이상 감소되였다.
タバコの害毒性と危険性を認識し、タバコと断固として「決別」する人々の数が日々、増えている。
담배의 해독성과 위험성을 깨닫고 담배와 단호하게 《결별》하는 사람들의 수가 나날이 늘어나고있다.
朝鮮は、2005年4月27日、世界保健機構タバコ統制枠組み条約(2003.5.21採択）に加入しており、毎年、世界禁煙の日（５．３１）に際して、多様な行事を行っている。
조선은 2005년 4월 27일 세계보건기구 담배통제기틀협약(2003.5.21.채택)에 가입하였으며 해마다 세계금연의 날(5.31.)에 즈음하여 다양한 행사들을 진행하고있다.(끝)
喫煙率が「８％以上減少」しているならばよいことだ。北朝鮮タバコの箱は、今手元にないが、連休明けに職場に行ったら、上記内容が書かれているか確認してみることにする。
それにしても、「朝鮮では、女性喫煙者はいない」という話はおもしろい。最近の「朝鮮中央TV」の映像には出てこないが、古い「朝鮮芸術映画」の中では、おばあさんがタバコを吸っている場面がある。ただし、若い女性がタバコを吸っているシーンは、「南朝鮮傀儡」や「米帝」と関わりがある、堕落した女性に限って出てくる。例えば、「南朝鮮のスパイ」である下の女性がそうだ。
Source: YouTube, dprknow channel, 2015年11月18日に「朝鮮中央TV」で放送された『＜テレビ連続劇＞保衛者たち 第3部』
タイトルを忘れてしまったが、ある「朝鮮芸術映画」では、「南朝鮮」の米軍基地破壊に向かう特殊部隊が出撃前にタバコを分け合うシーンがある。女性兵士（通信兵）もおり、彼女にもタバコを手渡すが、彼女はもちろん、タバコは口にしない。記憶は定かではないが、記念にとポケットにしまったはずだ。
「タバコ統制法」は、「将軍様」逝去の少し前に改定されているようだが、「元帥様」の時代に入ってからは、手が付けられていない。末期の「将軍様」の喫煙率は、過去の映像をもう一度見ないと思い出せないが、「タバコは健康に悪い」ということで禁煙運動をしたという韓国情報もあったと記憶している。それが、同法が制定された、2005年頃だったのかもしれない。
一方、料理人とVマークで連絡しあいながら、「将軍様」に隠れてタバコを吸っていたという「元帥様」は、所構わずタバコを吸っている。地下鉄車内、病院、学校、食品工場、これらの場所は、「喫煙禁止場所とのその対象」に含まれるはずだが、「元帥様」にはこの法律が適用されないのかもしれない。
しかし、「元帥様」の健康を朝鮮人民が切に願っているのであれば、「元帥様」に対してもこの法律を厳格に適用することを手始めに、「元帥様」も「タバコの害毒性と危険性を認識し、タバコと断固として『決別』」してもらった方がよいはずである。
「元帥様」が一番警戒しなければならないのは、「傀儡一味と米帝」が差し向ける「斬首部隊」ではなく（「斬首部隊」ごときは、「首領決死擁護」の「人民軍」が撃破するであろう）、体重とタバコの本数だと思う（こちらは、李雪主夫人か副部長同志ぐらいしか「決死擁護」できないだろう）。「第7回党大会」を契機に、生活習慣を改めてもらいたいものだ。・・・と、人間ドックでいつも注意されている私が言うことでもないが。
＜追記＞
北朝鮮の他馬鹿の写真を出しておく。
クムスカンサン（錦繡江山）
「注意：タバコは、肺がん及び心臓疾患の基本原因になります。ニコチン0.8mg、タール8mg」
チョンジ（天池）
「タバコを吸うと、健康を害します。ニコチン1.0mg、タール8mg）
上の2種のタバコは、いずれも中朝国境付近の中国農村の売店で偶然、入手したものである。私は、非喫煙者なので、売店の主人が吸い終えた空箱をもらった。北朝鮮のタバコは、中朝国境付近では、土産物屋以外でもこのように流通している。本物か偽物かは判断できないが、北朝鮮製の安価（値段は尋ねなかったが）なタバコの偽物を作る必要もなさそうな気がする。
朝鮮で禁煙運動奨励、喫煙率８％以上減少
조선에서 금연운동 장려,흡연률 8%이상 감소
朝鮮で国家的関心の中、禁煙運動が奨励されている。
조선에서 국가적관심속에 금연운동이 장려되고있다.
2005年7月20日にタバコ統制法が採択され、この事業に必要な法的土台が作られた。
주체94(2005)년 7월 20일에 담배통제법이 채택되여 이 사업에 필요한 법적토대가 마련되였다.
タバコ統制原則とタバコの害毒性について宣伝、喫煙禁止場所とその対象などを明らかにしたタバコ統制法は、2009年12月と2012年11月に修正・補充された。
담배통제원칙과 담배의 해독성에 대한 선전,흡연금지장소와 그 대상 등을 밝힌 담배통제법은 2009년 12월과 2012년 11월에 수정보충되였다.
国では、葉煙草栽培面積を極力制限する一方、国家承認を受けた単位でだけタバコを生産するようにしている。タバコの箱にタバコが健康を害するという内容を明らかにした警告文とニコチン、タールが含まれる量を必ず表記し、未成年者にはタバコ販売を徹底して禁止するようにしている。
나라에서는 잎담배재배면적을 극력 제한하는 한편 국가승인을 받은 단위에서만 담배를 생산하도록 하고있다. 담배곽에 담배가 건강에 해롭다는 내용을 밝힌 경고문과 니코틴,타르함량을 반드시 표기하며 미성년들에게는 담배판매를 철저히 금지하도록 하고있다.
ここ数年、禁煙運動の効果が顕著に現れている。
최근년간 금연운동의 효과가 뚜렷이 나타나고있다.
保健相の幹部部員、崔スキョンによると、国で2013年、男性喫煙率（朝鮮では、女性喫煙者はいない）は、4年前に比べて８％以上減少した。
보건성 책임부원 최숙현의 말에 의하면 나라에서 2013년 남성흡연률(조선에는 녀성흡연자 없음)은 4년전에 비해 8%이상 감소되였다.
タバコの害毒性と危険性を認識し、タバコと断固として「決別」する人々の数が日々、増えている。
담배의 해독성과 위험성을 깨닫고 담배와 단호하게 《결별》하는 사람들의 수가 나날이 늘어나고있다.
朝鮮は、2005年4月27日、世界保健機構タバコ統制枠組み条約(2003.5.21採択）に加入しており、毎年、世界禁煙の日（５．３１）に際して、多様な行事を行っている。
조선은 2005년 4월 27일 세계보건기구 담배통제기틀협약(2003.5.21.채택)에 가입하였으며 해마다 세계금연의 날(5.31.)에 즈음하여 다양한 행사들을 진행하고있다.(끝)
喫煙率が「８％以上減少」しているならばよいことだ。北朝鮮タバコの箱は、今手元にないが、連休明けに職場に行ったら、上記内容が書かれているか確認してみることにする。
それにしても、「朝鮮では、女性喫煙者はいない」という話はおもしろい。最近の「朝鮮中央TV」の映像には出てこないが、古い「朝鮮芸術映画」の中では、おばあさんがタバコを吸っている場面がある。ただし、若い女性がタバコを吸っているシーンは、「南朝鮮傀儡」や「米帝」と関わりがある、堕落した女性に限って出てくる。例えば、「南朝鮮のスパイ」である下の女性がそうだ。
Source: YouTube, dprknow channel, 2015年11月18日に「朝鮮中央TV」で放送された『＜テレビ連続劇＞保衛者たち 第3部』
タイトルを忘れてしまったが、ある「朝鮮芸術映画」では、「南朝鮮」の米軍基地破壊に向かう特殊部隊が出撃前にタバコを分け合うシーンがある。女性兵士（通信兵）もおり、彼女にもタバコを手渡すが、彼女はもちろん、タバコは口にしない。記憶は定かではないが、記念にとポケットにしまったはずだ。
「タバコ統制法」は、「将軍様」逝去の少し前に改定されているようだが、「元帥様」の時代に入ってからは、手が付けられていない。末期の「将軍様」の喫煙率は、過去の映像をもう一度見ないと思い出せないが、「タバコは健康に悪い」ということで禁煙運動をしたという韓国情報もあったと記憶している。それが、同法が制定された、2005年頃だったのかもしれない。
一方、料理人とVマークで連絡しあいながら、「将軍様」に隠れてタバコを吸っていたという「元帥様」は、所構わずタバコを吸っている。地下鉄車内、病院、学校、食品工場、これらの場所は、「喫煙禁止場所とのその対象」に含まれるはずだが、「元帥様」にはこの法律が適用されないのかもしれない。
しかし、「元帥様」の健康を朝鮮人民が切に願っているのであれば、「元帥様」に対してもこの法律を厳格に適用することを手始めに、「元帥様」も「タバコの害毒性と危険性を認識し、タバコと断固として『決別』」してもらった方がよいはずである。
「元帥様」が一番警戒しなければならないのは、「傀儡一味と米帝」が差し向ける「斬首部隊」ではなく（「斬首部隊」ごときは、「首領決死擁護」の「人民軍」が撃破するであろう）、体重とタバコの本数だと思う（こちらは、李雪主夫人か副部長同志ぐらいしか「決死擁護」できないだろう）。「第7回党大会」を契機に、生活習慣を改めてもらいたいものだ。・・・と、人間ドックでいつも注意されている私が言うことでもないが。
＜追記＞
北朝鮮の他馬鹿の写真を出しておく。
クムスカンサン（錦繡江山）
「注意：タバコは、肺がん及び心臓疾患の基本原因になります。ニコチン0.8mg、タール8mg」
チョンジ（天池）
「タバコを吸うと、健康を害します。ニコチン1.0mg、タール8mg）
上の2種のタバコは、いずれも中朝国境付近の中国農村の売店で偶然、入手したものである。私は、非喫煙者なので、売店の主人が吸い終えた空箱をもらった。北朝鮮のタバコは、中朝国境付近では、土産物屋以外でもこのように流通している。本物か偽物かは判断できないが、北朝鮮製の安価（値段は尋ねなかったが）なタバコの偽物を作る必要もなさそうな気がする。
